徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

■ シルクスクリーン研究科 6日目 制作・研究発表

2010年06月26日 | シルクスクリーンプリント講座


シルクスクリーン研究科では
色彩・加飾・インク・紙と
毎回、様々な研究をおこなってきました。

本日は前期最終日です。



しかし
お休み期間を挟む気配は感じられず
受講生の皆さんは制作意欲に満ち溢れ
大量の版作りをされています。



この数週間、
ひとり平均6~7枚
新たな版を作成するという状況です!




***

秋からは、いよいよ
これまでの研究を活かし
作品制作に専念する予定です。



そこで、夏休みの前に
個々に研究成果を発表し
皆でアドバイスしあう場を持ちました。



以下、研究成果の紹介です。



展覧会出品の予定があり
表現しようとすることは決まっています。
今後は版の作り方や色の使い方など
自分のスタイルを確立する段階です。
具体的な目標に向かって
制作に専念して頂きたいと思います。





過去に撮影した写真をシルクスクリーンプリントへ
変換することに取り組まれています。
表現メディアを変換する時に生まれるタイムラグを
コンセプトとして作品を成立させたいとの事。
この取り組みは
徳永写真美術研究所としても研究したいテーマです。
今後の進展が楽しみです!





シルクスクリーン技法に対する情熱を強く持つ作者。
それ故、インクジェットプリントでも
可能な表現でおさまる事のないよう
試行錯誤中です。



様々なプランを持ちながらも
まだ本格的な刷り作業まで進んでいません。
講座メンバー内で
ご本人へのアドバイスに盛り上がりました。





シルクスクリーン研究科では
作品として成立させるまでを目標としています。
秋以降の取り組みにご期待ください。

-追記-
この講座は長い夏休みを設けています。
しかし
休み中も集まって制作したいとの声に応え
“シルク同好会”として
定期的に個人制作を進める会を発足することにしました。

TIPAとしてもこの精力的な動きをうれしく思っています。




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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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