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20755、日揮社員、内部通報者?下請企業のコック!アルジェリア高速道路問題!

2013年01月22日 04時18分57秒 | thinklive

*仏軍のマリ侵入が事件の発端?今後、アフリカがアフガン化する可能性が高くなった?アフリカ全土に擾乱が連鎖的に発生する?日本の進出もより困難に?

*いかにも日揮社員のような見出し、いずれにしても、施設内要員でとの連携が無ければ起きない事件!

日揮関係者2人を取り調べ=犯人に情報提供容疑―アルジェリア人質事件
時事通信 1月22日(火)2時32分配信
 【カイロ時事】アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きた人質事件で、アルジェリア治安当局者は21日、時事通信に対し、プラント建設大手「日揮」のアルジェリア人関係者2人について、犯行グループのイスラム武装組織に情報を提供していた疑いで、取り調べていることを明らかにした。
 地元紙シュルークも同様の内容を報じており、容疑者2人は、施設の調理場で働くアルジェリア人労働者。ほかに英石油大手BPの4人とアルジェリア国営石油・天然ガス企業ソナトラックの5人の計11人を取り調べている。
 日揮関係者が犯人側に情報を提供していたことが事実なら、周到に準備された計画的犯行の裏付けとなる。ただ、日揮の遠藤毅広報・IR部長は「(同社に内通者がいたとは)全く認識していない。日揮のコックが聴取されていると表現されていたが、下請け会社のコックだ」と否定した。 

 アルジェリア東西高速道路

*中国中信集団は中国政府出資の最大の政府投資ファンド、

アルジェリア公共事業省が工区を3分割して国際競争入札に付した結果、日本と中華人民共和国のそれぞれの共同企業体が落札、着工に至った。

東工区(チュニジア国境から西へ約400km):COJAAL(鹿島、大成建設、西松建設、ハザマ、前田建設工業、伊藤忠商事JV)
中工区(東工区から西工区の区間、約440km):CITIC・CRCCJV(中国中信集団公司、中国鉄道建築総公司)
西工区(モロッコ国境から東へ約360km):CITIC・CRCCJV(中国中信集団公司、中国鉄道建築総公司

 アルジェリアの高速道路建設が頓挫、鹿島が被る巨額損失

2010年12月15日

 鹿島など日本の大手ゼネコンが、新たに数百億円規模という、巨額損失計上のリスクにさらされている。北アフリカの資源国、アルジェリアの東西を横断する高速道路建設をめぐる、発注者との契約トラブルが原因だ。

 工事は2006年10月に着工。完成は当初、今年2月のはずだった。いったん8月22日に延長したものの、それも間に合わず、発注者であるアルジェリア高速道路公団との交渉に入っている。共同企業体スポンサーの鹿島によると、工期の延伸や工事の追加変更、遅延するアルジェリア側の支払いをどう促進するか、などが焦点だ。「早く決着するに越したことはないが簡単ではない」(鹿島幹部)。

 そもそもアルジェリアの高速道路とは、日本のゼネコンが海外で受注した過去最大金額のプロジェクトだ。約3410億ディナールは円換算で5400億円にも上った。日本側が担当する東工区は全長399キロメートルに及ぶ。共同企業体は5社で、推定出資比率は、鹿島と大成建設が各37・5%で、ともに筆頭である。

 工事は現状、引き渡した半分を含めて7割が完成。「残り3割の完成は11年中に可能」という声もあるが、楽観的だろう、未完成部分を仕上げないと、取りっぱぐれのリスクが大きすぎる」(市場関係者)。

 ここまで工期が延び、追加損失が発生しそうな要因は、治安悪化や商慣習の違いのほか、鹿島自身の判断の甘さがある。現地は地盤がもろく、得意の耐震性に優れたハイテク施工は役立たなかった。トンネルだけで14本あるのに、「事前に詳細な地質調査をせず乗り込んだから驚きだ」(道路会社幹部)

前期には鹿島や大林組がドバイの鉄道工事で赤字が表面化。同じドバイの建築工事で失敗した大成や清水建設を含め、日本のゼネコンが海外で“大火傷”をする大型案件が後を絶たない。



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