降って来るもの

写真と散文とぽえむ

心縁を

2020-04-20 22:06:33 | 詩20

       心縁を

 

自分と自分の中のもう幾人かの

僕で無いような僕以外は

ほんとうに

すべては他の人だけれど

それでは余りにも淋しくて

絶えられないほど侘しくて

嗚咽が出るほどの哀しみなので

僕は、僕に纏matuわる僕以外の

心拍を重ねられそうな幾多りの他人と

肉親や兄妹のように

心縁を結んで生きている

そうして、最早そのことは

神縁や仏縁と同質の

必要不可欠な契りとなって存在する

 

何時でもその交わりから

同行一人ではないことの

安寧と恩恵を供与されて

僕は現生にしっかりと生かされている

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夕べの雲行き

2020-04-20 20:30:21 | 

 こんばんは!! 朝明けから少しの間はでしたが、その後たりたり晴れたり曇ったり、落ち着きなく目まぐるしく変化した日曜日のお天気。少し晴れ間の続いた夕暮れ時の”雲行き”をとりましたよ

蒼い唇

東の空デス

ごちゃ混ぜの西の空

   蒼の頬笑み

明日は?

孫が物干しの屋根の下で。何事もなく過ぎた日曜日でした

               04/20 20:30:20 まんぼ

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TIME.Ⅱ.羅針盤

2020-04-20 06:09:08 | 詩20

       TIME.Ⅱ.羅針盤

 

時間は計量カップでは量れないから

TOKIは巻き尺では測れないから

TIMEは秤では計れないから

時間は視力では捉えられないから

TOKIは聴力では聴き取れないから

TIMEは言葉では表現できないから

 

その不可思議の狭間を泳ぐ

それぞれのinochiの物語に

さまざまの仮説が鏤められ

ヒトはそのどれかを

ヒトビトはその幾つかを

羅針盤に航行するしかない

 

彼岸の港に

いつ錨を下ろすかも知れぬ

このtokiの海を

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