goo blog サービス終了のお知らせ 

トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

古代サイバトロニアン剣術伝承者

2011-12-18 13:27:34 | 劇場版・TF3

Photo

ごきげんようでござる!

映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」本編未登場のkyラクターばかり紹介してきたでござるが今宵は映画本編ではソコソコの活躍したコルベット・スティングレイに変形するオートボット・戦士、サイドスワイプ(DA-08、サイドスワイプ、2730円)の登場でござる!

Photo_2本品は2009年販売の「トランスフォーマー / リベンジ」版サイドスワイプ(RA-04、サイドスワイプ、2415円)から数えてデラックスクラス商品では3代目金型にあたるの完全新作商品で、日本販売は映画公開前の2011年5月販売のシリーズ第一弾商品にあたるでござる。

無論日本販売版は海外版パッケージに日本語表記シールを貼り付けて、メックテックウォーズ対応カード2枚と日本語説明書を封入した商品でござる。

ただ、本品の場合はいろいろと残念なところがあり拙者的に評価を下げてしまった商品でもあるでござる。 (笑)

Photo_3Photo_5

Photo_6Photo_7

先ずはリベンジ版(EZ-06、サイドスワイプ、525円)、RA-22、サイドスワイプ&エップス軍曹、5259円)やオートボットアライアンス版(AA-06、サイドアームサイドスワイプ、2730円)と違い、オープンカー使用で設計されていたりするのでござるが、成型色がとても残念なグレーで成型されている為に非常に安っぽい仕上がりなのでござるよ。

Photo_8

銀色の塗装仕上げにする必要も無いでござるが、せめて前作と同じ銀色ぽい成型色で仕上げてもらいたかったでござるな・・・

Photo_9Photo_11

Photo_12Photo_13

更に、オープンカーゆえにハンドルや座席もソレなりにつくられているでござるが、ドア内側の内装や床が無い造形は見た目を損ねているでござる。

Photo_14Photo_15

しかし、メックテックウェポン取り付け用ジョイント穴3箇所を隠す設計にしたのは評価したいでござるな。

Photo_16

が!

付属のメックテックウェポン(サイバトニウムソード)には不満があるのでござるよ。

Photo_17Photo_18

Photo_19Photo_20

メックテックウェポンはレバー操作によりサイバトニウムソードの剣先を展開させる6銃身のショットガンなのでござるが、剣先の固定は出来ず、ヴィークルモードはほとんど意味の無い武器なのでござるよな。

取り付け位置を変更する事により何とか使えそうでござるが・・・ それ以前に本品は全くの無とそう状態なので更に安っぽく見えるのでござるよな・・・

せめて、パッケージ写真の様に剣先を塗装していれば見栄えがよかったのに残念でならないでござる。

Photo_21Photo_23

ロボットモードの変形は適度な難易度であり、サイドスワイプ最大の特徴である商品化を考えてデザインされていない脚部もソレなりにアレンジされているので自立は可能でござる。 (笑)

玩具設計者側の苦労が見られるポイントでござるな!

Photo_24Photo_26

しかし、本品パッケージ写真のロボットモードは変形手順を間違った状態で撮影されているのに加えて、銀色塗装仕上げ(?)なので印象が異なるでござる。

パッケージ写真を参考に購入した初見の御仁であればイメージが異なるのでパッケージ詐欺と叫びたくなるでござろうな。 (笑)

Photo_27Photo

まあ、パッケージ写真の変形間違いについては、写真をとるのが玩具開発者側でなくプロのカメラマンでござろうから些細な変形間違いもおこるものでござるし、本品は自立する事を前提にデザインされたものではないために、キャラクターを把握していない御仁であれば普通に考えるとつま先部分と踵が逆に配置してしまうものだと思うでござる。

Photo_3

故に、玩具素人のプロカメラマンが変形させて写真撮影しちゃったとしても有る程度は許される範囲なのでござるが、問題は変形間違いにもかかわらずそのまま撮りなおしもせずにパッケージに採用させちゃった管理側に問題があるのでござるよな。

「写真は試作品を使用していますので商品には多少の違いがあります」とはいえ、パッケージ写真で売り上げを左右する大事なものでござるから大人の事情があろうともちゃんとしてほしいのでござるよ!

