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水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

エアロゾルに係る記載(その31:国内における大気汚染の現状を多角的に監視しよう。)

2013-02-26 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-25投稿、'13-02-26追加・更新

 既報(その29)に記載したように、大気汚染微粒子は最近特に増加していると言われているようですが、実際問題、目視できるわけでもなく今後どのように汚染が増大しいくのか?気がかりです。
大気上空で浮遊するAM2.5で象徴される大気汚染粒子は風任せで、いつ、大量にわが国に飛来して来るかもしれません。

 既報(その27:AM2.5大気汚染物質推移のSPRINTARSアーカイブによる調査)にて、中国大陸およびその周辺の大気汚染物質推移を調べてみると、大陸内の汚染は確かに1980年代と比べて酷くなっていますが、ここ十年来の汚染は少しずつしか増加しているに過ぎなく、今回の中国国内における大騒動が逆に不思議なくらいと思われます。 ただし、ここ数年来は大陸上空の汚染は北京など中国沿岸部の諸都市周辺にまで拡散したので、中国内で問題となっているのでは?と思われます。(汚染推移:文末参照)

  既報(その23 )によれば、この大気汚染微粒子は大気浮遊粒子状物質(エアロゾル)による気候システムへの影響及び大気汚染の状況を地球規模でシミュレートするために開発された数値モデルであり、それぞれ地表付近から高度約1kmまでの平均質量濃度から算出していますことから、それ以上の空域に浮遊存在しているものが、降雨などによって地表に降り注いだりした場合、どのような影響を及ぼすのかも不詳ですが、
 いずれにしても、黄砂、火山灰、環境放射能、インフルエンザウィルスなどの超微細な粒子、および 化石燃料の消費によって発生するCO2、SO2などSOX、NOx(窒素酸化物)、および窒素有機化合物(VOC)などガス状物質に加えて、大気汚染微粒子として煤、硫酸塩などハイブリッド汚染が発生して、光化学スモッグを引き起こして、喘息など呼吸器系疾患、酷い場合は肺がん?を発生させて問題となっているという。
 これは、黄砂などに付着するさまざまな有害超微粒子による後遺症なのか?長年の蓄積の影響なのか?よくわかりませんが、下記の参考投稿に示すさまざまな有害物質による後遺症と考えられます。
 
参考関連投稿:その9-1:(放射能などエアロゾルの形状)
・・・環境に悪影響を与えている放射性物質(死の灰)、火山灰、ウイルス、花粉などエアロゾルの形がどのようなものか調べました。続きを読む>>

 黄砂などの発生が比較的少ない冬季でもこの中国国内での惨状が、現状、わが国内に、そのままスライドして来ないだけ救いですが、
大きな粒子は比較的近距離で落ちてしまい、小さな微粒子が遠くまで運ばれくるという。

「イラク(中東)からの黄砂」によれば、
http://www.shimadzu.co.jp/powder/lecture/
beginner/b03.html

2003年3月25日~27日にかけて、西日本において黄砂が観測されました。


通常の黄砂は、中国大陸で巻き上げられた砂塵が偏西風に乗って飛来します。ところが、この時期、中国大陸では大規模な砂嵐の発生がなく、イラク(中東)で大規模な砂嵐が発生しており、これによって巻き上げられた砂塵が日本まで運ばれてきたものだと考えられています。・・・イラク(中東)から日本までの距離は約8,000kmもあり、このような長距離を運ばれる間に、粗大粒子は徐々に沈降・落下し、微小粒子だけが日本まで到達するため、イラク(中東)からの黄砂のほうが、比較的距離の短い中国からの黄砂に比べて、かなり小さくなっていることがわかります。・・・黄砂は、春の雪解けの後、ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などで、強い風のために多量の砂塵が空中に吹き上げられ、比較的低い高度(約3,000m)で移動して中国、韓国、日本等に降り注ぐことになります。大きな粒子は比較的近距離で落ちてしまい、小さな粒子が遠くまで運ばれていきます」 

 国立環境研究所の調査に係る情報によれば、全国31%で基準値超え 1月末のPM2・5 越境汚染の影響とのことで、今までのわが国内の汚染は基準に対して、どのくらいであったのか不詳なので、以下、調べました。

 PS'13-02-26
EICネット
http://www.eic.or.jp/library/ecolife/knowledge/japan02a.html

「大気環境の現状
国内における大気環境の現状

二酸化硫黄、一酸化炭素については、近年良好な状況が続いている。

二酸化硫黄濃度の年平均値の推移
(環境白書 環境庁)

・・・

二酸化窒素や浮遊粒子状物質については、環境基準を満たしていない測定地域の割合は概ね横ばいで推移しているが、大都市地域を中心に環境基準達成状況は依然低い水準となっている。
 
・・・
 
 
浮遊粒子状物質濃度の年平均値の推移
(環境白書 環境庁)

 

有害大気汚染物質

 有害大気汚染物質とは、古くから問題となり規制の対象とされてきた窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)などの大気汚染物質以外の、大気中に微量に存在する種々の有害な物質および物質群の総称である。これらの物質に長期的に暴露されることによる健康影響が懸念されている。
有害大気汚染物質対策に関しては、一部の欧米諸国で取り組みが進んでおり、わが国においても対策に向けての調査・検討が行われている。

有害大気汚染物質とは、OECDの定義によれば「大気中に微量存在する気体状、エアロゾル状又は粒子状の汚染物質であって、人間の健康、植物又は動物にとって有害な特性(例えば、毒性及び難分解性)を有するもの」とされており、種々の物質および物質群を含むが、この語は、古くから問題となり規制の対象とされてきたNOxやSOxなどの大気汚染物質とは区別して用いられている。
また、有害大気汚染物質を分類すると、(1)金属および半金属(水銀など)、(2)吸入され得る鉱物繊維(グラスファイバーなど)、(3)無機物の気体(フッ素など)、(4)非ハロゲン化有機化合物(ベンゼン、多環芳香族など)、(5)ハロゲン化有機化合物(塩化ビニル、ダイオキシン類など)に大別される。一般に大気中濃度が微量で急性影響は見られないものの、長期的に暴露されることによる健康影響が懸念されるものである。・・・」

 ⇒石炭などの化石燃料の燃焼によって発生する浮遊粒子状物質、NOxやSOxの大陸からの越境の影響はなかったのだろうか?

 AM2.5に属する燃焼煤については中国ではここ十年来少しずつ増加傾向となっている(文末 引用図 参照)が、国内では少しずつ減少しているのは不思議な現象なのか?当たり前なのか?
個人的には
今後の国内のNOxやSOxなど含めて多角的に大気汚染状況について着目したい。
 去年の統計および今後のデータについては
国立環境研究所ホームページ
環境数値データベース
大気環境月間値・年間値データの閲覧
で確認できると思われます。

環境省
微小粒子状物質(PM2.5)測定データについてhttp://www.env.go.jp/air/osen/pm/monitoring.html

「平成12年度から平成21年度までのPM2.5測定データ(国設環境大気測定所及びPM2.5モニタリング試行事業及び微小粒子状物質曝露影響調査で得られたデータ)について公表します。
 こちらで公開しているデータについては、欠測処理等をしていない参考値となりますので、ご利用の際にはご注意ください。
 なお、平成22年度測定分(微小粒子状物質曝露影響調査を除く。)からは、例年発行している「大気汚染状況報告書」及び国立環境研究所ホームページ(リンク)に掲載することとしておりますので、そちらをご覧ください。(「平成22年度 大気汚染状況報告書」は現在作成中です。)

※PM2.5モニタリング試行事業:本事業は、地方公共団体が設置する大気環境測定局において、微小粒子状物質(PM2.5)自動測定機による測定を継続的に実施することにより、全国の環境大気中のPM2.5濃度に関する基本的なデータを取得するとともに、PM2.5自動測定機の特性の把握及び地方公共団体における機器の取扱いの習熟等に資することを目的として、平成21年4月より順次測定を行っている事業です。

PM2.5自動測定機器導入設置経緯 [PDF 203KB]   」

 

国立環境研究所ホームページ
環境数値データベース
大気環境月間値・年間値データの閲覧
http://www.nies.go.jp/igreen/td_disp.html

測定物質一般環境大気測定局自動車排出ガス測定局
年間値月間値年間値月間値
二酸化硫黄(SO2)
一酸化窒素(NO)
二酸化窒素(NO2)
窒素酸化物(NOX)
一酸化炭素(CO)
オキシダント(OX)
非メタン炭化水素(NMHC)
メタン(CH4)
全炭化水素(THC)
浮遊粒子状物質(SPM)
浮遊粉じん(SP)
微小粒子状物質(PM2.5)

一例として、福岡県 2010年度 PM2.5 一般局/年間値を転記しました。 

測定局情報年間値データ
測定局
コード
市町村測定局
名称
有効測定
日数
年平均値 日平均値が
35μg/m3
を超えた

日数
  
(日)(μg/m3) (日) 
40131030 福岡市東区 香椎 31 18.4   3    
40202010 大牟田市 国設大牟田 333 21.2   43    

