今朝(3月14日)の読売新聞朝刊に「紅葉と露伴が愛読『好色一代男』の実物」と題して、明治の文豪、尾崎紅葉(1868-1903)と幸田露伴(1867-1947)らが、友人の淡島寒月(1859-1926)から借り、読みふけった井原西鶴(1642-1693)の『好色一代男』の実物(1962年刊)が見つかったとの記事があった。紅葉が寒月に「西鶴の本はもう少し貸してほしい」と頼んだはがきが添えられているという。
寒月は日本橋馬喰町4丁目に生まれ、作家、画家、並びに古物収集家であったらしい。
『好色一代男』の上方版は天和2年(1682)、江戸版は貞享4年(1687)に発刊された。したがって、淡島寒月の所有していた『好色一代男』は上方版である。読売新聞の記事には実物の写真が貼付されており、右に文が左に挿絵がある。挿絵は蒔絵師源三郎といい、また西鶴自筆ともいうとしている。
[参考:読売新聞、goo wikipedia]
「好色一代男」これが紅葉、露伴が読んだ本(読売新聞) - goo ニュース
寒月は日本橋馬喰町4丁目に生まれ、作家、画家、並びに古物収集家であったらしい。
『好色一代男』の上方版は天和2年(1682)、江戸版は貞享4年(1687)に発刊された。したがって、淡島寒月の所有していた『好色一代男』は上方版である。読売新聞の記事には実物の写真が貼付されており、右に文が左に挿絵がある。挿絵は蒔絵師源三郎といい、また西鶴自筆ともいうとしている。
[参考:読売新聞、goo wikipedia]
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