My-road
書くことで
僕の道は拓けてゆく
書こうと意思することで
僕の明日を手招きする
僕が確かに僕として
my roadを歩き
僕の未来を紡いでゆくと
宣言することが
僕の書くことかも知れない
僕があなたに語り掛けるのは
ひとりで居ることの
淋しさも理由だが
その訳よりも
交差する心から
自ずと生まれてくる
一杯の言葉たちと
手を組みたいから・・
必要なあなたとのそれは
もはや
必然の縁のようなものだが
その
必須の触れ合いから
僕の情感は
更に更にと磨かれて
何時でも
瑞々しい言葉の漣と出合うのだ
時として
僕の身体を貫いてゆく
滾る奔流となる
歩んできた道の
遠霞のなかに点描する光は
歩いてゆくこの先の
僕の行く道の標となり
その傍に寄り添って
消え難く
実在のあなたが居る
いつか書くことを止めるときまで
my roadはそのように続き
僕の道行は
何時でも幸せな道中になる