Photo_4Photo_6

Photo_7Photo_9

更に、本品は個体差かもしれないでござるが、ロボットモードでは背中に背負ったボンネット部分のパーツが非常に外れやすく、動かすたびに外れてしまうのでござるよ・・・

故に写真撮影にも時間がかかってしまったり、説明書の変形パターンを参考にしているものの、ボンネット固定位置は若干外れにくくする為に位置を調整していたりするでござる・・・ コレが拙者的に本品の評価を下げてしまった最大の原因でもあるでござる。

Photo_10Photo_11

なお、メックテックウェポンは両腕は背中に取り付ける事が可能でござるが、自立させる為のバランスが難しいのも難点でござる。 (笑)

Photo_12

さて、サイドスワイプの「トランスフォーマー / ダークサイドムーン」での設定は、古代サイバトロニアン剣術のスペシャリストで、接近戦では彼にかなうものがいないそうでござる?

故に中間達はディセプティコンとの戦いにそなえて彼から剣術訓練を受けているそうでござる。 う~む・・・ 前作の新兵設定から教官に成り上がったのはよいのでござるが、古代サイバトロニアン剣術という今まで聞いたことのない流派いきなり現れてしまったことが気がかりでござる。

そう、最近某半島の弱小国が剣道の起源は自国であると主張している勘違いのキチガイを見るようでちょっと拙者的には嫌な感じがするのでござるよな。 (笑)

Photo_14Photo_16

Photo_17Photo_18

能力値は体力(8)、知力(7)、速度(8)、耐久力(6)、地位(5)、勇気(7)、火力(3)、技能(9)と設定されており、RA-04版よりも何故か能力値が下がっていたりするでござる?

武器設定では両腕のブレードと彼のブレードを融合させたショットガンであるサイバトニウムソードを使用したホイールダッシュ戦法でござるな。

ただ、ロボットモードでもブレードを展開させたまま固定するのが出来ないので今回はレバー部分を見えにくい位置でテープ固定してみたでござる。

Photo_19

ひとついえることでござるが、本品の場合はG1の初代サイドスワイプ(04、ランボル、1600円)をイメージした赤いボディの方が似合う事なのでござるよな・・・

う~む・・・ 赤いサイドスワイプと言えばRD-04版の頭部と成型色を変更したスワーブ(日本では2625円でアマゾン限定販売)が存在しているので難しいかもしれないでござるな?

まあ、日本販売は銀色塗装を施したプレミアムバージョンで販売しそうでござるよな?

否、最初からプレミアムバージョン販売を予定してワザと完全版商法を狙い残念な成型色にしたのかもしれないでござるよな。 (笑)


メックテックキャンペーン

2011-12-13 01:25:40 | 劇場版・TF3

Photo

「・・・ひどすぎるよ・・・」

「メックテックキャンペーンが当たらないよ・・・」

Photo_2

「シリアルコードの組み合わせ抽選なんて当たりがあるのかなあ?」

「当選は発送を持ってお知らせしますじゃない分、当選メールを送っているから良心的じゃないかな」

Photo_3

「僕と契約して魔法少女になってくれたら、当選確率なんて自由自在さ!」

「懸賞生活も夢じゃないよ」

「う~ん・・・」

Photo_4

「それには及ばないわ」

「ほむらちゃん・・・」

「暁美ほむら・・・ 君は・・・ まさか・・・」

Photo_5Photo_6

Photo_7Photo_8

メックテックキャンペーン・第2弾 C賞

金のメックテックウェポン・トライタニウムエナジーバトルカノン(非売品)

Photo_9Photo_11

Photo_12Photo_13

「すごいよ! ほむらちゃん!」

「当たったんだ!」

「ええ、昨日届いたの」

Photo_14Photo_16

「何度でもあきらめないで挑戦すれば当たるかもしれないものよ」

「最初から挑戦しなければ当たらないわ!」

Photo_17

「説明書にはメッキテックウェポン・トライタニウムエナジーバトルカノンと記されているけれど武器自体の説明は無いわね」

Photo_18Photo_20

「武器自体はスペースオプティマスプライム(DA-17、スペースオプティマスプライム、4200円)付属のエネルゴンウェポン(エナジーバトルカノン)の成型色変更金メッキバージョンね」

Photo_21Photo_22

「レバー操作による変形用途は不明で面白味はないけれど、武器展開時に固定できる設計は嬉しいわ」

Photo_23

「カッコイイと思うけど金メッキ意外のウ〇コ色の成型色はちょっとね・・・」

「そうね・・・」


彼が映画に出ない訳?

