トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

牽引するよ!

2010-08-17 02:07:32 | 劇場版・TF

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ごきげんようでござる!

夏休み及び盆休みの帰省ラッシュに巻き込まれた御仁は如何過ごせたでござるかな?

特に車にての長距離移動の御仁はご苦労様でござる。

普段長距離移動しないペーパードライバー並みの御仁は事故や車のトラブルがなかったでござるかな?

無事に帰宅できれば儲けものでござるが、旅中にて一番出会いたくない車両にお世話になった御仁も多いと思うでござる。

今宵はレッカー車に変形するオートボット戦士(?)

ロングアーム(MA-15、オートボットロングアーム、2310円)の紹介でござる!

Photo_2本品は2007年公開の映画「TRANSFORMERS」商品として販売された商品でござるが、映画本編には登場しない玩具オリジナル商品でござる。

が、一応本品は映画本編の市街戦にて登場し、ミカエラが運転して、傷ついたバンブルビー(MA-10、ニューバンブルビー、2310円)を牽引したレッカー車がモデルだったりするでござる。

劇中のレッカー車は、トランスフォーマーではないのでござるが、本品は劇中でオールスパークにより命を与えられたオートボットの一人として設定されているでござる。

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そう、あくまで劇中のレッカー車をモデルにした商品でござるから、細部は異なっており劇中のレッカー車とは異なる架空の車種なのでござるよな。

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故に商品のヴィークルモード表記もレッカー車であり、映画本編のキャラクターじゃないのでござるよな。 (笑)

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したがって本品は、映画製作側の監修を受けず玩具開発側だけでデザインされたでござるから映画本編登場組みトランスフォーマーとは少々デザインラインが異なっているでござる。

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商品の牽引用フックは同サイズ(デラックスクラス)のオートボットを牽引可能でござるが、基本的にデラックスクラスの商品でもノンスケールでござるから、ニューバンブルビーだと若干サイズが異なるようでござる?

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しかしまあ、大きく異なるような劇中対比ではないので商品的には問題ないでござるかな? (笑)

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さて、ロボットモードの変形はロボットモードのデザイン上、ドアの開閉はガルウイングであったり、クレーンアームに取り付けられた回転灯にオートモフ機能が仕込まれていたりと小技が効いた設計でござる。

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ロボットモードも右腕のクォグマキャノンが目立つものの、従来のトランスフォーマーに近いデザインでござる。

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そう、両手は3本指でデザインされているでござるが、可愛げのないクリーチャー顔とは異なるだけでも印象は大きく変わるでござるな!

拙者も映画製作側がデザインした顔よりも玩具製作側のデザインの方が好きでござる。

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なお、右腕に装備されたクォグマキャノンは右手にビス止めされており、着脱が不可能でござる。

一応ビスを外せば着脱できるようでござるが、武器固定は劇場版トランスフォーマーの特徴なので急遽、それらしさを演出すべく変更されたのでござろうな?

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そう、武器パーツの保持は応用性が利く腕の演出なのでござるが、ロボット兵器である場合は武器(火器)のみを使用するので汎用性のある腕は必要ないという合理的な考えでござるが、映画という媒体だと下手にリアル差に拘るよりも、絵的に決まるデザインを優先すべきだと思うのでござるが・・・ 如何なのござろうか?

コレも日米の演出論の違いでござろうな。

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例えば本品の場合は武器保持の説明は記されていないのでござるが、固定された右腕の状態から推測し、左手も同じように凸凹ジョイントに両手で固定(保持)すると思われるでござる。

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が、左腕腕の位置をズラすだけで絵的にも大型火器を構えたカッコイイポーズになるでござる。

リアルなロボット兵器を演出するよりも、ロボット兵器だからこその演出の方が大事だと思うのでござるよな。

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なお商品ギミックはクォグマキャノンよりミサイルを射出するでござるが、ロボットモードでもヴィークルモードでは射出可能でござる。

設定上の火力は8だったりするでござるが、本人は戦闘を好まないようでござる。

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ロングアームの性格は、他人を助けることが何よりも喜びを感じるオートボット戦士だそうで、自己中心的で悪意に満ちたディセプティコンの生き方は理解できないそうでござる。

海外設定のトランスフォーマーでは珍しく生真面目な性格のようでござるが、戦いを好まぬはずなのに強力な武器を有している宝の持ち腐れ設定は相変わらずでござる。 (笑)

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まあ、映画製作側の監修がなければ本来のトランスフォーマーらしいトランスフォーマーが生み出せる訳でござるな。 (うん!)

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お陰で本品は、商品完成度と劇中ネタによりスクリーンバトル(SB-02、ファイナルスタンド・最後の戦い、3675円)として劇中再現商品として販売されたり、海外では2009年にはホイスト(トイザらス限定、ホイストVSミックスマスター、日本未販売)としても販売されたでござる。

うむ、劇中制約に縛られない自由度のある商品は素晴らしいでござるな。 (笑)


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり写真で見ると「新撰組」という感じに見え... (tf-tf)
2010-08-17 07:59:20
実物を見るとそうでもないんですけどね。

>本品は、映画製作側の監修を受けず玩具開発側だけでデザインされた

とありますが、大元はゲーム版の制作スタッフのデザインっぽいです。↓
http://badflipblog.blogspot.com/2009/10/tf1-tow-truck-drone-02.html
でも、カッコよくアレンジされていますね。その辺はタカラトミーのデザイナーの仕事なんでしょうね。

鉄板の滑り止め(なんて言うんだろう?)のモールドがカッコいいなあ。
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なんかガンOムっぽい顔ですね。 (ヌエベ)
2010-08-17 19:18:08
オールスパークの力で誕生したのならオールスパークパワーシリーズで出せばいいと思うのですが?
返信する
ヌエベ殿、本品の販売はオールスパークパワー・シ... (TF馬鹿一代。)
2010-08-18 21:27:22
tf-tf殿、拙者には新撰組には見えずに、誰かが言った某魔法少女の方が共感できるでござるな。 (笑)
まあ、すべり止めをデザインに取り入れたロボットモードは、ジャバラ関節とリベット並みに燃えるカッコよさがあるでござる。
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