中国の鉄道投資減速、来年は15%減 安全対策に重点
2011.12.24 15:31
24日付の中国各紙によると、中国の盛光祖鉄道相は23日、北京で開かれた全国鉄道工作会議で、来年の鉄道部門の固定資産投資を5千億元(約6兆2千億円)とし、うち鉄道建設には4千億元を充てる方針を明らかにした。鉄道建設に対する今年の投資額は4690億元の見込みで、来年は約15%の減少となる。
2010年の鉄道建設投資は7090億元だったが、2年続けて大幅なペースダウン。浙江省で今年7月に大規模な高速鉄道事故が起きたことなどから、急速な拡大を続けてきた鉄道建設の重点を安全対策に置き、事故再発防止に努めたい考えだ。
鉄道工作会議に出席した張徳江副首相は、安全確保とサービス向上の重要性を強調した。(共同)
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