  越境汚染物質が今まで平年並みと報道された福岡市でも、わが国環境基準(1立方メートル当たり35マイクログラム)を超えるPM2.5が飛来して、同市西区で23日午前3時、PM2.5濃度が1立方メートルあたり104マイクログラムを観測したという。(毎日新聞2013年2月23日(土)12:54)福岡県以外も、HPによって閲覧できますが、今回は割愛しました。

参考関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その29:<追加>大陸からのAM2.5大気汚染物質の飛来に対する情報)

 

<汚染推移> 引用:月平均データ
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/archivej.html
(開発責任者 竹村俊彦(九州大学応用力学研究所))

1980年1月:工業化、車、原発など、まだ進展していない頃
1996年1月汚染が砂漠地帯に加えて南部地域で目立つ

 

 

2008年1月:
北京オリンピック前、砂漠、南部地域に加えて
北東方面に拡散

 

 

 

2012年12月:汚染が中国全土に拡散、濃霧AM2.5問題が顕在化。

 

 

 

 

 

 

 


 

 


エアロゾルに係る記載(その29:<追加>大陸からのPM2.5大気汚染物質の飛来に対する情報)

2013-02-23 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連
 '13-02-20投稿、'13-02-22、02-23追加・更新
  
 大気汚染微粒子は最近特に増加していると言われているようですが、実際問題、目視できるわけでもなく今後どのように汚染が増大しいくのか?気がかりです。
大気上空で浮遊するPM2.5で象徴される大気汚染粒子は風任せで、
いつ、大量にわが国に飛来して来るかもしれません。
 中国全土の13%で影響を及ぼして6億人が何らかの体調不良を訴えているという報道によって、また、政府、自治体が監視体制を強化したという情報を知ることによって、本当に今まで以上に酷くなって越境し来るのだろうか?と杞憂しています。
 今後、慢性化すれば、非常事態となる大気汚染微粒子(SPM:サブミリレベル、AM2.5:ミクロンからサブミクロンレベル)、および超微粒子(ナノレベルでいつまでも浮遊)の発生源、発生物質の解析、および発生メカニズムを究明して、対策を講じないと、長い眼で見たCO2、メタンなど温室効果ガス削減による地球温暖化防止、オゾン層破壊ガスなどをはるかに通り越して、近未来に地球環境、ひいては生態系に悪影響を今まで以上に与える可能性は大きいと危惧しています。
  既報にて、大陸からの大気汚染物質に対する正当な評価を得るために、国内の政府、自治体による監視体制が重要と思って、個人的な関心で調べました。
 
 
 既報(その27):PM2.5大気汚染物質推移のSPRINTARSアーカイブによる調査から、個人的には、現在、中国で問題となっている大気汚染粒子の発生状況については、工業化、車普及以前から、砂漠地域、中国南部で少なからず発生していることがわかりますが、
 昨今、SPRINTARSの予測動画(大気汚染粒子)から、首都北京をはじめとする主要都市に顕著に拡散して、今回の騒動が顕在化したのか?と推測されます。
 
やはり、中国の汚染は大局的に観て拡大していることがわかり、大気汚染粒子の状況の推移の今後の指標になると想われます。 
 
  個人的には、既報(その26)での雑感として、 大気汚染、「1人1人が軽減の努力をすべきだと思いますか?―13億人のアンケート によれば、約半数は従来と比較してやや酷い、ないしは普通としか思っていないことから、逆に、このような大気汚染に関しても、大局的に診て、中国国内の気圧配置の影響があるかもしれませんが、なぜ偏西風などによって拡散しないのか?と想われます。
 
 狭い日本でも見られるゲリラ雷雨、突風のように、地域性の影響があるのかも?と妄想しています。
 
PS(2013-02-23):
 越境汚染物質が今まで平年並みと報道された福岡市でも、わが国環境基準(1立方メートル当たり35マイクログラム)を超えるPM2.5が飛来したという。
PM2.5:福岡市で高濃度観測
毎日新聞2013年2月23日(土)12:54
 「福岡市は23日、「PM2.5」濃度が同日午前6時~24日午前6時、国の環境基準(1日平均値で大気1立方メートル当たり35マイクログラム)を超える50.5マイクログラムになるとの予測を発表した。また、同市西区で23日午前3時、PM2.5濃度が1立方メートルあたり104マイクログラムを観測した。 」
2月18日(月)の下記報道までは、平年並みとのことでしたが、風向きの変化、もしくは、新たな発生?によって増加したようです。
 
 
PS(2013-02-22):
MSN 産経ニュース2013.2.21 19:42
全国31%で基準値超え 1月末のPM2・5 越境汚染の影響と環境研http://sankei.jp.msn.com/world/news/130221/chn13022119430011-n1.htm

「 微小粒子状物質「PM2・5」の大気汚染で、国立環境研究所は21日、1月31日の大気中濃度が全国155測定局の31%に当たる48測定局で環境基準値を超えていたと発表した。48測定局は愛知、大阪、広島など12府県にある。大気中濃度は西高東低の分布を示しており、専門家らは「一部で(中国など)大陸から国境を越えた汚染の影響があった」と結論付けた。ただ大都市圏では、地元での汚染が重なって濃度が上昇した可能性が高いとしている。

同研究所によると、1月1日~2月5日について、大気中濃度の1日当たりの平均値を分析。その結果、少なくとも1カ所以上の測定局で環境基準値の大気1立方メートル当たり35マイクログラム(マイクロは100万分の1)を超えた日は16日あった。基準を超えた測定局が最も多かったのは1月31日で、測定局の31%に達した。また、西日本を中心に1月13日前後、21日前後、30日~2月1日の濃度が高めだった。」という。

 ⇒下記の福岡県の測定結果では平年並みとのことですが、環境研の2月5日までの全国155測定局の31%に当たる48測定局では基準値越えがあったとのことですが、もっとも杞憂している大陸からの飛来によって、中国北京の数百~MAX900マイクログラム超ほどではないと思われることから、 九州大の竹村俊彦准教授(大気環境学)の言うように、中国上空の10%くらいの越境分なら、仮に、現状中国の汚染を200マイクログラムとすれば、20マイクログラム程度の増加分かどうか、また現状どのようになっているのか?国内の監視体制の連携と高さ方向の採集サンプルの精密分析によって、実態判断することが必要かと?思われます。
関連情報:
 
 中国からの大気汚染物質PM2・5の飛来量は平年並みという記載を調べました。
'13-02-20 )
大気汚染物質PM2・5、中国からの飛来量は平年並み「冷静な対応を」
産経新聞
2月18日(月)12時50分配信
 「中国に深刻な大気汚染をもたらしている有害な微小粒子状物質「PM2・5」が日本各地に飛来し、健康への不安が高まっている。
 
 
 だが、実は日本への飛来は10年以上前に始まっており、今冬も平年並みの見通しだ。呼吸器などに持病がある人は注意が必要との指摘もあるが、直ちに悪影響はなく、専門家は冷静な対応を呼び掛けている。(伊藤壽一郎)
 
■微小な粒子状物質

 PM2・5は特定の物質の名称ではなく、大気中に浮遊する粒子状物質(PM)のうち、直径2・5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の総称だ。ディーゼル車や工場の排ガスに含まれるすす成分が代表格で、硫黄酸化物や窒素酸化物など多様な物質を含む。

 直径は髪の毛の太さの30分の1程度と極めて小さく、普通のマスクでは防げない。肺の毛細血管に入り込むと、呼吸器だけでなく循環器系に悪影響を及ぼす可能性がある。日本では大気1立方メートル当たり日平均35マイクログラム以下、年平均15マイクログラム以下の環境基準が定められている。

 中国は急速な工業化が進んでいる上、今冬は寒さが厳しく石炭暖房の利用が急増し、北部を中心に大気汚染が過去最悪レベルに。一時、大気1立方メートル当たり900マイクログラムに達した北京市では、住民に外出自粛を呼び掛ける事態に陥った。

 日本でも今年に入って、九州から北海道までの各地で日平均基準を超える濃度が相次いで検出された。中国に近い福岡県では「大丈夫なのか」「どう対応すればいいか」など、住民から1日30件以上の問い合わせが県環境保全課に寄せられている。

 ■10年以上前から飛来

 こうした状況について、九州大の竹村俊彦准教授(大気環境学)は「PM2・5の飛来は10年以上前から知られており、今に始まったことではない。冷静に対応すべきだ」と指摘する。

 中国で発生したPM2・5は、冬の冷たい空気がふたの役割をして、あまり上空へ拡散せず、高度千メートル程度までの安定した大気層に滞留する。北京市が日中でも薄暗いのはこのためだ。

 この大気層は気象条件に応じて日本へ移動する。顕著なのは3~6月で、東へ向かう春の移動性高気圧に運ばれてやって来る。北西の風が吹く冬場は時々来る程度で、南風が多い夏場は一番少ない。

 竹村准教授は2007年から、この飛来メカニズムを中国の化石燃料の消費量の推定値と気象条件に基づく拡散シミュレーションで解明。PM2・5がほぼ日本全域に到達することも指摘していた。

