降って来るもの

写真と散文とぽえむ

手紙

2018-11-27 21:42:24 | 詩16

              手紙

 

ほんとうは

アナタから届くアナタは

手紙がいい

 アナタは嫌うかも知れないけれど

それ以外のものは

やがて消える

 どんなに胸に留めたくても

絶え間なく時間が

それを無の彼方へ押しやる


どんなに素敵だった言葉でも

口にする言葉はきっと

 年月の試練に散華してゆくから

そのときどきの鮮やかさは

イノチを燃やした一期の残滓は

 正しく文字に刻むしかない


千年の風雪に耐えて

甦る木簡の文字のように

 想いを残したいmonoは

言葉を認めてゆくしかない


そこから永遠に

アナタの言葉たちと同じくする

 幸せの漣に恵まれる・・

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心訓抄Ⅱ.44

2018-11-27 16:52:54 | 心訓抄.Ⅱ

               44.悲喜劇


HITOそれぞれに都合があるから

対人関係に於いては

自分の思うがままに成ることは

殆ど、有り得ないことだ

けれど

多くのHomo sapiensは

地位や名誉や貧富や貴賤や

或いは

知力や筋力や美醜や

有ろうことか

男女や老若でさえもを手掛かりに

何もかもが

思うがままに展開すると信じて疑わない

それ故、天狗になり、傲慢になり、不遜になり

その哀しい錯覚が

数多の悲喜劇を演出するのだが

多分、きっと

多くの場合、その見世物は

哀れで侘しい結末の幕になる・・

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心訓抄Ⅱ.43

2018-11-27 13:32:13 | 心訓抄.Ⅱ

              43.一編の詩が


何処に埋もれていた想いが

如何して

 芽吹きだすのか知らないけれど

何処に落としてきた種が

何に触発されて

 芽を出すのか解る由もないけど


突然に閃くものがあって

其処に着床するものがあって

其処から伝道するものを感じて

 僕は急いでライターになる


何時でも手許に置いてある

memo用紙を取り出し

黒色ball penを握っては

 秋空を漂う雲のように

取り止めない茫洋から

言の葉のひとひらずつを採取しては

繋ぎ合わせ

 結び合わせてゆくのだ


其れが何時しか

一編の詩に昇華するときもある・・

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秋とふ季

2018-11-27 06:17:46 | 自然

    ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ 

 昨朝外に出てみると、日の出前の朝焼けの美し色に染まった雲を、随所に鏤めた空がやっぱり綺麗で、今朝も再び「ただ、秋の空を!!」と、家を出た06:30。

予想に違わず美しい空模様に

     

         

夢中でシャッターを押していると

此れに出合う

それから此れに

そこからは血が騒いで、愛しの水玉たちを追いかけることに

    

   

      

彼方此方の一期一会の水玉たちは、僕の時間を忘れさせてくれるのだ

薄曇りの空から

深まってゆく「秋とふ季節」

11/27 06:36 まんぼ



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