ごきげんようでござる!
2007年にチープTOYロボット玩具を驚愕されたkabayaの歴史的食玩「ダッシュビークルGO!」(全3種、各300円)より一年・・・
2008年更なるパワーアップを遂げ帰ってきた!
その名は、グレートダッシュビークル(全4種、各300円)
プルバックゼンマイ搭載のマシンが3体揃えて全長18cmのロボットに合体する塗装済み完成品のkabayaオリジナルデザインのロボット玩具(チューインガム付き)でござる!
先ずは、頭部及び両腕部を構成する、マッハストライカー(グレートダッシュビークル①、マッハストライカー、300円)の紹介でござる。
商品は、ダッシュフォーミュラー(ダッシュビークルGO!①、ダッシュフォーミュラー、300円)の成型色変更品であるが、頭部は新造形品に変更され、何故か付属していた両拳(パンチ×2)は、付属しないでござるが、スプリングによるパンチ発射ギミックは健在でござる。
むき出しの頭部や、パーツ構成は往年のアオシマ製合体ロボを彷彿とされるチープなデザインながら、哀愁有る正統派なデザインでござるな。 (笑)
続いて、胸部を構成する、タイガータンク(グレートダッシュビークル②、タイガータンク、300円)でござる。
本品は、アームドタンク(ダッシュビークルGO!②、アームドタンク、300円)の成型色変更品であり、ライオンのアニマルエンブレムから可愛らしい(?)タイガーなアニマルエンブレムに変更された商品でござる。
なお、本品はシリーズ最小ボリュームである為に、コチラにパンチパーツ(×2)が付属したようでござるが・・・ 直接的に使用できず、キャノン砲に取り付けるには塗装厚が有る為に差し込めないのでござるな。 (笑)
う~む・・・ キャノン砲に発射ギミックが有ればよかったのでござるが・・・ この辺が如何にもチープTOYらしい仕様でござるかな。 (笑)
そして3台目は、下半身となる、ドリルドーザー(グレートダッシュビークル③、ドリルドーザー、300円)でござる。
本品は、グランドーザー(ダッシュビークルGO!③、グランドーサー、300円)の成型色変更品で、コクピットパーツから、ドリルパーツに変更し、アーマー接続用の穴を増設した商品でござる。
う~む・・・ パワーアップでドリルとは、カバヤの開発陣も解っておられるでござるな。
回転ギミックが無いものの、このドリルには更なるヒミツが存在するのであるから侮れないでござる。 (うん!)
では、パーツをバラして、3体合体でござる。
3体合体
ダッシュタイガー3
往年の合体ロボを思わせる正統派のデザインにカラーリングは健在であり、キャタピラがストッパー代わりに成る事で接地性を高め、プロポーションが破綻をきたさない名作なのでござる。
しかも、ダッシュタイガー3の顔は、所謂「弟系2号ロボ」のデザインで、ライオガンナーよりも幼い雰囲気がするデザインなのでござる。
しかし・・・ 合体後に余剰パーツが発生する欠点の引き継いでいるでござるが、本品のドリルパーツには、引き込み式のジョイント凸が隠されており、ヴィークル時の凹ジョイントより凸ジョイントに変わり、ダッシュタイガー3の腕に装着可能なのでござる!
無論!両腕のパンチ発射ギミックと同じく、ドリルも発射可能でござる。
まあ、本品は一部パーツを変更した色変え再販品に留まらず、更にパワーアップが用意されていたのでござるな。
それが、パワーアップ合体の定番である飛行支援メカである、フェニックスウィング(グレートダッシュビークル④、フェニックスウィング、300円)でござる!
う~む・・・ デザインは少々変でござるが、翼を中心にしたパーツ配置は、フェニックスウィングの名に相応しく、哀愁溢れるデザインには涙する御仁も居るのではないでござるかな。
動力(プルバックゼンマイ)ユニットは、余剰パーツとなるものの、全てのパーツはパワーアップ合体用外装パーツで構成されているのでござる!
4体究極合体!
グレートダッシュライガーFX
胸部のタイガーエンブレムが金のライオンと成る事により、名前もタイガーからライガーに成り、ボリュームもアップしているでござる!
頭部は差し替えでござるが、静観ではあるが・・・タレ目と金色塗装されたライオンマスクがダサクも愛くるしいデザインでござる。
そう・・・ 今品は何処かで見た様な錯覚すら覚える正統派のデザインなのでござるよ。
このカッコよさ! デザインは欧米人には理解できないでござろうな。
更に本品は余剰パーツ対策として、余ったパーツを組み合わせて合体戦闘機マッハファイターを組上げる事が可能でござるが・・・
いや~ 余剰パーツ丸解りのデザインでござるな~ (笑)
しかも、ドリルドーザーの動力ユニットや、ダッシュタイガー3の頭部が余剰パーツとなるのでござる。 (笑)
しかし・・・ マッハファイターの動力ユニットは、マッハストライカーとフェニックスウィングの動力ユニットの連結でござるから、パワーは強いでござるよ!
余剰パーツ対策としては大雑把でござるが、嬉しい配慮でござる。
本体以外のお楽しみとしては、4つのパッケージを集める事によりグレートダッシュライガーFXが完成する遊び心のあるパッケージは感心でござるな。
無論、合体説明書は箱の裏側に印刷だったり、商品の設定等は記載されていないでござるが、キャンディートイ・オリジナル商品の安価さと、設定により縛られないで、自分独自のストーリーを想像できる自由さが本品の魅力でござる。
kabayaのオリジナル・ロボ軍団による「スーパーkabayaロボット大戦」が作れるくらい、秀作のロボット玩具は多いので、騙されたと思って購入してみるべき商品でござる。
有名ロボット玩具だけがロボット玩具でないことを再認識できる商品でござる!