 国内での急激な不安の高まりについては「PM2・5が一般に知られていない中で、中国の汚染状況がショッキングに伝えられたためだろう」と話す。

 日本のPM2・5の環境基準が定められたのは09年。これを受けて各都道府県で観測システムの整備が始まったが、実際の観測は“最前線”の福岡県でも11年度から。全国的には、ほとんど知られていない存在だった。

 ■高濃度で「警報」も

 竹村准教授によると、日本へ飛来するPM2・5は通常、移動途中で海に落下するなどして、濃度は中国の10分の1程度に薄まるという。中国の濃度が過去最悪になったとしても、海への落下の増加などで、日本の濃度が比例して増えることはなく、「今年も平年並みではないか」とみている。

 11年度から今冬までの福岡市の観測データを見ても、同市西区元岡で環境基準を超えた日数は、昨年を大きく上回っているわけではない。

 健康への影響について、環境省大気環境課は「今のところ各地で基準値を超えるのは一時的なもので、長期間は継続していないため、直ちに影響はない」との見解を示している。

 ただ、影響がないのはあくまで健康な人で、呼吸器や循環器に疾患がある人は、濃度が高い日の外出を控えるなどの注意が必要との指摘もある。このため環境省は13日、専門家による検討会を急遽(きゅうきょ)設置。濃度が高い日は「警報」を出すことなどを検討しており、月内にも今後の対応方針を打ち出す計画だ。」
 
 


 
 

エアロゾルに係る記載(その30:大陸からの有害ガスと微粒子によるハイブリッド汚染は今後も!)

2013-02-23 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-23投稿

 年初来から続いた寒冷化現象は黄砂など大気汚染微粒子による「日傘効果」と言われていますが、さらに、化石燃料の消費によ
って発生するCO2、SO2などSOX、NOx(窒素酸化物)、および窒素有機化合物(VOC)などガス状物質に加えて、大気汚染微粒子として煤、硫酸塩などが発生して、光化学スモッグを引き起こして、喘息など呼吸器系疾患を発生させて、北京など大都市で問題となっています。

 これらの有害ガス、および従来から増加し続けている黄砂、燃焼排ガスに含まれる有害微粒子による「ハイブリッドな大気汚染」によって引き起こされていると思われます。

参考関連投稿:
エアロゾルに係る記載を調べました。(その15:大陸からのさまざまな物質の影響)
2012-01-17)

  中国での大気汚染の原因として、一般的には濃霧に含まれているPM2.5と言われる微粒子などが問題となっていますが、中国のエネルギー消費が過去最大となっているようです。

47ニュース 2013/02/22 18:51   【共同通信】
中国のエネルギー消費、過去最大 大気汚染が深刻化http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013022201001847.html

「【北京共同】中国国家統計局が22日発表した12年のエネルギー消費量は前年比3・9%増の36億2千万トン(石炭換算)と、03年からの9年間でほぼ倍増した。中国は世界最大のエネルギー消費国で、火力発電所や工場、自動車などの化石燃料の利用急増が大気汚染の深刻化や地球温暖化の原因となっている。対策は追い付かず、世界的な環境悪化への懸念が高まっている。

 12年の名目国内総生産(GDP)03年比で約4倍に拡大し、経済成長に伴いエネルギー消費が急増。習近平指導部は20年までに10年比でGDPを倍増させる目標を掲げており、エネルギー消費が今後も拡大を続けるのは確実だ。」

関連記事:

もっと知りたい ニュースの「言葉」
Kyodo ZoomGDP(2003年11月14日)企業や政府の活動が、国内で一定期間に生み出した経済的な価値の総額を示す。個人消費や設備投資、住宅投資、公共事業などの「内需」と、輸出から輸入を引いた「外需」に分かれる。 国の経済規模を比較する基準となり、内閣府が3カ月ごとに発表する速報値は、景気動向を示す重要な指標として政府の経済運営にも大きな影響を与える。 物価変動を除いた「実質」成長率に加え、デフレ下では企業経営者らの実感に近いとされる「名目」成長率も注目されている。
Kyodo Zoom地球温暖化(2007年7月2日)温室効果ガスが大量に排出され、地球の気温が上昇すること。干ばつや洪水など災害の拡大が懸念されている。京都議定書で温室効果ガスの排出削減義務を負う国は2004年の世界排出量で29%。義務のないインドや中国は今後も高い経済成長を続け、排出量が増大する見通しで、同議定書に規定がない13年以降の枠組みを実効性の高いものにするには、両国を引き込む必要がある。だが、新興国は地球温暖化は先進国が引き起こしたと主張し、経済成長を制約しかねない対策に警戒感が強い。(ニューデリー共同)

⇒既報の引例で言われる「砂漠化」「沙地化」による黄砂も加わって、CO2、SOの排出規制をしないと、中国国内、特に工業地帯を抱えた大都市ではハイブリッドな汚染によって、大変な生活環境になると思われます。

最近の北京の状況として、

「四日市ぜんそく」に匹敵 北京大使館が学校説明会2013.2.21 20:15

 

「北京の日本大使館は21日、北京日本人学校(多田賢一校長)で、北京市の大気汚染の状況に関して保護者向けの説明会を開催。平野加容子医務官は四大公害病の一つ、四日市ぜんそくが発生した1960年代から70年代の三重県四日市市に近い状況との認識を示し、室内での空気清浄器の使用や外出時のマスク着用をあらためて呼び掛けた。

 

 また、平野氏は体育など屋外活動を制限する独自の学校基準をさらに厳しくした方が良いとの個人的見解も明らかにした。日本人学校では大使館などと協議し、中国の大気汚染指数が300(微小粒子状物質「PM2・5」が1立方メートル当たり約250マイクログラム)以上になると屋外活動を禁止する基準を昨年から設けている。日本の環境基準の35マイクログラム以下と比べてかなり緩いが、基準を厳しくすると体育の授業の日数が確保できなくなるという。現行基準ですら1月は15日間、屋外活動が禁止された。(共同)」という。

 ⇒この状態がスライドしてわが国に移動してくれば大変なこととなりますが、国内の監視体制は強化されているので、異常時には、外出時のマスク着用するなどしなければなりません。

 現状、地域によって、若干、日本の環境基準をオーバーしている地域もあるようですが、大部分は海などにフォールアウトして約10%にまで現象すると言う。
個人的には、大陸の砂漠化、沙地化が年々増加しているとも言われていることから、油断大敵な状況と思われます。

また、有害ガスはフォールアウトしないので、そのままスライドするのだろうか?もしくは、黄砂などのエアロゾルと反応して吸着してフォールアウトしているのだろうか?今後の解析結果が待たれます。

参考関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その29:<追加>大陸からのPM2.5大気汚染物質の飛来に対する情報)

 


エアロゾルに係る記載(その28:PM2.5大気汚染物質に対する国内監視状況の現状)

2013-02-19 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連
 '13-02-19投稿
 
 既報エアロゾルに係る記載(その27:PM2.5大気汚染物質推移のSPRINTARSアーカイブによる調査)で記載したように、現在、中国全土の13%で影響を及ぼして6億人が何らかの体調不良を訴えているという報道によって、また、政府、自治体が監視体制を強化したという情報を知ることによって、そう言われれば、最近、喉が痛いとか、体調が芳しくないといった自覚症状を感じている昨今。

  本当にひどくなっていくのだろうか?と杞憂しています。
 
 中国における汚染の実態は1980年代の工業化、車普及以前から、砂漠地区、中国南部で少なからず発生していることがわかりますが、大局的にはここ十数年来にわたって年々増加傾向であり、ここ数年来、中国大陸全体に拡散して、昨今の寒冷化現象にも影響を及ぼしているのではと想われます。
関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その26:大陸からの大気汚染粒子の飛来による諸悪に係る雑感) 
 SPRINTARSの予測動画(大気汚染粒子)によれば、昨今の首都北京をはじめとする主要都市に顕著に拡散して、今回の騒動が顕在化したのか?と推察されます。

 大気上空で浮遊するPM2.5で象徴される大気汚染粒子は風任せで、
いつ、大量にわが国に飛来して来るかもしれません。

 また、汚染微粒子の中に新たな危険物質も検出されたという。

時事ドットコム
「春節明け、大気汚染また悪化=危険物質も検出-中国」によれば、

「【北京時事】中国では春節(旧正月)の長期休暇が明けて経済活動が再開し、大気汚染が再び悪化する傾向を見せている。新華社電によると、17日午前には北京や天津、河北省、河南省でスモッグが拡大。北京の一部は視界が500メートル以下となり「重度汚染」警報が出された。
 9日からの春節休暇中は、新年を祝う花火や爆竹で、「肺がんやぜんそくなどの原因になる」として問題になっている微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が一時的に急上昇したものの、北京などの大気は比較的良好な状態を保っていた。
 しかし、振り替えで平日扱いとなった16日から経済活動が本格化すると、北京では17日午前にPM2.5の濃度が環境基準の2倍以上の1立方メートル当たり200マイクログラムを超える場所も出てきた。視界が悪くなったため、北京から各地に延びる高速道路が一時閉鎖されたほか、北京空港では一部のフライトの発着に影響が出た。
 一方、中国青年報によると、中国科学院大気物理研究所の研究チームはスモッグから大量の窒素有機化合物を検出。研究責任者はこうした有機化合物が1940~50年代に米ロサンゼルスで起きた光化学スモッグの主要原因物質の一つであると指摘し、「最も危険なサイン」と主張した。
 PM2.5の排出原因で最も大きいのは自動車で、燃料用の石炭燃焼がそれに次ぐ。研究責任者は「スモッグを抑えるには汚染物質の排出抑制から着手しなければならない」と強調した。(2013/02/17-18:06)」

