トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

氷菓

2012-07-07 03:55:10 | トランスフォーマー

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ごきげんようでござる!

異業種とコラボレーションすることで新規ファン層の開拓や注目を浴びる話題性のコラボ企画は多々あるでござるが・・・

如何も「トランスフォーマー」のコラボ企画は異業種すぎて誰得な感じが多いでござる?

もっと身近にファン層が被るコラボレーションを行えば良いのでござるが・・・ ホント、タカラトミーはコラボ企画が下手としか言いようがないでござる。

で、2012年度のコラボレーションでは、とうとう赤城乳業株式会社の氷菓であるガリガリ君とのコレボレーションでアイスキャンディーからロボットに変形する新商品を販売しちゃったでござる。

あまりの場違い感が一周してしまい「わたし、気になります!」状態でござるから、今度のコラボレーションは一応の成功じゃないかと思ったりするでござる・・・

ゆえに今宵は2012年6月販売のガリロボ君(ガリロボ君・コーラ、1890円)の登場でござるな!

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本品は同時販売されたガリロボ君(ガリロボ君・ソーダ、1890円)の整形色変更品であり、パッケージもコーラ味専用のモノが用意された遊び心のあるパッケージでござる。

拙者的には袋のままの状態で販売してもよいと思うのでござるが、販売店側の陳列事情を考えれば箱の方がありがたい仕様なので、外箱の中にインナーパッケージを収納する2度手間なれど、本年度のベストパッケージ賞にノミネートさせたい1品でござる。

やはり、コラボ企画商品は本体もさることながら、パッケージは大事なのでござるよ!

販売価格が高いだけのディ〇ニーレーベルの箱なんて残念なパッケージの代表格でござる。

だいたい、高い版権使用料を販売価格に上乗せしておいてディズ〇ーのキャラクターイラストが使えないなんて、本末転倒で何のためのコラボレーションなのか疑問に思うでござるよ。 (笑)

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さてさて、本品のアイスキャンディーモードは実物のガリガリ君・コーラ味と同じサイズで制作された商品でござる。

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アイスキャンディーモードの外皮は濃いクリア素材で整形されているので中身が若干透けてみえるのがなんとも存在感があるでござる。

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アイスキャンディーモードのギミックはまったくないでござるが、1/1スケールの存在感を楽しむ事ができるでござる。

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なお、ガリガリ君の定番といえばソーダ味であり、一番イメージする商品のために本品もガリロボ君・コーラよりガリロボ君・ソーダの方が人気のようでござる?

知名度的に拙者の地元でも入荷しそうな商品だったでござるが、地元販売店では販売予定があるものの入荷するか当日までわからない商品だったので予約できず、今回も通販を利用した訳でござるが・・・ 2種ともに予約注文できたでござるが、なんの手違いかで、ガリロボ君・ソーダの出荷が遅れ現在も拙者の手元に届いてないでござる?

結局のところ地元にも入荷しなかったので、通販を利用して正解なのでござるが、地元で購入できるものには地元で買う地域貢献ができないのが残念でござる・・・

う~む・・・ 地元で商品が売れないのは商品が無いからであり、地方の商品流通格差は広まるばかりでござるよな・・・ 残念!

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さて、本品の変形方法は、いわゆるガワ変形で外皮を折りたたんで収納されているロボット本体部を変形させる方法でござる。

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ロボットモードのデザインはガリガリ君オプティマスプライムを融合させたデザインでござる。

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なお、ガリロボ君・ソーダーのカラーリングはオプティマスプライムを意識した配色でござるが、ガリロボ君・コーラガリガリ君本来のイメージカラーでござるな。

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本品の可動箇所はボールジョイントによる両腕のみのでポージングの範囲が狭いでござるが、頭部を上下に動かすとクリック音が鳴る「ガリガリ」ギミックが内蔵されているでござる。

無論、付属のミニアイスキャンディーや武器パーツも背負う事で余剰パーツ対策が行われているでござるな。

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さて、ガリロボ君・コーラの設定は・・・

暑い夏の日、ガリガリ君はアイスを片手に「トランスフォーマー」を観て思った。

「僕も強い正義のロボットになりたい!」すると、いつの間にかガリガリ君は「氷ロボット生命体 ガリロボ君」になっていた!

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アイスバーに変形して悪い奴らを倒した瞬間、ガリガリ君は目が覚めてロボットになったのは夢だったと気づくのであった・・・。

安易な「夢オチ」設定でござるが、販売価格が高いだけで設定すら存在しないデ○ニーレーベルの事を考えると、救いようのある設定でござる。 (笑)

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まあ、ディ〇ニーキャラクターに武器を持たせたくないのはわかるでござるが、本品のようにキャンディ棒のアカギ・ブレードとか赤城乳業の本社がある埼玉県の形をしたサイタマ・シールドなど遊び心のあるネーミングがツボでござるが、ディ〇ニーの場合は自社キャラクターを保護する為に第3者の遊びすら許されないガチガチの鉄則があるのでござろうな?

なお、拙者的にアカギ・ブレードの名前を埼玉剣に解明する方が良いと思っていたら、タカラトミーの制作側も同じ事を思いつき後から後悔していたりするようでござるな?

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どちらにせよ、コラボ企画品は遊び心が大事でござるから、設定だけならタダなので大いに活用するべきなのでござるよな。 (笑)

更に本商品から溢れ出るタカラトミーのやる気と、新規ファンの購入しやすそうな敷居の低さは大いに評価したいでござるよ。

そう、コラボ商品はコラボ先との商品使用料を上乗せされる場合が多いでござるが、本品は商品と販売価格帯の釣り合いが取れているので高額な使用料が上乗せされていないようでござる。

改めてデ○ズニーレーベルの販売価格を考えてみるとボッたくりな商品使用料が上乗せされていたのでござるよな。 (笑)

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しかしまあ、本品はコラボ企画が下手くそなトランスフォーマー商品の中にあり、成功例と呼ぶべき代物でござる。

通例であれば、今後3色目のカラーバリエーションが販売されることでござろうが、ガリガリ君事態も数多いバリエーションがあるので、強引なカラーバリエーションではなく普通に楽しみなからーバリエーションは期待したいでござる。