『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【867】人は、『言葉』の意味を生きている

2006-12-21 21:47:20 | 思索
このごろ、つくづく考えることは、「言葉のイメージで、他人や自分を判断して、責めてはいけない」ということです。

人間は、『言葉』で生きていることに、気付かなければなりません。(^^;ゞ
一般的に、人間は『言葉』によって傷つき、『言葉』によって救われる存在なのです。

『言葉』には、その人の『こころ』のことです。
『言葉』とは、その人自身のことです。

【人は言葉が財産であるなど、まさか思いもよらない。
しかし、言葉が財産、自分の価値であるということは、その人の話し言葉を聞けば、その人の価値は瞭然だという事実に明らかである。正しい言葉を話す人を、正しい人だと人は判断し、くだらない言葉話す人を、くだらない人だと人は判断する。

人が人を、その「価値」を判断するのは、その話す言葉以外の何ものにもよっていない。
言葉と人は、完全に一致しているのである。】(『知ることより考えること』p85)

★ 言語の違う国に生まれていたら、私は、私ではないと思うのです。
『言葉』とは、自分自身であると思うのです。

ありふれたフレーズですが(笑)、『言葉』を大切にしましょう。

『言葉』を大切にすることは、自分自身を大切にすることですから。(*^_^*)