⇒一般的には窒素の化合物として、NH3(アンモニア)。NOXノックス)、CN(シアン)などは無機系の有害物質として知られていますが、数多く存在する揮発性有機化合物と想われる窒素有機化合物の中で、今回、AM2.5と共存して検出されている窒素有機化合物は光化学スモッグの主要原因のひとつともいう。

政府、自治体の監視体制の更なる強化が望まれます。

 今回は、それでは国内ではどのような監視体制で、どのような地域で大気汚染物質が観測されているか?に係る主な関連記載を個人的なメモとして、Google検索で調べました。
(過去の推移などを示す図表については本文参照願います。)

 
中国大気汚染で緊急対策 環境省、PM2.5飛来監視 :
日本経済新聞
2013/2/18 20:49  
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1803J_Y3A210C1CR8000/
 
「環境省は18日、中国から日本に飛来する大気汚染物質である微小粒子状物質(PM2.5)の監視態勢を強化することを決めた。都道府県や政令指定都市など全国約130の自治体と対策を話し合う連絡会を東京都内で開き、観測データを共有して監視することで合意した。春には中国からとみられる黄砂が観測されるため、健康影響などの分析も急ぐ。
連絡会では、環境省はPM2.5による各地の大気汚染状況や健康影響などについて報告。健康へのリスク情報を収集して国民向けの指針を作るといった、8日にまとめた緊急対策の内容も説明した。

 これに対し、自治体側からは、住民に対し、ホームページなどを通じて観測情報を提供しているといった報告があった。

 環境省によると、PM2.5の観測地点は現在約550カ所。うち、同省が自治体と情報共有しているのは約4割にとどまっており、全容の把握が難しい。同省は早期に1300カ所に増やし、監視態勢の強化を目指している。」 

「・・・
図1 PM2.5 の大きさ、人の呼吸器での沈着領域(概念図)
 
表1 PM2.5 の大気環境基準
物質 環境上の条件
微小粒子状物質
1年平均値が15μg/m3 以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3 以下であるこ
と。(H21.9.9 告示)」
 
 PM2.5 は、発生源から直接排出される一次粒子と、大気中での光化学反応等によりガ
ス成分(VOC、NOx、SOx1等)から生成される二次粒子に分類される。
 PM2.5 の発生源は、自然起源と人為起源に分類される。黄砂や、火山排出物などの自
然起源の粒子にはPM2.5 より大きな粒径のものが多く含まれる。
図2 PM2.5 の主な発生源と大気中の挙動(概念図)
・・・
Ⅱ.PM2.5 を巡る国内における対策等の概況
  PM2.5 環境基準が策定されたことを受け、大気汚染防止法に基づき、地方公共団体に
よる大気汚染状況の常時監視が必要となったことから、環境省は平成22 年3 月、常時
監視の事務処理基準を改正し、PM2.5 を地方公共団体による常時監視の対象に追加し
た。その際、環境基準達成状況を把握するための質量濃度だけでなく、効果的なPM2.5
対策の検討に資するPM2.5 成分分析の実施も、同事務処理基準に盛り込まれた。・・・
 
表2 PM2.5 常時監視体制の整備状況
・・・
図4 日本各地におけるPM2.5 成分分析結果
 ・・・(後略)   」
 
 
静岡県/微小粒子状物質(PM2.5)対策について
「・・・微小粒子状物質(PM2.5)の基礎知識

PM2.5とは?

  • 粒子径2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは、1ミリメートルの1000分の1)以下のものを総称して、「PM2.5」と呼んでいます。
    (「PM」とは、粒子状物質(Particle Matter)の略称です。)
  • この大きさ、髪の毛(約70マイクロメートル)や花粉(スギ:約30マイクロメートル)、黄砂(約4~7マイクロメートル)よりも小さな粒子です・・・ 
    県内での監視体制
  • 環境基準が設定されたことを受け、県では、既に県内6か所の測定局に自動測定器を設置して昨年から常時監視を開始したほか、現在も監視体制の整備を図っています。
  • 県のほか、政令指定都市である静岡市及び浜松市においても、それぞれ自動測定器を設置し、同様に常時監視を行っています。
  • これらの測定データについては、1時間ごとに収集し、「静岡県大気汚染常時監視システム」ホームページにて公開しています。・・・」

 環境に負荷の少ない安全で快適な社会づくり - 新潟県
「・・・
 図表2-3-1 大気汚染常時監視結果(21年度)

項目
二酸化硫黄
二酸化窒素
浮遊粒子状物質
光化学オキシダント
・・・
3 有害大気汚染物質対策
 ⑴ 有害大気汚染物質モニタリング
 中央環境審議会では、234種の有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質を選び、そのうち健康リスクがある程度高いと考えられる22種の優先取組物質を示しています。
 21年度、優先取組物質のうち、公定分析法が示された19種類について、一般環境地域、発生源周辺地域及び道路沿道地域の3地域に分類して県内12地点において調査を実施しました。
 その結果、環境基準が定められている4物質(ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン及びジクロロメタン)について、すべての地点において環境基準を達成しました。
 また、指針値※が定められている7物質アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀、ニッケル化合物、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン及び1,3-ブタジエン)の濃度は、すべての地点において指針値未満でした。
 
・・・(後略)    」
 
 「・・・

微小粒子状物質(PM2.5)はどのようなところから発生するのですか。

 微小粒子状物質(PM2.5)の発生源としては,工場のばい煙や自動車排ガスといった化石燃料の燃焼などの人の活動に伴うもののほか,火山の噴出物や波しぶきなどによる海塩の飛散等の自然界由来のものがあります。
 最近では中国からの影響が懸念されていますが,これに限らず通常の生活でも発生しており,タバコの煙やハウスダストのうち,粒径の小さなものもこれに該当します。
 また,こうした微小粒子状物質は,粒子として排出される一次粒子のほか,ガス状物質が大気中で粒子化する二次生成粒子とに区分されます。・・・

【測定体制及び測定結果について】

広島県内で微小粒子状物質(PM2.5)を測定しているのですか。

 広島県では,平成24年10月から微小粒子状物質(PM2.5)濃度の測定を始め,現在,広島市及び福山市を含め,県内10ヶ所で常時測定を行い,毎時間ごとの結果を広島県環境情報サイト「エコひろしま」でリアルタイムに情報提供しています。
 測定結果HPアドレス http://www.pref.hiroshima.lg.jp/eco/e/kanshi/taikihour/taikihourindex.htm
 また,当分の間,日平均値についても,翌日(土日祝日を除く)に次の広島県環境情報サイト「エコひろしま」で速報値を情報提供することとしています。
 日平均値HPアドレス http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/eco/pm25-index.html    ・・・

国内各地の状況はどうすればわかるのですか

 環境省の大気汚染物質広域監視システム(通称「そらまめ君」)において,全国の観測値が公表されていますが,現在アクセスが集中しており,繋がりにくい状況が続いています。

  環境省「そらまめ君」HPアドレス http://soramame.taiki.go.jp

 微小粒子状物質(PM2.5)等の測定値については,「そらまめ君」の他,各都道府県のHPでも確認できますので,各地域の計測値については,各都道府県HPから確認してみてください。

 なお,各都道府県HPへは環境省HP(http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html)からアクセスできます。

・・・
中国からの影響について

 平成25年1月以降,中国で大規模で深刻な濃霧の発生が生じ,この中国の大気汚染が偏西風に乗って日本に飛来していることが懸念されています。

 国(環境省)は,「現時点では直ちに影響があるレベルではない。(平成25年1月31日記者会見:加藤勝信官房副長官)」との認識を示す一方で,緊急行動計画を発表し,国内の観測体制の強化,専門委員会による健康影響の分析などを進めることとしています。(平成25年2月8日記者会見:石原伸晃環境相)

中国の汚染物質が高濃度のまま日本に来るのですか

 海を越えて流れて来る過程で,拡散したり,雨で落ちたりするため,中国で問題となっている高濃度に汚染された大気が,そのままの高濃度で日本に流れ着くということはありません。

