手作りバッグ・玲

酒袋などで作ったオリジナルバッグ

アマランサス 甲斐駒ヶ岳雑記

2011-09-19 23:02:53 | 日々の出来事

甲斐駒ヶ岳からの帰り道、南アルプス市の道の駅に立ち寄りました。

すると駐車場の端に、ブルーシートの上に何かケイトウのようなものを広げて干している人がいました。

近寄ってよく見ても、大きなケイトウのようにしか見えずお聞きしてみたところアマランサスとのこと。なるほどその先の畑には収穫途中のものがありましたので写真に撮らせていただきました。草丈2m以上はあるでしょうか、巨大なケイトウのように見えました。

最近の雑穀ブームで名前だけは知っていましたが実物を見るのもさわるのも初めてで、帰宅してアマランサスについて少し調べてみたところカルシウムの含有量が高そうなので購入してご飯と一緒に炊いてみようかと思っています。

(財)農産業振興奨励会配布のパンフレットより引用

アマランサスは「スーパーグレイン(驚異の穀物)」とも呼ばれる南米産のヒユ科の穀物で、古代インカ帝国ではインディオたちの主食とされ、豆やトウモロコシと並ぶ重要な食べ物だったと伝えられています。たんぱく質や脂質、ミネラル、食物繊維などを豊富に含んでおり、その卓越した栄養価は各方面で高い評価を得ています。

江戸時代末期に岩手県軽米地方でアマランサスが栽培されていた記録があるそうなのですが、その時の呼び名は仙人穀(センニンコク)。優れた栄養価を評していたのでしょう。

アマランサスは精白米に比べても、カルシウム約30倍、鉄分約50倍、繊維質約8倍を含んだ、いま注目の高栄養価穀物です。また他の穀物に比べてもカルシウム、鉄分、そして必須アミノ酸であるリジン、メチオニンなどの含有量が数段上です。

草丈は2m位、花は鶏頭のようで、種子はわずか1mmくらいの可愛い種子です。産地は冷涼な高原性気候地域で、日本では秋田県や岩手県の山間地にて完全無農薬で栽培されてますが、まだまだ生産量は多くはありません。 

 手作りバッグのお店です http://bag.shop-pro.jp/  

 


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