2011-12-09 23:35:41 | 劇場版・TF3

Photo

やあやあ! 

今宵も、映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」より映画本編未登場のF-22ラプターに変形するディセプティコン航空兵、サンダークラッカー(DD-08、サンダークラッカー、2730円)の登場でござる!

いや~映画登場トランスフォーマーは100体(?)を超えるはずなのでござるが、何故か映画未登場キャラクターが多いでござるよな? (笑)

Photo_2さて、本品は2011年7月に販売されたメックテックウェポン採用のデラックスクラッス商品でござるが、金型自体はセラックスクラス商品版スタースクリーム(DD-02、スタースクリーム、2730円)の成型色変更品で、付属のメックテックウェポンが変更された商品でもあるでござる。

日本販売版は海外販売版パッケージに日本語表記シールを貼り付けて、日本語説明書とメックテックウォーズ対応カードを2枚封入した商品でござる。

なお、2007年度の映画「TRANSFORMERS」ではヴォイジャークラス商品(MD-19、サンダークラッカー、3675円)が販売されたでござるが、2009年には海外限定でEZコレクション版のセット販売品(ウォー・フォー・ザ・スカイ、日本未販売)のみが販売されているでござる。

Photo_3Photo_4

Photo_5Photo_6

まあ、ドチラにせよ先ず先にスタースクリーム有りきな成型色変更商品でござるから、スタースクリームの商品が販売されないと誕生しないキャラクターでもあるでござる。 (笑)

Photo_7

故に本年度はデラックスクラス商品のスタースクリームが販売されたおかげでデラックスクラス版サンダークラッカーが販売された訳でござるよな。 (笑)

Photo_8Photo_10

Photo_11Photo_12

商品的には買いやすくなったうえにスタースクリームより好感が持てるカラーリングでござるから、映画本編に登場すれば販売促進効果(?)で売れそうな商品には成りそうでござるが・・・

残念ながらサンダークラッカースカイワープ(DD-10、スカイワープ、2730円)も映画本編に登場できない訳があるのでござるよ・・・

Photo_13Photo_14

Photo_15Photo_16

そう、 今回は映画3部作の最終決戦にあたるのでヤラレ役は多くてもよいはずなのでござるが、彼らのヴィークルモードが米国空軍最強の戦闘機F-22ラプターであることが原因なのでござるよ!

Photo_17

自分の国が大好きな米国人が作る娯楽映画でござるから、たとえ敵として登場しようとも正式に承認を得た自国が誇る最強の戦闘機が打ち落とされるのは忍びなく、まして本作ではディセプティコンが人類の虐殺を行う描写も描かれるわけでござるから、F-22ラプターが軍民かまわず攻撃をしかける場面も見たくないでござろう。

Photo_18Photo_20

劇中に登場したスタースクリームでさえ、ヴィークルモードのままでは撃墜されず、攻撃はオートボットにのみヴィークルモードで生身の人間を攻撃するときは態々ロボットモードに変形して相手の攻撃範囲に自ら入って自滅するなど航空兵力としては完全に間違った運用法でござるが・・・

映画の敵役としては戦争映画で米国兵の前に打たれる為に登場する独逸兵のようなお約束でござるよな。 (笑)

故にF-22ラプターの姿をした彼らは出しにくく、正式に名前を借りている以上は単なるヤラレ役だけで映画に出せない大人の事情もあるわけなのでござるよな?

