トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

軽くて速い!

2011-07-04 20:19:04 | トランスフォーマー・2010

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーの場合は過去に販売された商品をリメイクする際、商標上の問題で元の名前が名乗れない場合があるでござる。

「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー2010」のスーパーカーに変形するサイバトロン・テックボット部隊、探索員

ライトスピード(C-89、ライトスピード、880円)も現在なら使いにくい名前かもしれないでござる? 

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本品は1987年にサイバトロン第3のスクランブル合体ロボとして「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー2010」展開時に単品販売と5体合体セット(C-91、コンピューティコン、5500円)の2種が販売されたでござる。

なお、本体仕様は共通でござるが付属の説明書やカードが異なるでござる。

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さて、ライトスピードのヴィークルモードはスーパーカーと表記されているでござるが、本品の場合は実在するのスポーツカーの俗称ではなく、未来的デザインのSFヴィークルであるスーパーカーでござる。

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まあ、未来の車といえばタイヤの無い車を想像するでござるから近未来仕様と云う事でござるかな?

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なお、ヴィークルモードでは最高速度は分らないでござるが、巡航速度が時速480kmにて約8秒で時速800kmに加速する事ができるそうでござる。

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商品上は転がし走行しか出来ないでござるが、武器パーツ(二連式赤外線スコープ付きミサイル)を取り付ける事によりアタックカーモードにすることができるでござる。

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なお、アタックカーモードでもロボットモードの手持ち武器である光バースト砲が余剰パーツになってしまう欠点があったり、本来は目立つはずのスーパーカーのヴィークルモードもテックボット部隊では地味な印象だったり、デストロンのスタントロン部隊(D-55、メナゾール、5500円)よりも完成度では劣っていたりと何かと損な印象がある商品でござる。

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そう、ロボットモードのデザインも他の自動車系スクランブルロボとの差別化を図った変形方法などの設計の結果・・・ 酷いプロポーションになってしまったでござる!

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軽やかなヴィークルモードと異なり、寸胴短足なうえに両足が繋がった造形は何とかならなかったのかと思うでござるよ・・・

スタントロン系の変形方法を流用してもパクリには成らなかったはずなのに・・・ 完成度より変形技術を優先してしまった商品でござるよな。

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なお、ライトスピードのキャラクター設定は星間宇宙旅行を愛し、宇宙の巨大な湾内探査を好む性格だそうでござるが・・・ 出来る事なら宇宙船に生まれ変わりたいと思っているそうでござる?

う~む・・・ これも性同一性障害ちゅーか適材不適所と云うべきか、米国設定だと人間らしさを演出する為に、あえて自分の機能を使い切れていない設定になってしまうでござる・・・ まあ、本品の場合はロボットモードを見ればモデルチェンジしたくなるかもしれないでござるよな。 (笑)

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なお、能力値は体力(6)、知力(8)、速度(5)、耐久力(6)、地位(6)、勇気(8)、火力(7)、技能(8)で設定されており、武器は光バースト砲と二連式赤外線スコープ付きミサイルでござる。

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ロボットモードでの可動範囲は狭く、ポージングは期待できないでござるが、一応左手に光バースト砲が保持できたり二連式赤外線スコープ付きミサイルを取り付ける事は可能でござるな。

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そして本品はスクランブル合体ロボ最大のギミックである合体モードでは合体用パーツを用いてコンピューティコンの右脚を担当するでござる。

面白みの無い合体モードでござるが安定感はあるでござるな。

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更に本品は右or左拳パーツを取り付ける事で腕部合体モードにもなるでござるが、説明書では脚部合体モードしか紹介されておらず、手足を自在に入れ替えるスクランブル合体ロボも「2010」アニメ本編では合体位置は固定化されてしまったでござるな。

コンピューティコン自体も自在合体(スクランブル合体)は描かれず、スクランブル合体は追加要素でユーザーが最強合体例を見つけ出すシークレットギミックにされてしまった訳でござるよ。

日本と海外の合体に関する思想の違いが反映された例でもあるでござるな!

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余談でござるが・・・

2代目(別人)ライトスピードの名前を継いだのは1991年に「トランスフォーマーV」のフェラーリF40に変形するブレインマスターのブレイバー(C-322、ブレイバー、2300円)の一部塗装を変更して合体用パーツを削除された状態で欧州販売されたモーターベイター情報偵察員、ライトスピード(ライトスピード、1450円)でござる。

赤いボディのスポーツカーで合体機能がある共通点ながら、合体を嫌う欧州展開なので合体出来ないライトスピードは、テックボットも合体させない為の既成事実の様で皮肉な命名でござる。

まあ、今なら米国の自転車メーカーの名前のおかげでライトスピードの名前が使えないかもしれないでござるよな? (笑)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なじみのある名前が変わるのはちょっとさびしいで... (れっど あらあと)
2011-07-04 22:24:18
今なら、サイバトロン・ライトスピード・・・もしくはオートボット・ライトスピードとかという手もあるかも。
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れっど あらあと殿、日本ならそれでつうようする... (TF馬鹿一代。)
2011-07-05 18:45:39
れっど あらあと殿、日本ならそれでつうようするでござるが本場米国だと如何なのでござろうな? (笑)
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積み木見たいなリーダー、死亡するSFジェット、... (ヌエベ)
2011-07-05 20:04:00
う~んタカトミがドMならハズブロのSはドSのSでしょうか?
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ヌエエ殿、ひとつ云える事は・・・ (TF馬鹿一代。)
2011-07-06 05:35:43
テックボット部隊・・・ 否! コンピューティコンは海外のグリムロック崇拝者に恨みを買っていることは事実でござる。
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