先日柿渋染めの幟と酒袋を使ったショルダーバッグを作りましたが、今回は同じ型紙を使い幅を4cm狭くして、酒袋のみでシンプルに作ってみました。
作品展などをすると、来られたお客様がよく「柿渋染めだ」とか「染めている」言われます。その都度、柿渋染めと酒袋の違いについて説明をするのも失礼かと思いますし、化学染めのよく似たものが安価に出回っている今日、本物の酒袋の良さをどうやったら伝え分かっていただけるのでしょう。ちなみに、私が作る酒袋のバッグは柿渋で染め直すことなく、そのままの色を使っています。気に入ったものから使っていきますので酒袋の在庫がなくなるのが正直心配です。
牛革で作った紐は調節可能、柿渋染めの布で作った中袋にはケイタイ入れ、ファスナーポケットなどを付けて収納力もたっぷりです。本物の酒袋の良さは使っているうちに実感していただけると思います。
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