12時40分過ぎ二の池を通過して賽の河原に下りました。広い原には無数の石積みの仏塔が並んでおり、山岳信仰の深さを感じました。摩利支天に13時40分到着。
摩利支天山(2959m)で小休止したとき、真っ赤な実をつけたナナカマド、コケモモ、紅葉を始めたミヤマダイコンソウ、そして岩の上にはホシガラスの食べたハイマツの実のカスが残されているのを見るなど、山歩きのもう一つの楽しみに出会えました。
五の池小屋の着いたのは14時15分ごろでした。コバルトブルーの水を湛えた五の池が小屋の下に見えましたが水深は余り深くなさそうに見えました。これからは濁河温泉への下り道です。ザレ場にはまだコマクサが咲き残っておりましたし、途中の登山道にはイワギキョウ、トウヤクリンドウ、イワツメグサ、など季節はずれの植物に出会いました。これも今年の猛暑の影響なのでしょうか?
歩きにくい登山道を下り、16時30分つり橋を通過、17時やっと濁河温泉に通じる道路に到着。予想よりかなり厳しい山歩きでしたが、このコースを歩きたかったので念願かなって満足しています。御嶽山は想像以上に大きな山ですし、コースを変えて今度は頂上で泊まり、ゆっくりと池めぐりをしてみたいと思いました。
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