ごきげんようでござる!
今宵は前回に続いてヘリコプターなネタで、2011年8月に「サイバーバース」商品として販売されたシコルスキーMH-53ペイヴロウに変形するディセプティコン兵士、ブラックアウト(CV-15、ブラックアウト、1344円)の紹介でござる!
本品は劇場版「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」には登場しないキャラクターでござるが、劇場版第1作「TRANS FORMERS」に登場したブラックアウト(MD-01、ブラックアウト、3675円)の完全新作によるコマンダークラス商品(シリーズ1、005)で、日本販売品は海外パッケージに日本語表記シールを貼り付け、日本語表記の説明書とメックテックウォーズ対応カードを1枚付属させた商品でござる。
なお、本品はスコルポノック(MD-04、スコルポノック、2310円)のミニフィギュアが付属するでござるが、カラーリングは「トランスフォーマー / リベンジ」登場のストークスコルポノック(限定版、ストークスコルポノック、2499円)を思わす簡易塗装品でござる。
本品では可動箇所が少ないでござるが、一応武器モードに変形可能で、ブラックアウトの手持ち武器となるターゲットマスター的な解釈が加えられたでござる。
さて、ブラックアウトの完成度はと云うと、はっきり言って残念なEZコレクション版(日本未販売)とは異なり満足がいくヴィークルモードを再現しているでござる。
そう、機体のマーキングは劇中と同じではないでござるが、雰囲気良く仕上がっているので商品サイズ的には満足できる一品でござる。
ヴィークルモードでのギミックはローターが手動回転する意外は付属のスコルポノックを合体(搭載)させる事が出来るくらいでござる。
商品サイズ的には違和感のある搭載方法でござるが、ブラックアウトとスコルポノックの連携ギミックを考えれば、サイバーバース商品でも良くぞ再現してくれたと感謝したいものでござるよ。 (笑)
実際、劇場版シリーズのヘリコプター系トランスフォーマーではブラックアウトが一番人気の様で使い捨てにするには惜しく、「トランスフォーマー / リベンジ」には同型のグラインダー(RD-18、グラインダー、3990円)が登場したり、「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」では同型機すら登場していないのに完全新作のサイバーバース商品として復活するなど優遇されているでござるな。
ロボットモードは肩に若干の違和感があるでござるが、脚部の変形収納方法など見るべきところも多い商品でござる。
そう、EZコレクションよりも大きいでござるが、程よくアレンジされたロボットモードは味わいがあるでござるよな。
これで首・腰などが可動すれば文句がないところでござるが・・・ 大きさ的には仕方が無いでござるよな。
そう、本品は故意か偶然か、左右非対称に折りたたまれてしまった右腕のローター部分を展開すれば格闘戦用の回転ノコギリぽく見えてしまうので本来のブラックアウトとは違う玩具ならではの遊び方ができてしまうでござる。
無論、ターゲットマスター風にスコルポノックとの連携攻撃(スコルポノックアタック)が中心の戦い方に成りそうでござるな。
なお、ブラックアウトの能力値は体力(8)、知力(6)、速度(8)、耐久力(7)、地位(7)、勇気(5)、火力(9)、技能(5)で設定されており、MD-01版と同じでござる。
本設定のブラックアウトはスコルポノックと共に、ディセプティコンの敵を全て探し出し、破壊し尽すために戦い続け、誰一人として逃がすつもりはないそうでござる。
本シリーズは「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」を基本にしているでござるが、劇場版3部作を含む劇中設定に捉われない遊びが楽しめる商品だと思うので、是非に劇中では実現できなかったグラインダーとのツーショットでディセプティコン・ヘリコプター航空師団を再現したいものでござる!
まあ、ほっておいてもサイバーバース版グラインダーは販売されると思うでござるが・・・
日本販売があるか心配でござるな。 (笑)