ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

『シン・ゴジラ』を観る

2016-09-04 23:55:37 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


今日念願の『シン・ゴジラ』を観てまいりました!
期待通りの面白い作品でしたね。
ネタバレを避けつつ、ゴジラに対する私の理解と感想めいたものを書きたいと思います。

ゴジラというのはもともと水爆実験によって生まれ、被爆国である日本にやってくるという怪獣でした。
制作された背景には、第五福竜丸の被爆事件があったともいわれております。
つまり、ゴジラで描かれたのは「核兵器による被害を受けた日本に、水爆実験によって生まれた怪獣がやってきて、東京の街をぶっ壊す」という、戦後日本のアイデンティティに関わるテーマでもあったのです。

『シン・ゴジラ』においても、初代ゴジラのコアとなるテーマである「戦後日本のアイデンティティ」は再び問い直されていたように思います。
加えて東日本大震災を経ての災害の脅威、核の脅威などなど、現代を生きる私たちにとっても切実な問題もたくさん取り上げられています。
娯楽として魅力的な作品になっていただけでなく、いろいろと考えさせられる場面もあったのが印象的でした。

それから、個人的には音楽もポイントの一つでしょうか。
前から伊福部昭作品としてのゴジラ音楽は聴いていたので、ところどころで流れるオリジナルテープを使用した楽曲の数々は、とても楽しむことができました。
こういった点でも、初代ゴジラへの強いリスペクトが伺えますね!


ともかくも、期待に違わぬ熱いドラマになっております。
熱いドラマが好きだという方は、ぜひ一度ご覧ください。

それでは!

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