るねっさ~んす!
今宵は当ブログ600本目のネタでござる!
ちゅー事で、全く関係ないでござるが、2000年に販売された、デンチマン・シリーズより、シリーズ唯一の悪役商品である、クロデンチマン(6番、クロデンチマンとブラックドリラー、1500円)の紹介でござる!
本品は、テレビマガジン・スペシャルの名を冠しているでござるが、限定販売品でもなく通常販売品でござるが、ドリモグラー(1番、アカデンチマンとドリモグラー、2500円)の先頭車両の成型色変更品でござる。
敵・味方共に共通素体(?)を使用するのは、タカラの伝統であり、安上がりながら魅力的な商品設定と簡易ストーリーにより、決して安易な商品流用による「手抜き!」と称されない、タカラだからこそ許される商品展開でござる。
デンチマンとは、工作君のおじいちゃんが、製作した単3乾電池で動く、小さなロボットで、みんなの平和を守る事を仕事としており、クロデンチマンは、完成間近に、いじわる博士に盗まれ、改造手術を受け、お調子者で欲張りな性格になった悪のデンチマンでござる。
ちゅー事で、別売りの単3乾電池(1本)を入れる事により、赤い目が開くのでござる。
如何にも赤い目は、悪役らしく、付属の紙製の的もアカデンチマンに変更されるなど、芸の細かさは、TVアニメとのタイアップのない商品ゆえの嬉しい配慮でござるな。
そう・・・ デンチマンは、テレビマガジン誌上にて、記事を連載されていたのでござる。
故に、新幹線500系のぞみ、をモデルにしたドリモグラーは、JRの商品化許諾を得ているのでござるが、500系のぞみ、の成型色変更品であるブラックドリラーは、流石に悪の新幹線だけあり、JRの許可は下りなかったのか、テレビマガジン・スペシャルのブラックライナーと言う、ドリモグラーと同等のスピードとパワーを誇る高性能マシンで、新幹線500系のぞみ、を参考にしたから似ていると言う、中国的な納得の行く理由を与えられた商品なのでござるな。
と・・・ 言っても、同じ商品でござる。 (笑)
ブラックライナーのパンタグラフを開くことで、クロデンチマンを乗せるコクピットが出現するでござる。
ブラックライナーに乗せた、クロデンチマンを奥まで押しこむ事により、モーター走行が可能となるでござる。
一応、連結器があるので、別売りの商品も牽引可能でござる。
そして、ブラックライナーの先端を開いて変形した姿がブラックドリラーなのでござる。
赤いドリルは抵抗があるものの、黒を基調に、金と銀を配したカラーリングは、当に悪の新幹線「定刻破って只今参上!」でござるな。
無論! 本品は、モーターライズによりドリルを回して突き進むでござる。
これぞ!ドリル玩具の醍醐味でござるな。
残念な事は、中間車両が無い事でござるが、これもロボット玩具ゆえの宿命でござる。
なお、デンチマン・シリースは、TVアニメにも成れなく、トミーのヒカリアンに人気を取られた様な印象が強く、不人気で評価が低いでござるが、長期シリーズとして発展すれば、鉄道関係以外のデンチマンも出現し、玩具の可能性を広げるシリーズと成りえたハズでござるが・・・ TVアニメと連動しなかった事も敗因の一つだったのでござるかな?
まあ、TVアニメが失敗する場合もあるので、TVアニメ化が絶対条件でないのは確かでござる。 が・・・ 何故かタカラのオリジナル商品には魅力が有っても、販売戦略で失敗する伝統が有るのは何故でござろう? 不憫でござる。
と・・・ 思っていたらタカラとトミーの合併!
驚異の企業合体! タカラトミーーーーとなり、パワーアップ!
バンダイ帝国に対抗しうると思いきや・・・
目に見える販売戦略の失敗を加速を加速しているでござるよ・・・ 何故に?
不憫を通り越して、不可解でござる?
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