ごきげんようでござる!
やはり蝙蝠とは夜行性で、超音波を扱う習性から、超音波=洗脳音波で催眠術と曲解され、一般的に催眠術=悪用のイメージで悪役側が似合うのでござるよな。 (笑)
ちゅー事で今宵は、悪い蝙蝠の代表格である、デストロン軍団ヘッドマスター・催眠術兵、ワイプ(D-87、ワイプ、2300円)の紹介でござる!
本品は1987年展開の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」商品として販売されたでござるが、海外展開(ザ・リバース)とは少々設定が異なり、日本版ではマスター星出身のトランスフォーマーであるボラスが本体でござる。
日本設定では、ボラス本人の設定は無いでござるが、ザ・リバース版では、非合法な実験を繰り返し科学大臣の職を追われたネビュロス人だったりするのでござるが、オカルトマニアで情緒不安定な性格は日本版と変わらないのでござろうか?
そう! 日本設定では、ボラスとワイプは一心同体であり、ワイプの性格はそのままボラスの性格なのでござろうな。
因みに、日本版説明書には、ボラースと記載されているでござるが、拙者はパッケージ表記のボラスと呼んでいるでござる。
なお、ボラスが乗り込むコウモリ形のトランステクターは日本設定ではトランスフォーマーではなく、自意識のない支援用のメカニッックのようでござるな。
しかし、自立型ロボット程度の知能は備えているので単独行動も可能と思われるでござる。
商品は大味な造形ながら、蝙蝠ぽいデザインであり、超音波を発生するためのスピーカーが装備されているのも心憎いでござるが、曖昧な脚部と後頭部のニクヌキ穴が残念なのでござるよな。
まあ、頭部は可愛らしいのでござるが、性格は曲がっており、魔術やオカルト・ホラー関係のアイテム収集が趣味のくせに蝙蝠が嫌いという矛盾した性格なのでござるよな。 (笑)
ふむ・・・ 「饅頭こわい」の原理と同じでござるかな?
なお、本品は武器パーツであるワイプスティークガンは余剰パーツにしかならないのでござるよな。
では、ロボットモードに変形でござる!
ヘッドオン!
胸部のパラメーターギミックが連動して可動するのでござるが・・・
SPD(スピード)7、STR(強さ)8、INT(知力)6・・・
あれ? 元科学大臣のハズが他のパラメーターより低いでござる。
まあ、体型もオカルテックな細身ではなく頑丈そうなボディでござるからな~
う~む・・・ やはり、ヘッドマスター商品はキャラクターとデザインが一致していないのは屈折した思考の確信犯でござろうか?
なお、商品はヘッドマスター商品では可動箇所は多いものの、膝が逆関節でござるからポーズはイマイチでござるよな。
更に本品は説明書通りに変形させているのでござるが・・・ TVアニメのイメージと違うのでござるよな。
そこで、折りたたんだ翼を開いてみたのでござるが、翼の無期が逆になるのでござるが、まあコチラの方がイメージに近いのではないでござるかな?
まあ、何故に翼を折りたたんだのか不明でござるが、明らかに広げている方がオカルトテックでござる。
そう! TVアニメでは、スカル(D-85、スカル、2300円)との漫才コンビが目立っていたでござるが、本来は影でコソコソ活動してこそ真価を発揮する催眠術兵であり、敵を思い通りにあやったり、死んだ超ロボット生命体をゾンビ化できるなどの、性質の悪いネクロマンサーなのでござるよな。
まあ、蝙蝠=オカルトで根暗=陰湿とどんどん悪いイメージを積み上げてつくられた典型的なキャラクターであるといえるでござるな。
まあ、何より「コウモリ・アマモリ・オリタタンデワイプ」の呪文は「ザ☆ヘッドマスターズ」の如何なる名セリフよりも印象が深いでござるな。
そう! オカルトテックは底知れない怖いイメージもあるのでござるが、冷静に傍観者の立場で見ればオカルトもコメディも同じ変のレベルなのでござるよな。
なお、本品は写真と違い、もっと濃い紫色の成型色なのでござるが、写真では上手に撮れないのでござるよ。
う~む紫の商品は写真とイメージが違う事が多いので注意されたしでござる。
お友達のモンゾちゃんとグラックスちゃんとで、恐怖大帝スコルポノック様のために地球で好き放題あばれてエネルギーを集めたり敵対するサイバトロンと戦ったりするバトル魔法少女アニメだったら面白いでござるな。 (笑)
知力が低いのはアレじゃないでしょうか、「知識だけ多くて知恵がない」タイプの人だとか・・・