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24951、丸紅、米、ガビロン買収、10億$引下げ、前段、中国企業と提携?

2013年06月11日 20時42分14秒 | thinklive

 ガビロン買収は、その前段の、中国企業,山東六和との強力な提携構築を考慮すべきであろう、この提携の延長上にあると思われる、ガビロン買収が、何故、ガビロン側ではなく、中国政府側から否定されたのか、政権交代によって、前政権下の了解事項が変更されたのか?

推測の1つに買収承認の条件に、中国商務省が、中国向け大豆輸出.販売業務の統合禁止など3条件を付けたことが影響した?

であれば、中国企業との提携の基本である、インテグレーションの禁止と言うことで、買収の意義が根本的に変わりかねない?そこまで立ち入った推測はリスクでもありかねない?

丸紅の発表はガビロンと買収価格引下げに合意した、日経の報道では、幾くつかの関係者の推測を報じているが、納得できない感がある、

中国最大級の農牧企業である山東六和集団との戦略提携に関する件
丸紅株式会社
2010年11月2日

 丸紅は、中国最大級の農牧企業である山東六和集団有限公司(以下、六和集団)と戦略提携に関わる覚書を締結し、六和集団が有する多岐にわたる飼料畜産業、食品加工業及び関連事業において戦略的提携関係を構築することで合意致しました。

六和集団は、1995年設立の中国最大級の農牧企業で、飼料、畜産、食品加工分野で多岐にわたる事業を中国山東省を中心に展開しています。傘下には、約300社の企業、約5万人の従業員を有し、飼料事業では傘下会社121社(年間 11百万トン生産、中国全体生産量の約10%)を保有、食鳥処理事業では47社を保有し、中国最大の処理能力を誇っています。
六和集団は、現在の事業規模を今後5年間で倍増する方針を掲げており、海外企業との提携強化を推進中で、今回の丸紅との合意に至りました。

丸紅は、現在遂行中である中期経営計画「SG-12」において、穀物・流通・トレード分野を重点分野と位置付け、今後飼料、畜産、食品分野で需要拡大が予想される中国市場を重点地域とし取組を強化しています。今回の戦略提携の柱は、六和集団の有する飼料畜産事業への参画検討、大型飼料工場建設と穀物サイロの共同事業化の検討、関連事業分野での共同事業化の検討、穀物並びに食肉の中国向け輸入取引の推進などです。また両社の関係強化の一環として、定期的な人材、関連技術、企業文化の交流を更に推進し、両社の人材強化、技術力向上を図り、WIN-WINの関係を構築していく方針です。

今回の戦略提携により、丸紅は六和集団と中国での飼料畜産インテグレーション事業を展開し、中国内需拡大への対応を図ると共に、丸紅が持つ世界的な穀物・飼料原料の調達ネットワークを活用した中国向けトレードを拡大していく方針です。また両社がもつ幅広い事業分野での強みを活かし、海外での飼料畜産事業の展開も検討していきます。

山東六和集団の概要
社   名     : 山東六和集団有限公司
本社所在地  : 中華人民共和国 山東省 青島市
設   立     : 1995年
資 本 金    : 5.2億人民元
事 業 内 容    :  配合飼料・畜産事業、食肉・食品加工事業、動物医薬品販売、
                       金融保証事業等 


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