ごきげんようでござる!
映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」トランスフォーマー商品には本編未登場の商品も販売されているでござる。
未登場商品には大きく分けると、前作「トランスフォーマー / リベンジ」登場キャラクターと玩具オリジナルキャラクターでござる。
今宵は前作に登場するも映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」本編に登場しなかったオートボット戦士、ジョルト(DA-14、ジョルト、2730円)の登場でござる!
本品は2011年6月に販売された完全新作のデラックスクラス商品であり、日本販売では海外仕様のパッケージに日本語表記シールを貼り付け、日本語説明書とメックテックウォーズ対応カードを2枚封入して販売されたでござる。
6月の販売時点では映画公開前であり本編登場トランスフォーマーとして期待されていたでござるが・・・
結果は未登場に終わっており、前作「トランスフォーマー / リベンジ」では、「ジョルトを探せ!」くらいの登場だったので出てこなくともあまり影響の無いオートボット戦士だったでござるな。 (笑)
本作ではリベンジ版(RA-19、ジョルト、2415円)のデザインよりカラーリングを一新しモデルチェンジして登場したわけでござるが・・・
ヴィークルモードはリベンジ版の青いボディのシボレー・ボルトのコンセプトカーから・・・
グレー(銀)の市販モデル(?)に変更されたと思うのでござるが・・・
無いやら妙なカラーリングになっているでござる?
ウィンド部分のマーキングに加えてボンネット及びルーフ部分に滑り止めというかタイヤの溝を貼りつけたようなデザインンは実車にも存在する仕様なのでござろうか?
電気自動車(ハイブリット方式)ゆえに近未来をイメージさせるコンセプトカーというかプロモーションカーなのでござるかな?
まあ、トランスフォーマーで言えば、水色の追加マーキングはオールスパークパワーでござるが・・・ シリーズ遅れでようやくジョルトもパワーアップしたのでござるかな? (笑)
さて、本品のヴィークルモードでのギミックは転がし走行以外にルーフ部分に2箇所、付属のメックテックウェポン(プラズマハンドカノン)を取り付ける事が可能でござる。
プラズマハンドカノンのギミックはレバー操作で銃身が大口径砲に変形するギミックでござるが、やはり武器展開時の固定ができず・・・ 今回も捜査レババーの隙間に丸めたセロテープを詰めて固定しているでござる。
全体的なカラーリングは悪くないでござるが、ルーフ部分の武器取り付け穴隠しのパーツが塗装されていない為に目だってしまうのが残念でござる・・・
ロボットモードはリベンジ版と異なるデザイン故に印象が変わってしまったでござるが、確かに妙なパーツ配置に獣脚姿勢は映画本編登場トランスフォーマーのデザインでござる。
拙者的には大胆に配置されたクリアパーツ部分を評価したいでござるが、本体の成型色が残念でならないでござる・・・
何故に銀色にできなかったのでござろうか?
劇中に登場する同色のサイドスワイプ(DA-08、サイドスワイプ、2730円)やサウンドウェーブ(DD-13、サウンドウェーブ、2730円)との差別化だとおもうのでござるが、だったら最初からリベンジ版と同じ青いボディの方が差別化できるだけではなく、イメージ的にも目立つと思うのでござるよな?
まあ、ハズブロとしては完全新作商品とはいえ映画に出ないキャラクターを買わせるには同じ色じゃダメだと判断したのでござるかな? (笑)
なお、メックテックウェポンは背中に背負わせる事が可能でござるが、本品は特異なデザインゆえにポージングがイマイチとり難い商品でもあるでござる。
ジョルトの能力値は体力(6)、知力(5)、速度(4)、耐久力(7)、地位(4)、勇気(9)、火力(6)、技能(9)と設定されており、リベンジ版と変わらないでござる。
性格はプラズマエナジーのように荒々しく衝動的な性格の持ち主で、戦闘の最前線で戦う事を望む戦士のようでござるな。
まあ、落ち着きが無く忍耐を学ぶべきだと教えられているそうでござるが・・・
映画本編に登場しないのであれば空しい設定でもあるでござる・・・
武器設定のプラズマハンドカノンはジョルトのプラズマエネルギーを最大限で活用出来るようにN.E.S.T.が作り上げた新兵器でござる。
商品上ジョルトの指は3本爪なので武器が保持できないでござるが、手首か肘部分にジョイント可能でござる。
使用目的を考えれば手首よりか肘部分のジョイントを使用するほうが絵になると思うでござるな。
ただ・・・ やはり本品はポージングしづらい為に立っているだけの方が絵に成ってしまうのが残念でござる・・・
う~む・・・ やはりジョルトは動き回るよりも背景に徹していた方が似合うトランスフォーマーなのでござろうか?
因みに映画公式見解(?)では今作の映画にて登場しない前作のトランスフォーマーは、前作および今作の映画の過程にて戦士したと見なされているようでござる。
・・・酷い話でござるよな。
まあ、映画自体は玩具販売促進の映画ではなく映画そのものを売る映画なのでトランスフォーマー玩具の事情等考え無で製作しているのは仕方が無いでござろうな・・・