Photo_21Photo_23

なお、本品はDD-02版スタースクリームと同じで、転がし走行はできないものも着陸脚は折りたたみ式でござるが、メックテックウェポンはロードバスター(DA-09、ロードバスター、2730円)に付属するアサウルトコンバットソーの成型色変更品であるシャドーアサルトソーが付属するでござる。

シャドーアサルトソーはヴィークルモード翼下装着時には期待に引っかかって展開する事ができないでござる。 無論、シャドーアサルトソーも武器展開時に固定できず、本品のパッケージ収納時に固定されている透明のゴムを使って作動レバーを固定しているでござる。

Photo_25Photo_27

ロボットモードの変形は各部の折り畳みがギチギチの為に破損の恐れが若干怖い商品でもあるでござるが、本体に変なギミックを仕込まなかったおかげで、簡易ではあるが完成度は高いでござる。

Photo_28Photo_30

本品の拙者的、萌ポイントは着陸脚がそのまま踵になっているデザインで良くぞ接地性の悪い元デザインをアレンジしてくれたものだと関心したでござるよ。

Photo_31Photo_32

しかし、MD-19版サンダークラッカーと異なり、頭部はスタースクリームのままであり、カラーリングも玩具的になってしまったので雑魚感が強くなってしまったでござるな。 (笑)

Photo_36

なお、能力値は体力(9)、知力(4)、速度(9)、耐久力(5)、地位(5)、勇気(7)、火力(9)、技能(6)で設定されており、スタースクリームが王座を奪い取るときに備えて自らが訓練した忠実な部下で、性格は飲み込みがはやいものの卑屈で事なかれ主義のようでござる。

Photo_38Photo_39

Photo_40Photo_42

なお、武器設定はN.E.S.T.ラボを襲撃して奪い取ったシャドーアサルトソーで、不規則な刃の回転により、刃先が分身しているように見えるそうでござる。

Photo_43Photo_44

Photo_45Photo_46

まあ、流石に武器パーツの変更は同じ金型の使いまわしで3種販売する後ろめたさの為かもかしれないでござるが、結果的には安上がりでも良い差別化にはなっているでござるし、ヴークルモードでメックテックウェポンのアクションが楽しめないのも強奪品の為に使えないという説得力があるでござる。 (笑)

Photo_47Photo_49

本品はメックテックウェポンによる組み合わせの自由度を証明した商品であり、一応背中と両腕わき腹の6箇所にメックテックウェポンを取り付けて遊ぶことが可能なのでござる。

Photo_51

デザイン上可動範囲とポージングが決まらない欠点があるでござるが、同じ大きさでジェットロン3体が揃うのは嬉しいものでござる。

ほんと、ロボットモードだけでも劇中に登場して見事な散り様でもみせてくれると販売促進効果もあるのでござるが、映画自体は玩具を売る為の販売促進映画ではないので玩具の売り上げや展開等は全く気にしておらず、映画スポンサーにより作品内容が左右されているのが現実のようでござる?


日本名はシーカーエアレイド

2011-12-07 00:54:05 | 劇場版・TF3

Photo

ごきげんようでござる!

映画「トランスフォーマー / ダーウサイド・ムーン」本編には登場しなくとも、劇中登場メカニックををイメージした玩具オリジナルトランスフォーマーが今期も販売された訳でござるが・・・

後から販売されたにも関わらず、先に日本限定商品として販売されたオートボット制空戦闘員、エアレイド(DA-12、エアレイド、2730円)と名前が被ってしまった同名の別人、早期警戒機に変形するオートボット探査員、シーカーエアレイド(DA-33、シーカーエアレイド、2730円)の登場でござる!

Photo_2本品は映画公開後の2011年11月に販売された完全新規設計の商品で、映画本編にもノベラズ版にも登場しないトランスフォーマーでござる。

商品は一般販売のデラックスクラス商品で海外名はズバリ、AIR RAIDで、日本販売版は海外版パッケージに日本語表記シールを貼り付け、日本語表記の説明書とメックテックウォーズ対応カードを2枚封入させた商品でござる。

そう、パッケージ表記はエアレイドのままでござるが、日本語表記シールと説明書ではシーカーエアレイドに変更されているでござる。

Photo_3Photo_4

如何なる経緯を経て本品が販売されるようになったのか不明でござるが、後から販売したこともあり日本販売ではシーカーエアレイドとして販売される事になったでござる。

映画本編に登場しないトランスフォーマーだとはいえ、説明不足もはなはだしい商品でござる。 せめて日本販売品くらいはフォローのある説明が欲しかったのでござるがそのままなのでござるよな・・・

Photo_5Photo_7

Photo_8Photo_10

さて、本品は映画本編にも登場した早期警戒機E-3セントリーぽいヴィークルモードでござるが、エンジンなども4基から2基に減る等デザインが異なるでござる。

そう、どちらかと言えば航空自衛隊のE-767早期警戒機ぽいデザインでござるが、カラーリングは全く異なるでござる。 正式な承認が得られなかったのでデザインは変えているのでござろうな?

