百合の香りが清らかです。
突然、お義父さんが旅立たれてしまいました。
お盆にお見舞いに行ったときは起き上がり、耳も言葉もはっきりしていて、はるさんに説教までする元気があったのに。
お義母さんは基本的に強い方なので、現実を冷静に受け止めて、時折涙するけれど儀の間は明るく努めてみえました。
お義父さんは、私のマラソン挑戦をいつも応援してくれていて、今年の3月も新瑞橋に来てくれていた。
新聞に、順位表のみだけど私の名前が載ると、非常に喜んで「ようやった。立派立派。」と新聞を眺めて褒めて下さった。
はるさんには、私が甘いのを知っていてちょっと厳しくて。
「何でも食べてみたらいい。」「勉強もしっかりな。」とよく言ってみえた事と、非常に可愛がってくれていた事は忘れません。
きのう告別式が終わり、本日はてつさんが家にいます。
家族で多度大社に参拝に行ってきました。
風鈴が吊るされ
目に耳に、涼しい。
ミストもあって、夏の終わりですがまだまだ大活躍。
参拝後、いつも通りに川に降りる。
川の水は「手水舎の温度と変わらない。冷たくない。」とはるさん。
白馬に人参をあげて
帰路。
毎年、春にはるさんの誕生日を迎えられたお礼に参拝に来ていましたが、今年は来ていませんでした。
次回は冬かな?
一年は早い。
ここ数日、まともに食事を作る事すらできませんでした。
時間は、捻出したらきっとあったはず。
ですが心が無理だった。
まだ料理をする気にはなれないのだけど、はるさんがそろそろ外食やテイクアウトに飽きてきて「お母さんが作ったものがいい」と言い始めています。
もう何を作ったらいいのやら。
鶏のガーリックマヨ。
みんな好きなソースを作っておけば間違いなし。
数日料理をしないと野菜がダメになっていて、大急ぎで調理しなくちゃいけないものがいくつか。
2023になってから私は身近な人の旅立ちがいくつか続き、その度に「命の灯が見えたらいいのに」と思うのです。
はるさんは、衝撃の夏休みラストになった。
明日も、生きよう。