*公明党が賛成とはオドロキ?
自民、公明両党は三十日、特定秘密保護法に関する政府の運用を監視するため、衆参両院にそれぞれ常設の「情報監視審査会」を置く国会法改正案を衆院に提出した。国会議員の身分や国会内の組織に関する法案は野党も含む全会一致が原則。与党は今国会中の成立を優先し、異例の与党のみの提出を決めた。
審査会は議員八人の委員で構成。政府に運用改善を勧告できるが、強制力はない。監視機関をめぐっては、自公間の隔たりが大きかったが、秘密保護法が十二月に施行されるのに間に合わせるため、自民が公明に譲歩し、与党案を作成。全党による共同提出を目指し野党に協議を呼び掛けた。
しかし、応じたのは日本維新の会とみんなの党、結いの党のみで、民主党など他の野党は「チェック機能が不十分」などとして、協議を拒否。共同提出には維新とみんなが前向きだったが、両党が求めた審査会委員の増員で折り合うことができず、与党のみで提出した。
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