Photo_11

しかしまあ、レドームを積んだ早期警戒機のトランスフォーマーは初の商品化であり、拙者的にはヴォイジャークラスで販売しても良かったとおもうのでござるよ。

Photo_12Photo_14

Photo_15Photo_16

ただ・・・ 本品の場合、エアレイドを名乗ってしまったのが問題なのでござるよな?

確かにエアレイドの名前は商標登録してあるみたいなので、トランスフォーマー商品では使えるのでござるが、一応日本限定販売品のDA-12版エアレイドが先に販売されちゃった以上、同一シリーズでは遠慮して別の名前にするべきなのでござるが・・・ ハズブロ側がゆずらなかったのか、日本側が本品の存在を知らずに企画しちゃったのか不可解な点が多いのでござるよな?

Photo_17

拙者的には早期警戒機という事で、1989年に販売されたマイクロマスター(マイクロトランスフォーマー)のサンランナー(マイクロマスター・バトルパトロール、日本未販売、日本版は1990年に成型色変更して、C-332、バトルパトロールチーム、800円として販売)の名前を継いでもらいたかったものでござるよ。

Photo_18Photo_20

Photo_21Photo_22

なお、本品のヴィークルモードは外付け感の強いメックテックウェポンを一体化したデザインに取り入れた設計は評価したいのでござるよ。

例え、レドムーをレバー操作で押し出してイオンパルスブラスターを展開させても見た目は悪くならないでござが、相変わらず武装を固定できない欠点も許せるでござる。 (笑)

今回も、商品固定用に使用されている透明のゴムバンド捨てずに使っているでござるな。

Photo_23Photo_24

更に本品は着陸脚はダミーで転がし走行はできないでござるが、収納可能だったり、エネルゴンウェポン取り付け用ジョイントが翼下などに3箇所設けられており、C型ジョイント対抗の設計だったりとヴィークルモードでも自由度は高い商品でもあるでござる。

Photo_26Photo_27

ロボットモードの変形は強いて難しいものではないでござるが、シーカーらしい細身のボディと左右非対称のデザインが目立つでござる。

Photo_28Photo_29

拙者的には用途が不明(?)な右腕より、背中に機種を収めた事でスケール感を分りにくくしているデザインに関心したでござるよな。

やはり、E-767風の早期哨戒機とF-35風の戦闘機が同じデラックスクラスの商品では違和感があるので玩具デザインとしては褒めたいのでござるよ。

Photo_30Photo_32

しかし、本品の場合は名前でケチが付いちゃったのが残念でしかたがないのでござるよな。

Photo_33

シーカーエアレイドの能力値は体力(7)、知力(6)、速度(8)、耐久力(9)、地位(7)、勇気(9)、火力(6)、技能(6)で設定されており、武器はシールドからイオンパルスブラスターに変形するメックテックウェポンで、接近戦闘で威力を発揮するパルス波を発車するそうでござる?

右腕はメイスと呼ぶか打撃用武器のようなので、右手にメックテックウェポンは装備できないでござる。

Photo_35Photo_37

Photo_38Photo_39

能力設定では、トtランスフォーマーの異物探査を遂行する「シーカー」で、自慢の探査システムで上空から地上を捜索するそうなので、DA-12版エアレイドとは能力が全く異なり、能力値も異なることから同名の別人と判断できるものの・・・

2007年に米国ディスカウントストアTARGETで限定販売された劇場版「TRANSFORMERS」商品扱いのオフスクリーンシリーズと呼ばれる「トランスフォーマースーパーリンク」版エアグライド(SC-07、エアグライド、980円)の成型色変更品であるエアレイド(日本未販売)とは能力値が同じ体色も似ている事から同一人物ぽい感じではあるでござる?

