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デンソーは、ICT関連機器・測量機器の技術商社の岩崎と提携、ドローン使用の測量新事業展開、

2018年04月16日 17時56分23秒 | thinklive

株式会社デンソーは、ICT関連機器・測量機器・計測器を販売する技術商社の株式会社岩崎(本社:北海道札幌市、代表取締役社長 古口 聡)に出資、共同で新事業展開、

今回出資した岩崎は、建設土木業界において少子高齢化による労働力不足が社会課題となっている中、その解決策として国が推進する「i-Construction」において、UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)を用い、上空から撮影した画像を基に3次元測量データ作成し土量を解析するなど、早くから先進技術を導入したトータルソリューション(空撮・3D図化・解析)として提供してきました。

デンソーは、これまで産業用UAVの技術開発を行い、測量や橋梁点検の実証実験を積み重ね、姿勢安定性・耐風性などの機体性能と、AIを活用した画像解析技術の向上に取り組んできました。

今回の出資を通じて、機体の飛行性能の優位性を生かした高効率な測量と橋梁を中心としたインフラ点検のソリューション事業の開始に向けて、岩崎との協力体制を構築していきます。

デンソーはこれからも自動車のエレクトロニクス技術やロボットシステム技術を活用して、安全・安心な社会に貢献できる製品やシステム、ソリューションを開発・提供していきます。

<岩崎の概要> 

1.社名

株式会社岩崎

2.所在地

札幌市中央区北4条東2丁目1番地

3.社長

代表取締役 社長執行役員 古口 聡

4.設立年月

1947年12月

5.資本金

2億9999万円

 デンソーは10日、ドローンを使った測量事業に2018年度にも参入すると発表した。測量機器販売の岩崎(札幌市)と資本業務提携し、上空から撮影した画像をもとに土の量などを解析して顧客に情報を提供する事業を展開する。建築や土木業界では人手不足感が強く、ドローンを使った技術で省人化の需要を取り込む。

 デンソーは測量事業の開始に向け、このほど岩崎に約1億5000万円を出資した。出資比率は5%強の見込み。

 デンソーは全地球測位システム(GPS)が使えない環境でも自動飛行できるなど、高性能の産業用ドローンの開発を進めている。自動車開発で培った技術をもとに人工知能(AI)を活用した画像解析技術にも強みを持つ岩崎は上空から撮影した画像をもとに3次元測量データを作成して土量などを解析する技術に強みを持つ。両社のノウハウを合わせ、測量事業を展開していく。*日経

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