中国でどうして高濃度汚染が起きているのですか

 中国の工場や発電所では多くの石炭が使用されていたり,経済成長に伴って,自動車の保有台数が急増するとともに,現在も硫黄分の高いガソリンが使用されています。また,この冬は例年より冷え込みが厳しく,暖房用の石炭の使用量が増大しているようです。
 このような汚染物質の排出量の増大に併せて,放射冷却現象に無風状態が加わって生じる,いわゆる逆転層の気象条件が重なり,地表近くの高湿度の空気中に汚染物質が滞留したためと考えられます。

中国で対策は行われないのですか

 中国の汚染レベルは外出等に支障を生ずる深刻なレベルとされており,中国においてもガソリン中の硫黄分の低減や工場から発生するばい煙の規制強化など,各種対策を進めるとしています。

  また,日本の外務省は「最近の中国の大気汚染の深刻な状況は日本の環境にも影響を与えかねない問題として高い関心を持って注視している。ついては,今後,日中間で協議を実施し,情報交換を行うとともに,いかなる協力が可能か検討していきたい。」と中国政府に対策への協力を呼び掛けています。

  中国の大気汚染に関する外務省としての対応 平成25年2月8日

中国から黄砂が飛んでくる時は,微小粒子状物質(PM2.5)濃度は高くなるのですか

 黄砂が飛来する時には,微小粒子状物質(PM2.5)濃度が高くなる可能性がありますので,広島県のホームページで,微小粒子状物質(PM2.5)の濃度の状況を確認するなどしてください。

・・・(後略)     」

 「・・・
大気汚染の監視体制
世田谷区は住居系地域の占める割合が大きく、また国分寺崖線などの自然環境も残っています。その一方で、主要幹線道路が縦横に走っているため、大気の状況は地域によって差が見られます。このため大気汚染をきめ細かく監視する必要があり、区では昭和48年から測定室を設置し、測定網の充実を図ってきました。現在、砧、玉川、北沢、烏山総合支所に設けられた4か所の「大気汚染総合測定室」では二酸化いおう*1など3~5項目の汚染物質を常時測定し、監視しています。
   東京都も世田谷、成城一般環境大気測定局、上馬、八幡山自動車排出ガス測定局の4局を設け、常時監視を行っています。
・・・
③ 平成23年度の大気測定室(局)の測定結果
平成23年度 世田谷区設置大気汚染測定室・東京都設置大気測定局の測定結果
  項目 
二酸化いおう(SO2)
一酸化炭素(CO)
浮遊粒子状物質(SPM)
二酸化窒素(NO2)
光化学オキシダント(OX)
微小粒子状物質(PM2.5)
(測定結果 略)
 
ア 大気汚染物質の経年変化
 大気汚染物質濃度を経年的に見ると、浮遊粒子状物質と二酸化窒素は低下傾向にありますが、光化学オキシダントは近年増加傾向にありましたが、23年度は前年に比べ減少しました。
イ 大気汚染物質の経月変化
 大気汚染物質を月毎の平均で比較すると、光化学オキシダントは春から夏にかけて高い値を示しています。これは、光化学オキシダントは太陽の紫外線を受けて光化学反応により発生するため、紫外線の増加するこの季節に濃度が高くなる傾向があると考えられています。一方、二酸化窒素、一酸化炭素は冬期に高い値になっていますが、これは、逆転層*7の発生が大きな影響を及ぼしていると考えられます。・・・」
 
関連記事:
 
 
 
  
 
(転載終了)
 
引き続いて、追加更新予定です。
 

エアロゾルに係る記載(その27:PM2.5大気汚染物質推移のSPRINTARSアーカイブによる調査)  

2013-02-16 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-16投稿、追加・更新

 既報エアロゾルに係る記載(その26:大陸からの大気汚染粒子の飛来による諸悪に係る雑感)
にて思うことは大気汚染微粒子は最近特に増加していると言われているようですが、実際問題、目視できるわけでもなく今後どのように汚染が増大しいくのか?気がかりです。 

 現在、中国全土の13%で影響を及ぼして6億人が何らかの体調不良を訴えているという報道によって、また、政府、自治体が監視体制を強化したという情報を知ることによって、
そう言われれば、最近喉が痛いとか、体調が芳しくないといった自覚症状を感じている昨今。

  本当にひどくなっていくのだろうか?と杞憂しています。

 話が少しそれますが、

 既報(その25:気候の寒暖に大気中の汚染粒子は関係するのか?)にて、  
SPRINTARSの予測動画(大気汚染粒子大気1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション)で大気汚染粒子との対応調べてみると、比較的暖かく感じる日々は大陸からのわが国への飛来は少ないようでした。

・すす(黒色炭素)など黒色のものは太陽光を吸収しやすい(温暖化)
・硫酸塩エアロゾルなど白色のものは太陽光を反射しやすい(寒冷化)
 傾向になることが一般的には言われていますが、
大気汚染粒子に含まれている太陽光を反射しやすい粒子の日傘効果によると思われます。

一方、予測動画(黄砂)については、現状は大陸内にとどまり、その飛来は少ないようでした。

 実際には黄砂などはもっと上空に存在しているとも文献で言われていますので、(詳しくは)偏西風に乗って飛来しているのかもしれません。

黄砂の飛来状況については、

世界の黄砂濃度分布 (google画像検索から引用)

 中国は特に、黄砂の影響を受けやすいようですが、その影響は全世界に及んでいます。

大陸からのさまざまな物質の影響によれば、
「日本海学講座2008年2月2日第4回
日本海を越える大気汚染と黄砂」
大陸からさまざまな物質が運ばれてくる概念を図1に示す。SO(二酸化硫黄)や、通常、ノックスと呼ばれるNO(窒素酸化物)は、工場や車の排気ガスなどから発生する大気汚染物質の代表的なものである。
これらの汚染物質は、風に乗って運ばれてくる過程で酸化反応が起き、主として二酸化硫黄は硫酸や硫酸塩へと変化する。また窒素酸化物は硝酸や硝酸塩へ変化する。これらの物質は、雲や酸性雨のもととなる。」という

<大陸からの黄砂の飛来状況例>

     (google画像検索から引用)


 いずれにしても、SPRINTARS大気汚染粒子黄砂で予測される以外にも、天然、人工を含めて対流圏におけるさまざまな汚染粒子、および電磁圏のスペースデブリ隕石の破砕微粒子、火山灰などを含めた太陽光を反射する物質の分布状態が昨今の寒冷現象に影響していると推測されます。

(図拡大クリック)

    
 
(google画像検索から引用)

 今年に入ってから、異常気象のみならず、濃霧で象徴されるAM2.5大気汚染物質による中国民の健康障害の顕著化は衆知ですが、従来からも問題になっていたことも事実です。
 

  話を戻して、
 今年5億トン黄砂の発生が今後予測され、および、北京上空には現状4000トン/750平方キロメートル大気汚染粒子が存在する試算もあります。

 これらの大気浮遊粒子がどのような高さで浮遊して悪影響するか?は
個人的には不詳ですが、以下の断片的ながら、個人的に調べた中国の環境汚染に係る関連投稿を整理してみると、いろいろな有害微粒子の影響が示唆されます。
 これらの実体は不詳ですが、既報で記載したように、今まで以上に大気汚染粒子の飛来の影響が危惧されます。

 今までとは異なる周辺環境の変化による
降雨不足もしくは偏りなどによる「砂漠化」のみならず砂漠化するはずのないところが「沙地化」によって、形成されたハイブリッドな汚染微粒子の影響が推察されます。

現在、中国で問題となっている大陸からの大気汚染粒子の飛来状況(AM2.5、濃霧)の越境状況
SPRINTARSアーカイブと対応しているかどうか?を調べました。
archive logo
引用:http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/archivej.html
(開発責任者 竹村俊彦(九州大学応用力学研究所))
大気1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション

今回はその中のエアロゾル光学パラメータ(全天大気)
エアロゾル光学的厚さ (合計) (550nm)
オングストローム指数 (from 440 and 870nm)
東アジア
月平均データ        
を選択

以下、北京オリンピック(2008年8月8日から8月24日)を起点として、断片的に抽出して、大局的にどのように推移しているか調べました。

 下記の引用図から、汚染は工業化、車普及以前から、砂漠地区、中国南部で少なからず発生していることがわかりますが、昨今、SPRINTARSの予測動画(大気汚染粒子から、首都北京をはじめとする主要都市に顕著に拡散して、今回の騒動が顕在化したのか?と推測されます。やはり、中国の汚染は大局的に観て拡大していることがわかり、大気汚染粒子の状況の推移の今後の指標になると想われます。 


         (google画像検索から引用)


1980年1月:工業化、車、原発など、まだ進展していない頃
1996年1月:汚染が砂漠地帯に加えて南部地域で目立つ

2008年1月:
北京オリンピック前、砂漠、南部地域に加えて
北東方面に拡散

2008年8月:北京オリンピックの最中は比較的汚染は少

2010年1月

2011年1月

2012年1月

2012年11月

2012年12月:汚染が中国全土に拡散、濃霧AM2.5問題が顕在化。

 2013年1月以降の月平均データは更新後、別途追加予定。 

 また、個人的な妄想ですが、なぜ中国上空の大気汚染物質が偏西風によって拡散しないのか?不思議に思うくらいですが、動画(大気汚染粒子)を見ても堂々巡りしているようみえますが、それだけ発生が多いことだけだろうか???