Photo

しかし、当然ながらデザインや性格・能力設定も違っており、本品もシーカーを念願にデザインされたために年寄り臭い顔のデザインになっているでござる。

Photo_2Photo_3

Photo_4Photo_5

そう、探査のプロである「シーカー」と言っても映画本編じゃ目覚しい活躍もせず、販売される玩具設定を見ても、本来の任務を忘れて地球に滞在している役立たずばかりでよいイメージが無いのでござるよな。 (笑)

Photo_6Photo_7

本品もメッテックウェポンのレドームを背中に装備したり、グリップを絶てて持ち方を変えたりなど工夫はされているのでござるが、肩・股間の関節がボールジョイントであるためにメックテックウェポンの重さに耐えられずポージングしにくかったり、立たせ辛い商品でもあるでござる。 更に細い右腕も強度的には心配な商品なのでござるよな。 (笑)

Photo_8

拙者的には面白い商品だとは思うのでござるが、名前ですべてぶち壊した感じがあるのが残念でござる・・・

せめて日本設定には何かしらのフォローが欲しい所なので、拙者的にはエアレイドの名前は航空機系オートボットに多い名前で、本人達も悩んでいたり「エアレイドの会」とか作って開き直って楽しんでいるという風に考えているでござる。 (笑)


よ~く考えよ~ 名前は大事だよ!

2011-12-04 13:30:38 | 劇場版・TF3

Photo

ごきげにょうでござる!

昨今のトランスフォーマーに置ける日本販売戦略では成型色変更品の売れ行きが悪いので日本未販売や限定販売という状況が多かったりするのでござるが・・・

「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」では2011年のシリーズ販売初期に商品数を水増しする為に日本限定商品が販売されたでござる。

今宵は日本限定販売のオートボット制空戦闘員、エアレイド(DA-12、エアレイド、2730円)の紹介でござる!

Photo_2本品は2009年に「トランスフォーマー / リベンジ」オートボット商品として販売されたブレイクアウェイ(RD-05、オートボットブレイクアウェイ、2415円)の頭部パーツを変更してディセプティコン商品となったスラスト(日本未販売)に更にメックテックウェポン対応ジョイントを増設し、メックテックウェポン(ショットカノン)を追加した商品で、パッケージは海外販売商品と同じデザインでござるが日本語表記部分は印刷されており、メックテックウォーズ対応カードが2枚付属して2011年5月に販売されたでござる。

本品は如何な過程で販売が決まったのか分らないでござるが、劇場版「TRANSFORMERS」展開時の2007年には海外ショップ限定で、「トランスフォーマースーパーリンク」版エアグライド(SC-07、エアグライド、980円)の成型色を変更したオフスクリーン版エアレイド(日本未販売)が販売されており、更に2009年の「トランスフォーマー / リベンジ」でもスーパーリンク版エアライダー(SC-25、スペリオン、5500円)の一部成型色を変更したエアレイド(ターゲット限定、スペリオン、日本未販売)が海外ショップ限定で販売されていたりするでござる。

Photo_3Photo_4

エアレイドの名は映画本編には登場しない海外限定のキャラクターなので、日本展開でもデザインは大きく異なるでござるがソレにならい命名したと思われるのでござるが・・・

なんと、後から完全新設計商品でエアレイドが販売されてしまい、日本販売ではシーカーエアレイド(DA-33、シーカーエアレイド、2730円)の名前で販売される事に成ったでござる・・・

どうして後から販売が決まったキャラクターと名前が被るのでござろうか?

もう少し考えてから命名すればいいものを・・・ これじゃ後だしジャンケンでハズブロが日本展開のタカラトミーに嫌がらせで命名したように思えてくるでござるよ。 (笑)

Photo_5Photo_6

Photo_9Photo_10

一応、本品はG1エアーボット部隊(C-55、スペリオン、5500円)の1人、F-15戦党旗に変形するエアーライダー(C-54、エアーライダー、880円)をイメージしたキャラクターなのでござるが、同じくG1コンバットロン部隊(D-D-69、ブルーティカス、5500円)のボルター(D-66、ボルター、880円)をイメージしたボルテックス(DD-06、ボルテックス、2730円)と比べると元ネタ玩具のイメージでカラーリングされていないでござるな?

