THINKING LIVE シンキングライブ

シンキングライブは経済情報サイト
矢野雅雄が運営しています。

21080、太陽光発電、13年度、400万kw、14年、500万kw、12年以降、1150万kw

2013年03月09日 17時14分39秒 | thinklive

*太陽光発電、12年以降の3年間に1150万kw、原発,11基分の電力が創出される、原料は無料だ、ドンナに高くても国内に落ちる金、しかも事故リスクはミニマムだ、原発事故がもう一度発生すれば、この国が滅びかねない?

13年度の太陽電池の国内出荷量は11年度の2.8倍へ

 太陽光発電システム需要の継続性を考える場合、2013年度以降の買い取り価格が大きな影響を与えることになるのは間違いない。いちよし経済研究所では2013年度が36~38円/kWh程度、2014年度は30~34円/kWh程度に引き下げられるとの想定を基に、2012年度の太陽光発電設備市場(太陽電池セル・モジュール国内出荷ベース)を2,500MW(住宅用1,700MW、非住宅用800MW)、2013年度4,000MW(住宅用2,000MW、非住宅用2,000MW)、2014年度5,000MW(住宅用2,200MW、非住宅用2,800MW)と予想している(図表2参照)。

 

国内需要拡大で期待の分野、パネルは海外からの輸入が伸びる、パワコンが期待できる

 

 太陽光発電システムの構成要素として太陽光パネルは大きいが、国内パネルメーカーの収益機会は大きくないと考えられる。海外製の安価な太陽光パネルの輸入が増加しているからである。

 

 一方、パワーコンディショナーについては、日本メーカーも期待が持てる情勢である。パワコンとは、太陽光発電システムなどで発電された直流の電気を交流に変換する装置。太陽光発電システムの導入コストのうち1割程度を占め、住宅用(4 kW程度)では1台10~15万円程度(メーカー出荷時)だが、メガソーラーなど非住宅用の大型パワコンでは1台当たり数百万円程度かかる。

  パワコンの国内市場は、住宅用を中心に350億円程度(2011年度)だったと推測される。しかし、2012年度以降は住宅用が堅調に拡大することに加えて、非住宅用が大きく拡大することから、2014年度に1,000億円程度(住宅用400億円強、非住宅用600億円弱)が見込まれる。

 パワコンは太陽光パネルとは違い、輸入製品の納入実績はこれまで少ないが、(1) システム全体に占めるコストウエイトが相対的に低い(2) 事故発生率が比較的高く、安全にたいする信頼性の観点から実績が物を言う――などが需要拡大を期待する理由と考えられる。

 住宅用パワコンでは「田淵電機」と「オムロン」が先行しており、「パナソニック」や「三菱電機」が続いている。今後の急拡大が予想される非住宅用パワコンでは数多くのメーカーが参入しているが、「日新電機」、「ダイヘン」、「三社電機製作所」など中堅メーカーにもビジネスチャンスが広がっている。特に今夏以降はパワコンメーカーへの引き合いが強まっており、メガソーラー向けだけでなく、キロソーラー向け(特に10~50k W程度の低圧用)の数も非常に多くなっている模様である。メーカー各社とも生産体制拡充に動いており、今後は収益拡大要因として期待される。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