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オリックス、アリババの支払い決済国内展開、中国からの訪日客の倍増を予想、支払い端末はリース商品、

2016年05月24日 13時32分03秒 | thinklive

15年の訪日外国人観光客数は1973万人で過去最高を記録したが、このうち中国からは約499万人であり、4月に訪れた中国人観光客は14年の2倍超の40万人だった[12]

訪日客が日本滞在中に買い物や宿泊、飲食などに使った消費額を国・地域別で見ると、中国が1位で同約2.5倍の1兆4174億円。中国人観光客による「爆買い」が統計からも裏付けられた形だ。2位が台湾で同47%増の5207億円、3位が韓国でーーー

オリックスは中国のアリババ集団の「支付宝(アリペイ)」を日本国内で本格的に展開する。中国などで4億5000万人以上が利用するスマホ決済サービスを導入することで、増え続ける訪日中国人の決済に使えるようにする。国内金融機関では初の取り組みとなる。

 アリペイはスマホの画面に表れる認証用のバーコードをレジで示し、店員が専用端末を使って読み取るだけですぐに買い物の支払いが終わる決済サービスだ。手軽さから中国の若者を中心に利用が急速に広がっている。年間の決済額は数十兆円に達するという。

 オリックスは全国の支店のネットワークを生かし、アリペイを新たに導入する店舗を増やす。専用端末は性能によって数万円から30万円程度で、リースを使って初期費用を抑えられる。中国人訪日客に人気の百貨店のテナントやドラッグストア、免税店などを中心に営業をかける考えで、すでに複数社が導入を決めているという。年間で数百億円の決済額を得ることが当面の目標となる。

 顧客が手軽に使えるだけでなく、店の側にも利用手数料が低かったり、販売促進のためのキャンペーンを打ちやすかったりといった利点がある。*日経


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