ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

劇団四季「ライオンキング」を鑑賞しました

2016-10-25 23:25:20 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


今日は、なんと劇団四季のミュージカル「ライオンキング」を鑑賞してまいりました。
勢いでふいに決まった話で、自分自身でも驚いております。
せっかくなので、簡単に感想をまとめたいと思います。

みなさんは、アニメの「ライオンキング」をご覧になったことはありますでしょうか。
ミュージカル版の本作も、アニメ版のストーリーをほぼ忠実にトレースしたものとなっております。
父を殺され、国を追われた子どものライオンが、再び王となるべく帰ってくるというようなお話です。

というわけで、シナリオはいわば品質保証済みなわけですが、今回驚いたのはその舞台装置です。
奥行きの広い舞台に、突然崖を模した足場が出没したり、足場自体が傾いて立体的な空間となったり、見ていて飽きませんでしたね。
この舞台装置が「ライオンキング」以外でどのように生かされ、どのくらい汎用性があるのかはよくわかりませんが、演出を考える人も楽しいんじゃないでしょうかね。

あとは、ソリストの歌唱力でガンガン劇を引っ張っていくのも魅力的でした。
合唱だとその特性上どうしても画一的な発声になってしまいがちですからね。
クラシック界でもオペラでは事情が違うのかもしれませんが、こちらもなかなか新鮮でした。

ただ、各所でいわれている、主人公の父ムファサが死んでしまった際のメスライオンたちの涙の演出については、失礼ながら少し笑ってしまいました。
そりゃあ、ライオンの着ぐるみの目からいきなり白いテープが飛び出してきたら、ちょっと面白くなってしまいますとも。
そこも含め生で見れて良かったんじゃないかと思っています。

既に公演回数が10000回を超えているという「ライオンキング」ですが、その衰えない人気にもうなずけるような内容でした。
劇団四季には他にもいろいろと公演があるようですが、他のはどんな感じなんでしょうかね。
まだ見たことがないという方は、人生で一度くらいは見てもいいのかもしれません。(チケットは高いけど)


最近は「シン・ゴジラ」、「君の名は。」、週末シュビで歌う「幼女ペロペロ」と、生活の中に文化的な香りが満ち満ちていますね。
こういった心の潤いを大切にしていきたいものです。

それでは!