双日など4社、アンゴラで肥料プラント受注 1000億円超の規模
2011.11.15 19:10
双日と住友商事、三菱重工業、東洋エンジニアリングの4社は15日、アフリカ南西部のアンゴラ共和国で、大型の肥料プラント建設工事を受注したと発表した。アンゴラで豊富に産出する天然ガスを原料に、アンモニアや尿素など肥料の原料を製造するプラントを建設する。
食料需給が逼迫する中、アフリカは、米国やブラジルに次ぐ穀物の生産国として期待されている。肥料を製造することで穀物生産量を増やし、食料の安定供給につなげるのが狙いだ。
肥料プラントは、アンゴラの首都ルアンダから北に約300キロメートルのザイーレ州ソヨに建設。12年に着工し、15年末の生産開始を目指す。受注総額は1000億円を超える見込みだ。1日の生産能力はアンモニアが2000トン、尿素が1750トンで、サハラ以南のアフリカ地域の肥料製造プラントとして最大規模になる。
プラントの発注者はアンゴラの地質鉱山工業省(MGMI)。三菱重工がアンモニアプラントを、東洋エンジニアリングが尿素プラントをそれぞれ担当する。
アンゴラはアフリカの穀物生産の中心の1つ、02年までの内戦以前はアフリカ有数の農業国であった。アンゴラは石油輸出気候の加盟国、原油輸出を中心に、01~10年までのケイザイ成長率は、年率、11.5%を達成、化学工業の建設は、石油産業の垂直化をもたらし、雇用を高める、
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