【北京=多部田俊輔】丸紅は中国国有石油大手、中国石油化工集団(シノペックグループ)と共同でカザフスタン西部の大型製油設備を受注した。受注額は17億ドル(約1300億円)。カザフなど新興国は中国企業のコスト競争力などを評価するが、中国の影響力拡大を警戒しており、日本企業の参画による歯止め効果を期待している。新興国市場を日本と中国の企業が共同開拓する動きが広がりそうだ。
丸紅が受注したのは、カザフ国営のカザフ内ガスが運営する最大ノアティラウ製油所向け設備、原油精製後の廃油を再処理してガソリンなどを取り出す設備で,15年末の稼動を目指す、17億$と言う規模は丸紅のプラント受注では最大、
シノペックグループのシノペックエンジニアリング。カザフのプラント建設会社、カズストロイサービスと共同受注、シノペックが設備全体の設計や機器の調達、丸紅が機器の物流、など分担する、中国企業と日本企業の提携で世界へ進出することは、むしろ歓迎されている、中国の価格パワー、労働力と日本の技術ロイヤリティ、あるいは」ロイヤリティの組み合わせはシナジーを持っているからだ、
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