今回は、旅行と言うほどカテゴリーでもないのですが・・・。
今度の春休み、てつさんの休暇に合わせて京都へ行こうと計画しています。
はるさんの小学校の修学旅行はコロナで三重県内になり、本来行くべきだった京都へ行っていません。
修学旅行で行くような王道の神社仏閣へ行きたいねと計画。
しかしながらこのコロナ後のリバウンドと言いますか、オーバーツーリズムのニュースを見るたびに京都が恐ろしくなり。(予定通り回れるの?並ぶ?バス乗れる?)
コロナ後の京都の事をご存じの方にお話をお聞きかせお願いしたりと、京都の交通事情などを入手しているのですがハッキリとは分かりません。
・・・こうがいいやら、こっちの方がスムーズにそうだとか周れそうだとか、京都行程も練り直す事3回目。
あーモヤモヤ!
てつさんが「今は冬だから、きっと京都も空いていると思うから、一回行ってみる?」と。
てつさんは日帰りで行こうと言ってくれたのですが、私としては京都は日帰りとなるととんぼ返りになっちゃう気がして。
調べると今の時期は格安で泊まれることも分かり、急遽1泊2日で京都へ向かう事になりました。
なので「3月の京都旅行のための下見旅行」という位置づけ。
寒いので神社仏閣は3月に周るとして、室内・・気になる博物館へも行ってみようと。
前置きが長くなりました。
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1/27(土)
強き女子ランナー達は今まさに大阪へ(明日の大阪国際女子マラソンへ向けて)集結している最中かと思います。
そんな中我が家は京都へ。
インター降りるまではスイスイの渋滞知らずでしたが、一般道に入るとすぐにノロノロ渋滞。
清水寺周辺になると観光客が続々と歩いていて、真冬でもこんないるのー!?と。
まずは、清水寺の駐車場へ。
調べていた駐車場へ行こうとしたのですが、分かりづらく早速こりゃダメだ、と。
近くにいくつかあるので、3月は当日来てから空いているところに停めるしかない。
お次は銀閣寺周辺へ。
こちらもこの辺りにコインパーキングが点在してる事が分かり、納得。
そしてホテル(駐車場)へ。
ホテルは「ハートンホテル」。
せっかくならと、3月と同じホテルを予約しました。
下見なので、ホテルの立地もここでいいのか検証するため。(3月のキャンセル料はまだ無料)
チェックインは14時なのですが、追加料金(30分150円)で早めに駐車させてもらえるというステキサービス
荷物はフロントへ預けて、はるさんたっての希望の「京都国際マンガミュージアム」へ。
地図で見ていた通り、ホテルから徒歩すぐだった!
小学校だった建物を利用し、京都市と京都精華大学とによる、漫画の博物館!
入るとすぐにマンガ博覧会なる壁。
手に取ると、それは外国語に訳された漫画だった。
英語はもちろん、ポルトガル語、スペイン語、中国語・・・数々の国の言葉に訳されている日本の漫画がこんなにあるなんて。
目から鱗。
で、お昼が近くなってきたのでランチ。
併設されている「前田コーヒー」へ。
ランチセットがあると思っていたら、平日限定でガッカリ。
注文後、待ってる間にもはるさんは漫画を読みふける。
藤子不二雄さん達の「まんが道」。
私のランチは
ふんわり卵のサンド、とカフェオレ。
パンもやわらか!卵もふわふわでおいしい!カフェもいい香り。
パンは進々堂のパンらしい。はるさんも卵トーストを頼んでいておいしそうだった。
てつさんはパスタ。
壁には漫画家さん達の直筆のサインと、イラスト!
すごくオシャレなカフェでした。
が、ドアが開いたままのでこの時期寒くて、落ち着かない。
お腹が満たされた後は、再びミュージアムへ。
「各々好きなマンガ読もう!」と自由行動。
私は館内散策。どんな作りになっていて、何があるの?
レトロ階段。
漫画家さんの石膏手形があった。
テルマエロマエのヤマザキマリさんの。
もちろん宮崎駿さんのもありました。
2Fのメインフロアへ。
火の鳥がお出迎え!