いずれにしても、

政府、自治体の監視体制の更なる強化が望まれます。


環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その33-2:放射能はどのように壊変していくのか?)

2013-02-11 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-10投稿

 既報(その33-1)に引き続いて、ウラン、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなどの環境放射能がどのような元素に壊変して、どのような放射能を放出しているか?などのシステム的な思考が浮かばない個人的な問題を解消するために、環境中の自然放射能および人工放射能の壊変現象について整理しています。

 既報にて、google画像検索から引用して、放射性元素のウラン、ラドン、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムの壊変図を調べましたが、今回はそれらの補足追加とその他の放射性元素の壊変図に係る記載を個人的なメモとして調べました。

参考:元素周期律表(クリック拡大) 

 (google画像検索から引用)

ポストさんてんいちいち日記[ 2011/06/09 (木) ]最新追記は2013/1/21
【改定】核分裂、放射線、ベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)、人体への影響
                                  
本文を詳しく読む
(一部割愛・抽出しました。)

1.放射線

  ・・・

2.原子炉の中で
(1) ウランU-235(燃料棒の3~5%)の核分裂

 

              
 

    ・・・
 
(2) 核分裂しないウランU-238
 核分裂しないウランU-238(燃料棒の95~97%)の一部は、中性子を吸収してプルトニウムPu-239になる。使用済み燃料中には、約1%のPu-239が含まれる。

3.核分裂生成物などの放射性崩壊図、半減期、線量の測定

(1) 線量の測定難度  【簡単な順に】

γ線 固有のエネルギー(線スペクトル)により、核種も判定できる。
β線 複数の波長が連続して出てくるスペクトル(連続スペクトル)なので、それでは放射性核種を特定できない。
試料からその物質だけを分離精製した後、測定する。
分離精製操作などが必要であり、分析結果が得られるまで数週間を要する。
ストロンチウム90の測定方法
α線 分離して試料からプルトニムだけを抽出し濃縮後、アルファ線スペクトロメータ
(シリコン半導体検出器)で測定●プルトニウム、ポロニウムの測定方法
測定器の種類・検出下限値・測定時間など、別エントリーにまとめました。
 ●放射線線量計(測定器)、あれこれ(種類・検出下限値・測定(計測)時間など)

 【個人的メモ】●「kikulog」2012/10/23 γ線だけ測っても預託実効線量は出せるということ


(2) セシウム Cs137 の放射性崩壊図、半減期
     ・・・
 

  【図の見方】

 セシウムCs137はβ線とγ線を出しながら、半減期30年で安定なバリウムBa137に崩壊する。
 セシウムCs137の放射能(ベクレル値)はバリウムBa137mから出るγ線(0.6617MeV)を計測することで測られる。

 【バリウム137mのmについての補足、以下同様】

 原子番号と質量数が同じ核種がある場合、エネルギー準位が高い核種について、準安定状態(metastable:メタステーブル)であることを示す「m」を質量数の後に付けて区別する。

(参考エントリー)●セシウムCsの一般的な物性 
「・・・
[ 2011/12/31 (土) ]

  一般的データとしてのメモ。出典はウィキペディア

 融点は28.4 ℃で、常温付近で液体である五つの元素のうちの一つである。水銀はセシウムより融点が低い唯一の金属である。 
 加えて、金属としてはかなり低い沸点671 ℃2011年10月の食品安全委員会資料によれば705 ℃*)を持ち、これは水銀を除けば全ての金属の中で最も低い値である。
*一般に沸点を正確に測るのは難しく、資料によって違いがあるようだ。

 比重は1.9であり、比重の軽いアルカリ金属類の中では最も大きい。

 金属セシウムは非常に反応性に富み、自然発火しやすい。また、低温でも水と爆発的に反応し、他のアルカリ金属よりも反応性が高い。氷とは−116 ℃でも反応する。

 セシウムの化学的性質は他のアルカリ金属、特に周期表で直上にあるルビジウムと似ており、全ての金属陽イオンがそうであるように、セシウムイオンは溶液中でルイス塩基と反応して錯体を形成する。

 セシウムの酢酸塩、炭酸塩、酸化物、硝酸塩、硫酸塩は水に可溶である。複塩の多くはあまり水に溶けないので、硫酸アルミニウムセシウムは鉱石からセシウムを精製するのに利用される。アンチモン、ビスマス、カドミウム、銅、鉄、鉛との複塩(たとえば CsSbCl4)も難溶性である。

 塩化セシウムCsClとしては、融点は645 ℃、沸点は1295 ℃である。
 酸化セシウムCs2Oとしては、融点は490 ℃(窒素中)、沸点は分解するのでない。
 水酸化セシウムCsOHとしては、融点は272.3 ℃、沸点は990 ℃である。・・・」

(3) ヨウ素 I 131の放射性崩壊図、半減期

 

(参考エントリー)●ヨウ素 I の一般的な物性
「・・・
[ 2011/12/31 (土) ]
 一般的データとしてのメモ。出典はウィキペディア

 ハロゲン元素の一つ。ヨード (沃度) ともいう。
 融点は113.6 ℃であるが、昇華性がある。反応性は塩素、臭素より小さい。水にはあまり溶けないが、ヨウ化カリウム水溶液にはよく溶ける。 
 沸点は184.3 ℃2011年10月の食品安全委員会資料によれば185.2 ℃*)である。
*一般に沸点を正確に測るのは難しく、資料によって違いがあるようだ。

 比重は4.9(固体:25℃)、4.0(液体:120℃)である。

 体内で甲状腺ホルモンを合成するのに必要なため、ヨウ素は人にとって必須元素である。
人体に摂取、吸収されると、ヨウ素は血液中から甲状腺に集まり蓄積される。
日本では食生活の中で海藻などから自然にヨウ素の摂取が行われるが、大陸の中央部ではヨウ素を摂取する機会がほとんどないので、ヨード欠乏症による甲状腺異常が多く発生した。
アメリカではFDAの規定により食塩の中に一定量のヨウ化ナトリウムが混入させてある。
また、モンゴルでは日本からの援助で国民にヨウ素剤を服用させた結果、甲状腺異常の患者を激減させた。
アメリカのほかにスイス、カナダ、中国などでは食塩にヨウ素の添加を義務付けている。
また、日本ではヨウ素を含有することをうたった鶏卵が売られている。逆にヨウ素制限食を必要とする際には、昆布などの摂取を控えなくてはならない。 ・・・」

4) ストロンチウム Sr 90 の放射性崩壊図、半減期(既報にも引用)

 

(5) ストロンチウム Sr 89 の放射性崩壊図、半減期

(6) テルル Te129m の放射性崩壊図、半減期

 

 (ヨウ素I129のβ崩壊で出るβ線のエネルギーは低いため、GMサーベイメータでの計測は不向き。)
 (ヨウ素I129の崩壊では、低エネルギーγ線もでる。崩壊直後の新しい核種は通常、励起状態にあることが多く、ベータ崩壊にはガンマ崩壊が伴っていることが多い。)

 (関連エントリー)
 ●放射線量等分布マップ(テルル129m、銀110mの土壌濃度マップ)100キロ圏内

(7) 2項(1)の核分裂生成物 XとY
上記の他にも、次ぎの様々な物質がある。


     ・・・
(8) セシウム Cs134の由来、放射性崩壊図、半減期。
 主な出典は(資料2)

 Cs134 はウランの核分裂では出てこない。(だから、たとえば原爆から出てきた放射性物質にはCs137 は含まれているが Cs134 は含まれていない。)
 Cs134 の発生は次のとおり。核分裂生成物のキセノンXe133 がベータ崩壊して安定な Cs133 になる。この Cs133 が炉内で中性子を捕獲して Cs134 になる。だから、Cs134 の量は、原子炉がどれくらいの期間運転していたか、あるいは核燃料がどれくらいの期間使用されていたかを反映する 。

 Cs134Cs137の放射能強度比、つまり
  r =(ベクレルで測った Cs134 の量)÷(ベクレルで測った Cs137 の量)
は土壌の調査でも、海水の調査でも、ほぼ 1 という結果が出ている。
 両者の量がベクレルで測ってほぼ等しいからといって、両者が「同じだけある」というわけではない。崩壊率は 15 倍(半減期が2年と30年)違うから、通常の物質量(モル数や質量)で測れば Cs137Cs134 の約 15 倍あるということになる。

(9) 銀 Ag110mの由来、放射性崩壊図、半減期
 Ag110m は安定なAg109が中性子を捕獲することで作られる放射性核種である。Ag109について検索すると、次ぎの2つの説明がある。
 ①Ag109は核分裂生成物であるので運転時間が長い燃料棒中に存在する。
 ②制御棒にAg-In-Cd(銀‐インジウム‐カドミウム)の合金が使用されており、Ag109はその中に多量に含まれる。
 
    ・・・
(10) プルトニウム Pu239 の放射性崩壊図(既報にも引用)
 
(11) 様々な核種の正確な半減期とそれに応じた残存容量グラフを表示するサイトの紹介
●「高精度計算サイト」放射性元素の半減期.

