*国家レベルの作り話が蔓延している、要注意時代!
*この受注に付いて、日経は報道の最後に、”同案件は日本勢も受注を目指したが、韓国が競り落とした経緯がある。原発メーカーにとって運営権獲得は事故などによる巨額賠償リスクを抱え込むことにもなる。ただ新興国は人材が乏しく、運営に参画しないと受注が難しくなっている。”と付け加えている、
韓国は原発関連人材を1000人、UAEに派遣する、というが、韓国に1000人もの原発余剰人材がイルというハナシも荒唐無稽の類い、である、ボクは記憶している、
*以下の記事の出所はIT、日経と照合して内容を確認したので掲載したが、掲載名記載を失念、
韓国電力が60年間、アラブ首長国連邦の4基の原子力発電所を運営する事業に参加する。これら4基の原発は2009年から韓電が建設している。
韓電は「20日、アブダビでアラブ首長国連邦原子力公社と原発運営事業に対する投資契約を締結し、運営権を確保した」と発表した。韓電はこの事業のために作った法人に9900億ウォン(9億ドル=約910億4千万円)を投資し、18%の株を保有する共同運営事業者となる。
今回の契約で韓電は、現在アラブ首長国連邦のパラカ地域に建設している1400メガワットの原発4基(計5600メガワット)を20年から2080年まで共同運営する。韓電はこれによる売り上げを54兆ウォン(494億ドル=約5兆円)と予想している。韓電は2009年、アラブ首長国連邦の原発4基を21兆ウォン(約1兆9千億円)で受注し建設中であり、2017年から2020年までに順次完工する計画だ。今年7月には韓国水力原子力がアラブ首長国連邦原子力公社と原子炉の運営のための1兆ウォン(919億6千万円)規模の契約を結んだ。また、韓電と韓電KPSは首長国連邦原子力公社と原発整備人材約1千人を10年間派遣する契約を追加締結する予定だ。*キム・ギュウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
*ネット検索で以下の記事があった。韓国連合の原発建設の受託事態に大きな疑問が付着、奇怪至極な契約と言われてきた、その奇怪を延長させ、事実としての受託であることを証明するために、新しく受注を受けた、と、報道した、呆れてものが言えない、ということわざがあるが、その通りとしか言い様がない、
以下の記事は韓国経済終わりの始まり②のラスト部分である。記事は原発受注公式発表以前のものであるが、公式発表と全く同内容である。小生の友人UAE高官の話を記述している。
...当初有力だったのはフランス、日本は提示金額で大きな差があった。ところが韓国が日本の半額以下、フランスの8割以下の提示だけではなく、その他桁違いの条件を提示してきたため韓国に決定したという。その条件とは以下のようなものであった。
1.原子炉186億ドルのうち100億ドルの融資。
2.原子炉稼働事故保険60年保証。
3.故障時の修理回復保証。
4.運転、燃料供給等の完全管理。
5.原発の韓国軍による駐留警備。
さすがにここまで好条件だと原子炉建設経験がないハンデもとんでしまう。唯一問題であったロイズ保険の付加は原子炉建設企業が東芝・ウエスティングハウス連合でクリアとなった。しかしあまりの好条件にUAEは実現に疑問を抱き「UAE現地に作る(新古里3号機型)原発モデルがきちんと韓国で建設され、安全に運転されていることをUAEに証明すること。2015年を期限とし、違約の場合は原発輸出違約金を支払うこと」という条件を付加したという。これだけ条件に差があるというのは日本がぼろもうけか、韓国が手抜きを考えているか、いずれにしてもどちらかに問題がありそうだと疑われても当然だ。このような場合の判断材料は実績と同時にその国の信頼度である。このプロジェクトどうもパンクしそうな気がするなと彼は言っていた。この契約には裏条件がついており次々に発覚したことから原子炉メーカー東芝と子会社ウエスティングハウス社が引いたようで、これに対し他の原発メーカーも韓国と技術提携をする気も無くほぼ終了。もともと韓国独自ではロイズから韓国製原発の査定自体を拒否されており、これでは世界の銀行融資も受けられない。現在は資金難と韓国の賠償保障能力が無いとして、建設は未だにスタートしていない状況だ。人や国への信頼性の破綻は、まさに終わりの始まりといえるだろう..。