此の詩集一巻は
想いを詩の形に構築してしまうと
少し大仰になるかも知れない
”好き”を表現するのに
口に出せばひと言の二文字だが
コトバに変換しようと思えば
方法は百通りだってある
想いを次から次へと積み増して
天辺の結論に到達するように
想いを次から次へと塗り足して
奇蹟のlove色に巡り合うまで
それだから
僕の創出した”あなたe”の
此の詩集一巻は
鏤められたココロを
幾十ページかけて集約し
凝縮し醗酵させ濾過して
そこから滴ったたった一滴の
”好き!!”の詰まった
極上のひと滴なのだ