4.生物体の吸収・排出
 
    ・・・(中略)
 
5.(内部被ばく)ベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)、実効線量係数
     ・・・
(1) 実効線量係数の一覧表

    ・・・(中略)                   
 
(2) 重量(質量)をベクレルBqに換算するサイト・ツールの紹介
(3) ベクレルBqをシーベルトSvに換算するサイト・ツールの紹介
(4) 甲状腺の被ばく場合の等価線量について
 
    ・・・
6.(外部被ばく)シーベルト(Sv)
    ・・・
7.被ばく量と人体への影響
    ・・・        
8.放射線に関する基準値
    ・・・
9.自然放射線による被ばく

 この部分は、追記して下記の単独のエントリーに纏め直しました。
 ●自然放射線による被ばく、ポロニウムPo-210 、カリウムK-40、ラドンRn-222
 カリウム K40、ラドンRn222、ポロニウム Po-210、鉛 Pb-210の崩壊図のみ、転記しておきます。
 
10.主に参考とした資料
●一般情報:ウィキペディア、ATOMCA、Newton 2011年7月号 原発と放射能 緊急特集号第2弾、
Environmental Chemistry など。
(資料1)ブログ team nakagawa 
(資料2)田崎晴明教授(学習院大学理学部)の『放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説』 (良いサイトですのでお勧めします。私の説明は簡潔すぎるので、判らない事や書いていない事はこちらのサイトで。)
 田崎先生のサイトが本になりました。しかも無料です。
 ●やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識
普通ではない15ヶ月間を過ごしてきたすべての人へ  --- 敬意と感謝と言葉にできない思いをこめて
(資料3)「食品安全委員会」2011/10/27発表の放射性物質を含む食品による健康影響に関するQ&A.
11.おまけ1
12.おまけ2【煽り系情報に対する的確な反論例】
 別エントリーに纏めてあります。●煽り系情報、デマに対する的確な反論例.
13.今回の事故による放射性物質の放出量

福島とチェルノブイリの大気放出量の比較、被ばく量の現状ほか [2012/07/01].

14.今回の事故による放射線汚染の実態
●【改定】“放射性プルームの動き” 、日本学術会議、公開ワークショップ、名古屋大・山澤教授、群馬大・早川教授
[2011/09/30]
15.その他の参考資料
 
  ・・・   」                                                   」
 
(転載終了)
 

⇒今回のテーマ以外の貴重な参考資料も沢山ありメモしました。
Cs(セシウム)、I(ヨウ素)、Sr(ストロンチウム)に係る既報の見直し修正・追加については、別途。
 
 

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その33-1:放射能はどのように壊変していくのか?)

2013-02-10 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-10投稿

 既報までにて、環境放射能の内部被曝生態系異常気象など天変地異地震・津波への影響を調べてきましたが、特に、放射能の壊変現象について概念的かつ一義的な理解に個人的にはとどまっています。
 そのため、環境放射能(宇宙、地下、原発、核実験、・・・)などの影響について、正確に把握していないと思っています。
 これらの実質的な現時点の環境中の存在量比率、さまざまな放射能の正体は崩壊することによって、その正体は日々変化していると思われます。
 その影響度について、現状よく解っていません。

 20世紀半ばから半世紀来発生している人工的な放射能についてはある程度推測はできると思われますが、地球誕生以来の宇宙、地下からの放射能については、その歴史は長く、その実態が及ぼす影響は想像の域を脱しています。

 
放射線に係る投稿('11-04-20~'12-01-25)
(2012-05-11 )
 想定外の原発事故の発生によって、その内部被曝の後遺症をできるだけ受けないことを目的として、もともと、ブログの趣旨から程遠い放射能に係る基礎的かつ基本的な記載を調べて整理しています。結果、いろいろな知識が得られました。
「3.11東日本大震災の大津波によって発生した福島原発事故で発生した放射性物質の環境中への漏洩・拡散によって、
 当初、「現状の漏洩レベルなら、直ちに人体には影響はない」という度重なる報道に疑問を抱きながら、「放射線に係る投稿」を放射線の単位の理解から始まる初歩的な知識を調べました。・・・」

放射化現象に係る投稿(その1:事例紹介'11-05-19~'12-01-23)
(2012-05-14)
 いろいろ環境放射能の放射化もしくは励起作用による影響を断片的に調べています。
「地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている
巨大なエネルギーを持つ放射性物質からの放射化によって、他の物質を励起発光してを発生させて、最終的には地球温暖化の原因となる「熱」となるのではと個人的には思っています。

 冒頭に挙げた諸悪に対して、たかだか半世紀から環境中に発生しはじめた人工的な環境放射能由来の紫外線、γ線など有害な電磁波放射線の悪影響について杞憂しています。

 一般的には太陽光紫外線の波長によって 酸素(O2)からオゾン(O3)を発生したり、オゾンを消滅させるとも言われていますが、詳しく見る>> 地球を有害な放射線から護るオゾンの存在状態にも影響する可能性が推測されます。

 極圏のオゾンホールに象徴されるオゾンの存在状態の変化は人為的な活動によって増加しつつあるCO2、メタンと同様に温室効果ガスとしても作用しますが、
それ以外でも紫外線と同様に、
環境放射能の放射化もしくは励起によって発生したオゾンにも酸化、殺菌効果があり、地殻(含む海底)に存在する微生物の生態を変化させて昨近の頻発地震(地殻強度低下、新たな活断層の形成)にも影響しているのでは???と妄想しています。

 
      (google画像検索から引用)

 また、現状、個人的に不明なのは、さまざまな環境中に存在する放射能(放射性物質)元素がどのような組成であるか???
放射線に係る投稿その7:(放射性物質の正体は?)
「・・・大気中に漏洩している微粒子からなるヨウ素、セシウム化合物の組成はどのようなものか?水溶性なら原子炉冷却中の水に溶けて、全部が汚染物として、海、地下に流出しているはずですが、・・・。チェルノブイリ由来のエアロゾル粒子の放射性降下物としてそれぞれの元素の粒子径が測定されていることから、非水溶性のヨウ素化合物、セシウム化合物として存在しているのか?という素朴な疑問があります。放射性物質の微粒子の実体(組成)はどのようになっているのか?不詳であります。単純にヨウ化セシウムか?と思っていましたが、ヨウ素ー131を例に取ると、少なくとも、ヨウ素は単独のガスではなく、・・・」続きを読む>>

  すなわち、ウラン、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなどの環境放射能がどのような元素に壊変して、どのような放射能を放出しているか?などのシステム的な思考が浮かばないのが、個人的な問題なのかもしれません。

 環境中の自然放射能および人工放射能について、さまざまなる有用かつ貴重な情報を断片的に引用記載してきましたが、その場限りの誤解、妄想、杞憂していた感想をより的確にするため放射能の壊変現象と事例を整理すればと考えて、

 今回は既報との一部重複は承知ながら、放射能の壊変について個人的なメモとして調べてみました。引き続いて、追加・更新していく予定です。

 

参考:元素周期律表(クリック拡大)

 (google画像検索から引用)

核分裂

   (google画像検索から引用)

核分裂の起こる原因はいろいろあるが、中性子の吸収によって起こるものがある。このような核分裂を起こすものはウラン-233、ウラン-235、およびプルトニウム-239の3種がある。このうち天然に存在するのはウラン-235だけで、天然のウランの中にわずか0.72%しか存在しない。 核分裂の際には大量のエネルギーが放出され、また同時に2~3個の中性子が出る。

原子炉の原理ー核分裂 によれば、 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/kisogenri/seiseibutu.html

「元素の種類としてはニッケル(原子番号28)からジスプロシウム(66)まで約40種、質量数でいえば66から166までほぼ100種類のものができるこれらを総称して核分裂生成物(FP)とよぶ。・・・」という。

  
 引用:核分裂生成物の分布
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/kisogenri/seiseibutu.html

核分裂反応による燃焼物質の粒子径は0.01~0.1μ(10~100nm)?程度と推察していましたが、まだその詳細な実態は定かではないようです。

自然放射能の壊変例
 

引用を詳しく読む(クリック拡大)

 (図中  y、m 、d は 半減期 年、月、日)

上図を整理すると
ウラン238→Ra226(α崩壊4.78Mev)→Rn222(α崩壊5.49Mev)
→Po218(α崩壊6.00Mev)→Pb214(β崩壊、γ崩壊)
→Bi214 (β崩壊、γ崩壊)→Po214(α崩壊7.68Mev)
→Pb210(β崩壊、γ崩壊)→

  (google画像検索から引用)

 Poといえば、既報内部被曝に係る記載(タバコの中のポロニウムによる発癌性について)との関係が思い出しました。Bi,Pbとその質量数が近いのか。

半減期
原子力エネルギー「ウラン(U)、プルトニウム(Pu) アクチノイドと主な核分裂生成物の半減期」によれば、http://www.aec.go.jp/jicst/NC/sonota/study/aecall/book/pdf/siryou1.pdf

