*メディアは中東の事態を正確に報道していない、シリアの反乱がいつのまにか、イラクの国内戦争に発展、クルド部隊の参戦は理解できても、トルコの政府軍がモスルの奪還に参戦の権利を有し、参戦するというのはわからない、トルコ、シリア、イラク北部一帯はトルコ国?錯綜した人種地域、トルコのエルドアン政権は新しい独裁国家の出現、150万人?の市民が居住する都市地域は荒涼たる廃墟に変貌する、
*この時期にノーベル文学賞が、アメリカの反戦歌手に贈られるというのも、ただごとではありえない?それなりの重大な意義がある、ということ?武器の進歩を考慮するとIS戦争は、ベトナム戦争よりも悲劇性ははるかに広大であろう、数百万人規模、いや数千万人規模のイタミと慟哭と叫びの上に戦争経済が築かれる、
今回のモスル奪還作戦は、アメリカの強力な支援のもとで実施されました。
オバマ大統領はアメリカ国内でもISの影響を受けたテロが相次ぐ中、ISの壊滅を安全保障上の最重要課題と位置づけていて、先月、イラクのアバディ首相と会談して、早期のモスル奪還に向けた取り組みを進める方針を確認していました。
アメリカ軍は作戦の主体となるイラク軍の強化のため、今月までにイラク軍の部隊12旅団、数千から数万人の兵士の訓練をほぼ終えたとしています。
また、後方支援の強化のため、先月、イラクに展開するアメリカ軍の兵士を600人余り増員し5200人の規模にするなど、準備を進めてきました。
アメリカ国防総省は、モスルの奪還作戦は数多くの一般市民が住む都市部での戦闘になるため、相当の時間がかかる可能性があるとしています。
モスルの奪還作戦に参加しているクルド人部隊は16日、声明を発表し、クルド人部隊はモスルの東部と南部で、イラク軍と協力しながらISの掃討に向けた作戦に参加しているとしています。
このうち、東部ではモスルから50キロ余り離れた地点から、およそ4000人の兵士がISが支配する村に向けて部隊を進め、有志連合の空爆による支援を受けながら作戦を展開しているということです。
。シリアとイラクにまたがる地域を支配する過激派組織IS=イスラミックステートは、イラク軍やアメリカ主導の有志連合などの攻撃を受け支配地域を減らしています。
ISはおととし6月、イラク第2の都市モスルを制圧したあと、イラクや隣国シリアで続く内戦の混乱の隙を突いて支配地域を広げ、イラクとシリアにまたがる「イスラム国家」の樹立を一方的に宣言しました。
これに対し、イラクの政府軍やクルド人の部隊、それにシリアでも、アサド政権や反政府勢力などの地上部隊が各地で戦闘を続けてきました。おととし8月には、アメリカ主導で、ヨーロッパや中東の国々が参加する有志連合がイラクで空爆に乗り出し、翌9月にはシリアでも空爆作戦を始めたほか、ロシアも去年9月にシリアでISへの空爆を始めました。
こうした空爆の支援を受け、イラク軍は去年12月に西部アンバール県の拠点都市ラマディを、ことし6月にはファルージャをISから奪還しました。
また、シリアでは、ことし3月にロシアの支援を受けたシリア軍が世界遺産の遺跡がある中部のパルミラを取り戻したほか、反政府勢力が北部のIS支配地域を相次いで制圧しています。
アメリカの民間の調査機関「IHS紛争モニター」によりますと、ISの支配地域は、今月初めの時点で去年の初頭に比べ28%減少したとしています。
イラクのアバディ首相が、モスルの奪還作戦の開始を発表したことを受けて、国連のOCHA=人道問題調整事務所は16日、「最大で150万人に上る市民が、集中攻撃や狙撃の標的となる可能性は極めて高く、身の安全を懸念している」とする声明を発表しました。
そのうえで「子どもや女性、それにお年寄りなどは、人間の盾として利用されるおそれが強い」として、すべての当事者に対し、人道に関する国際法を順守するよう呼びかけました。
また、状況によっては100万人規模の市民が避難を余儀なくされるおそれがあるとして、関係機関が新たに25万人分の避難施設の建設を急いでいることを明らかにしました。