撮影でした

とてつもないお金持ちの方の結婚式は、想像をはるかに超えているものでした。
15年近くブライダルをメインで撮っていますが、このような規模は初めて。
（今までゲスト数100人、政治家も参列されるお式も撮影経験あり）

今回、美容師は15人以上、ビデオは８人…。
写真は・・・。
「腕のいいカメラマン3人で撮影する」という内容で、社長が高額で契約を取ってきたそうです。

社長としても、この大きな結婚式の撮影で「写真館の次期社長＝息子さん」を政財界の名だたる方々にお披露目したい目論見。
すごく分かります。

結婚式は、もはやショー。
バージンロードは高ささえないものの、ランウェーそのもの。
いくつものスクリーンにて挙式・披露宴の生中継＆海外のご友人とのオンラインも。

心がけている「いつも通り」に何て…撮れませんでした。
無理をして、頑張って、頑張って撮っていた私。

さらに朝から二次会夜までぶっ通し。
6時に朝食を取って以来、帰宅後の23時まで何も食べず。

でも一番頑張ったのはメインで撮っていた社長の息子さん。
途中から「（精神的にも体力的にも）限界を超えているな」と言う事には気づいていました。
彼はいつもスタジオ（箱の中）で撮ってみえます。
久しぶりの結婚式の撮影は行動範囲が広いので、キツかった事かと思います。
（特に今回、宴会場が広すぎた）
フルマラソンを完走できた私の脚でさえも、今日の疲労度はハンパなかったです。

初めて一緒にお仕事をさせていただいた社長の息子さん。（面識はもちろんあった）
ゆくゆくは会社を担って、さらに良い方向へ導いて頂きたいです。

今回の撮影は、本当に勉強になりました。