ミュージアムと言うだけあって「漫画とは何なのか」が学べる壁がありました。
漫画の起源、漫画の移り変わり、漫画の書き方、外国では漫画は何と呼ぶのか、漫画の出来るまで、漫画家のお金の流れなどなど。
はるさんは漫画の壁で読みふける。
私も、一冊。
「ワイン知らず、マンガ知らず」
フランスのマンガさんの作品。
辞典くらい大きく分厚いマンガで、漫画家とワインの作り手の話。
自然派ワインってこうできるんだーと興味深い。
ものすごく繊細で手間暇かかってる。
マンガと言っても、子どもが対象だけではなく大人向けのマンガや、幅広い年代に向けた漫画だってある。
宇多田ヒカルさんの「くだらない小説を読むくらいなら質の良い漫画を読んだ方がいい」というような言葉を見た事があり、それも漫画に一目置くキッカケでした。
それにしても、午後になり混んできました。
午前から日本のボーイスカウトの集団がみえており、午後になり海外のツアー客が後を絶ちません。
英語や中国語が飛び交い、ここはどこ!?
アウェー感。
床はギシギシ鳴るし、観光客の話声が絶え間なく、集中して漫画が読めません。
図書館とは違うと感じました。
まだ私は1冊も読み切る事が出来ずに、あっという間に集合時刻。
今度は、大好きパン!を求めて。
明日の朝食の調達です。
「ル・プチメック御池」
路地の奥まったビルの一階にありました。
ハード系がメインで、クロワッサンも人気との事。
オシャレなパンが並びます。
ワインに合いそうな、おいしそ~うなパン達!
ワクワクしながら楽しく悩みました。
その後、ホテルへ。
トリプルルーム。
HPで見ていたまんまの部屋でした。
すごく清潔感のあるお部屋。
清潔感があるのは部屋だけでなく、エレベーターや壁などどこを取ってもきれいでした。
冷蔵庫とケトルが部屋にあり、コーヒー・スープなど欲しいもは(素を)1Fから持ってくるスタイルでした。
この後、てつさんたっての希望で銭湯へ行く計画にしており、なんと銭湯の割引もホテルで受ける事が出来たのです!
しかもシャンプー等とタオルも無料でお借りできる!ステキサービス
ホテルから歩いて7~10分ほどの「玉の湯」
まー絵に描いたようなレトロな銭湯。
自転車が止まっている辺り、地元の人が通ってるのを感じます。
引き戸を開けたらすぐに番頭さん。
左右に男湯女湯。天井は繋がってる。
ので、私が地元のご婦人とお話してた内容もはるさんにまる聞こえだったらしい。「おかーさん、声大きいよ」
中はもちろん写真禁止なので、HPより。
テルマエロマエの世界・・・
ステキでしょうステキでしょう。
私、生粋の銭湯は人生で初。
お湯が熱くて長くは入ってられないのですが、芯まで温まる。
てつさん、大好きサウナも楽しんだとの事。
「ちょっと狭くて、常に満席で長居はできない」らしいけれど、そうは言っても来れて嬉しそうでした。
希望が叶って良かった良かった。
その後は「京都の台所」と言われる「錦市場」へ。
これがまたカオスだった・・・・・・・・・・・・・・
冬だよ、何この人だかり。
真っすぐ歩けないし。
西洋人もみえますが中国人が多く中国語が飛び交い、店の人も中国語と英語なので
「ここはどこ!?」再び。
本当にアウェー。中国かと思いました。
売っているものは、天ぷら、練り物、海鮮、漬物・・・と言ったもので、あまり夕ご飯になりそうなものがありません。
ガイドブックで見ていた「三木鶏卵」で
だし巻き卵を。
他は「丸常蒲鉾」で
目新しい練り物を買いました。
それらと、おにぎりやサラダを買いホテルにて夕食。飲んだのはスパークリングワイン。
錦市場、人が多くて疲れちゃった。
これと言ったお惣菜もなく、もう再訪はないかな。
3月だったらそれはそれは大変になる。今の時点で想像つくし。
自宅だと家事があるけど、ホテルはそれがないのでやる事がない。
もう寝よう。
と日ごろよりも早めに就寝することにしました。
そんなこんなで1日目が終わり。