山口市教委により22日、発掘調査中である室町時代の武将・大内義興(1477-1529)や妻の墓所があるとされる凌雲寺(りょううんじ)跡(同市中尾)の現地説明会があった。約40人が出席した。調査では15世紀末から16世紀中ごろとみられる遺構や瓦・土器などが発見された。
同寺は、義興の戒名が「凌雲寺殿傑叟義秀(けっそうぎしゅう)」であるなど義興の菩提寺とされているが、宗派や廃絶時期など不明の部分が多い。
市教委は07年9月に跡地の地下探査を実施し、今年2月上旬から20カ所で発掘調査していた。約1000点出土した遺物の中には、大内氏の家紋「大内菱」が意匠されたとみられる瓦もあり、大内氏ゆかりの寺であることが裏付けられたという。
[参考:毎日新聞]
同寺は、義興の戒名が「凌雲寺殿傑叟義秀(けっそうぎしゅう)」であるなど義興の菩提寺とされているが、宗派や廃絶時期など不明の部分が多い。
市教委は07年9月に跡地の地下探査を実施し、今年2月上旬から20カ所で発掘調査していた。約1000点出土した遺物の中には、大内氏の家紋「大内菱」が意匠されたとみられる瓦もあり、大内氏ゆかりの寺であることが裏付けられたという。
[参考:毎日新聞]