Photo_11

過去のエアレイドを名乗る商品でも同様のカラーリングは無く、しいて言えばロボットモードをイメージしたカラーリングなのかもしれないでござる?

Photo_12Photo_14

Photo_15Photo_16

拙者としてはブレイクアウェイの金型流用は悪くないと思うのでござるが、何故にエアレイドの名前で機体も黒くできなかったのか疑問でござる?

映画本編に登場せず日本限定販売のトランスフォーマーであれば、玩具イメージの自由度は高いはずなのにファンサービスとしては疑問なカラーリングでござるよ。

PhotoPhoto_3

本品のコクピットに収められたロボット頭部はスラストのままでござるが、機体3箇所にメックテックウェポン取り付け用ジョイントを増設しているでござる。

Photo_4

ただ・・・ 取り付けられたエネルゴンウェポン(ショットカノン)は全く空気抵抗等を考えていない武器で、設定上は人類の武器を参考にエアレイドがN.E.S.T.に依頼した試作平気だそうで、飛行突撃攻撃時に力を発揮するそうでござる?

Photo_6Photo_7

Photo_8Photo_9

メックテックウェポンはレバー操作により砲身の形状を変える事ができるでござるが、本品もやはり武器展開時の固定ができないでござる。

対応策としてはレバーを引いた状態で、本品収納時に固定されている透明のゴムバンドを捨てずに使用するかセロテープで固定するかでござるかな?

Photo_12Photo_13

なお、メックテックウェポンは翼下にも取り付け可能でござるが、ショットカノンでは大きすぎる感じでござる。

素直にミサイルランチャーを取り付けるなり、もっと小型のメックテックウェポンを装備した方がよかったと思うのでござるが・・・ 何ゆえにオカシナ選択をしてしまったのでござろうか?

Photo_14Photo_16

ロボットモードは若干G1版を意識したと思われるでござるが・・・ 

全く面影は無いでござるよな。

Photo_17Photo_18

因みに2007年販売のオフスクリーン版エアレイドは名前が同じだけで設定が全く違っており、同名の別人のようでござるが、シーカーエアレイドとオフスクリーン版エアレイドは設定が異なるでござるが、能力値が同じなので同一人物の可能性があるかもしれないでござる?

Photo_20Photo_21

本品の場合はG1版と全く同じの能力値で、体力(5)、知力(7)、速度(9)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(10)、火力(8)、技能(7)で設定されており武器は右腕のジェットガトリングとメックテックウェポンのショットカノンでござる。

Photo_23

性格は遠距離からの銃撃戦より、敵の中に飛び込んでいく事を好むそうでござる。

基本性格もG1版エアレイド(日本名、エアーライダー)と同じでござるな。

Photo_25Photo_27

Photo_28Photo_29

しかも、同じような特徴で言えば本品の場合はデザインがデザインがデザインだけにポージングが難しく更にメックテックウェポンが邪魔になってポージングが限定されてしまう欠点も似ているといえば似ていたりするでござるかな? (笑)

Photo_30Photo_32

Photo_33Photo_34

まあ、本品は元々メッアライブ機能搭載商品でござるから、腕の動きに連動して上腕部のギアが回転したり右腕のジェットガトリングをダイヤル操作で回転させたりする商品ゆえに右腕に装着されたメックテックウェポンは被ってしまったり、翼に取り付けるにしても邪魔になってしまうなど後付け商品らしい欠陥もあるでござるな。

Photo_35

まあ、何だかんだと欠点があるにしろ全体的に観れば悪くは無い商品でござる。

拙者も販売当初はオフスクリーン版との兼ね合いもあり国外展開品でござるから同姓の別人としてみていた訳でござるが・・・

流石にシーカーエアレイドの登場により日本市場・海外市場のつじつ合わせが連携できていない事に頭を痛めるばかりでござる・・・ トランスフォーマーは国際商品でござるから名前の管理はしっかりしてほしいものでござるよな。