 (google画像検索から引用)

 崩壊放射線は代表的な例であり、崩壊過程でさまざまな周辺条件によって、崩壊プロセス、および放射能からの放射線は一義的ではない?と思われます。
各種放射線α(アルファ)線β(ベータ)線中性子線γ(ガンマ線)

 

崩壊例(クリック拡大)

 

 放射線の性質(Weblio辞書より引用:図拡大クリック

放射線のエネルギー(eV)


 (google画像検索から引用)

粒子線(素粒子)を除く電磁波(放射線)の波長
               
 (図拡大クリック)


                 ← 一般的な放射線 
           ←
広義な放射線
       
(google画像検索から引用)

宇宙線

宇宙からの放射線によれば、
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。



 

上図を整理すると、
宇宙線には
一次宇宙線:高エネルギーの陽子などが空気中の原子を励起
二次宇宙線
一次宇宙線のエネルギーが高い場合;中性子、陽子、π中間子、k中間子など放射能
一次宇宙線のエネルギーが比較的低い場合;トリチウム(三重水素)、ベリリウム7、ベリリウム10、ナトリウム22、ナトリウム24などの宇宙線主核種

<素粒子>

ウィキペディアによれば、
ヴァン・アレン帯
( -たい、:Van Allen radiation belt)とは、地球磁場にとらえられた、陽子電子からなる放射線帯

放射能・放射線の単位
  
  
 (google画像検索から引用)

放射エネルギーの換算

 
  (google画像検索から引用)

<今回の確認項目>
上図のウランの崩壊例のように、たとえは環境放射能の代表的なセシウム、ストロンチウム、プルトニウムなどは壊変によって同様な放射性元素に時間とともに変化して、どのような放射線を出してゆくのだろうか???

google画像検索から引用して調べてみると、いろいろなことが個人的には解りました。

 たとえば、人工的な代表として
Cs(セシウム):

  (google画像検索から引用)


 (google画像検索から引用)

よく、放射線による後遺症は3年5年8年とか言われますが、放射線種、そのエネルギー状態が変化するため、生態に対する被曝の励起作用が異なることも妄想されます。

細胞中のDNAが損傷するモデル図を励起現象の参考として引用しました。エネルギー*の違いによって損傷のされ方、また酸素(O)と窒素(N)の励起準位(高さ)が違うこととことがわかります。


          (google画像検索から引用)

* エネルギー=h ( プランク定数)×ν ( 振動数)

Sr(ストロンチウム):

 (google画像検索から引用)
http://icchou20.blog94.fc2.com/blog-entry-52.html

⇒ストロンチウムはレアアースY、重金属Zrに変化する。

Pu(プルトニウム):

 (google画像検索から引用)
http://icchou20.blog94.fc2.com/blog-entry-52.html

⇒ウランからPbに変化するが、やはり、いろいろな崩壊放射線が発生するようです。

 因果関係不詳の訳の解らない後遺症、異常気象・天変地異など諸悪の現象には、案外このような環境放射能の崩壊過程の放射線種(電子線、γ線、紫外線)、放射線の波長(nm)、エネルギー(eV)の違いなど不確定要素が影響するのだろうか?と妄想されます。

  


異常気象など天変地異に係る記載(その18:「PM2・5」飛来で政府動き出す。)

2013-02-08 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-08投稿

 既報(その17)で懸念している有害な微小粒子状物質に対して、中国政府に情報交換と排出抑制を含む対中協力の検討を申し入れる考えを表明したという。

gooニュース
「PM2・5」飛来で岸田外相「中国と協議」 中国大気汚染

産経新聞2013年2月8日(金)14:14 本文を見る
「岸田文雄外相は8日の閣僚懇談会で、呼吸器疾患などを引き起こす微小粒子状物質「PM2・5」が中国から日本に飛来している問題で、中国政府に情報交換と排出抑制を含む対中協力の検討を申し入れる考えを表明した。「中国側に情報交換を行うこと、いかなる協力の可能性がありうるかについて話していきたいと伝達したい」と述べた。

 また、岸田氏は中国在留邦人向けに日本から呼吸器内科の医師を派遣し、大気汚染に関する相談会を開く考えを明らかにし、「情報収集と在留邦人保護に力を入れる」と語った。」

⇒本件、わが国の自治体でも微小粒子状物質「PM2・5」の監視体制を引き始めましたが、呼吸器疾患のみならず、既報でも記載しましたが、今後の発生状態によっては大規模な寒冷化の恐れを北半球の周辺地区に及ぼす可能性?もあるとの中国人ジャーナリストの指摘があります。詳しく見る>>

 黄砂など大気汚染粒子の実態について、個人的には北京、上海、広州など沿岸都市および工業都市は車の排ガスや工場の煙の影響が多いと想っていましたが、厳冬期を迎えた市内で消費される石油・石炭ストーブや排ガスによる汚染物質の排出の影響もある?とはの感です。

 真因およびメカニズムを的確にするためには、飛来したAM2.5を収集したものの、正確な組成を分析することが重要と思いますが、もし慢性化するようなら、現在、大陸に面したわが国の九州、西日本、北陸諸地域への汚染粒子が表日本に列島山脈を飛び越して大量に飛来することも杞憂されます。

 現状、大部分は既報で記載したように、大気のみならず、雪、雨などで海にフォールアウトして海水中の元素濃度が変化していると思われますが、福島原発の漏洩放射能と同様に海の汚染による生態系の異変にも注意が必要か?

 いずれにしても、単なる人災救援のみならず、中国政府に情報交換と排出抑制を含む対中協力の検討について積極的に展開することが望まれます。

 「砂漠化」および「沙地化」の防止による大量黄砂の発生および飛来など。

 

中国の大気汚染「PM2.5」 関東でも観測 忍び寄る脅威、列島に危機感産経新聞2013年2月8日(金)08:05本文続きを見る
「■高機能マスク有効/食べ物に影響ない

 中国で深刻化している微粒子状物質「PM2・5」による大気汚染が、日本各地でも徐々に観測され始めている。北西の季節風が強まった7日、関東各地でもPM2・5が観測された。環境省は危機感を強める各自治体と連携し、観測態勢強化などの緊急行動計画をまとめた。中国に駐在員を置く企業も対応を始めている。


(産経新聞)

・・・

  ◆冷静な対応を・・・」という。

⇒関東の一部で高いのは??原因は何なのだろうか?ちなみに、わが国の基準は国が定めた環境基準値は1日平均1立方メートル当たり35マイクログラム。

 


異常気象など天変地異に係る記載(その16-2:<追記>中国 有害濃霧での「閃光」発生地域の特徴)

2013-02-04 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-04投稿

 既報(その16)で気になったことの追記です。

中国の閃光発生には環境汚染している有害濃霧に含まれている帯電した微粒子(エアロゾル)が影響している見方があるという。

  発生原因について、さまざまな意見があるようですが、列車の絶縁用の碍子の表面を定期的に清掃すれば、これを避けることができるという。

 しかし、閃光の真因、メカニズムは必ずしも明らかではありませんが、
今回は妄想をさておいて、

  大陸からの環境汚染物質は偏西風に乗ってわが国など周辺諸国に影響を及ぼしていることはここ数年来から、数々のインターネットなどからの情報で気をつけなければとは思っていましたが、視界が遮られる程のここまで酷いのかとの感です。
関連投稿:エアロゾルに係る投稿 ( '11-03ー23~ '12-07ー14)

「・・・最近では,地球温暖化や酸性雨,オゾン層破壊など,地球環境問題におけるエアロゾルの役割などが注目されています。よりよい地球環境を子孫に残すためにも,エアロゾル粒子の大気環境に及ぼす影響の解明が急がれています。・・・」という。

  ひとつの目安として、
エアロゾルに係る記載(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 )で紹介した
九州大学 http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/index.html
SPRINTARSエアロゾル予測(簡易版)
予測詳しく観る
予測動画
 
大気汚染粒子  黄砂

などの大気汚染の状況を地球規模でシミュレートするために開発された数値モデルですが、SPRINTARSは、気候変動に関する政府間パネル (IPCC) 第4次評価報告書 (AR4) のエアロゾルによる気候への影響評価において、アジアから唯一採用された国際的に認められたエアロゾルモデルです。・・・」とのこと。

  原因究明および対策をするためには、

・その発生源はどこからか?

・その地域の乾燥(含水状態)度合いはどのようであるか?

・大陸内の風向き、風の強さは実際どのように変化しているのか? 

なぜ、数年来から、加えて昨今のように目に見えるほど酷くなったのか?

 と想われます。

 

 以下、どのようなエアロゾルで閃光が発生しやすいのか?という素朴な疑問で、有害濃霧での「閃光」が発生し易い地域の特徴を調べてみました。

 

 河南省の南部地域で度々「強烈な閃光」周辺の地質および中国の重金属レアアース産出地域および自然放射能の高い地域、過去の核実験地域

 <追記>

重金属、レアアース産出地域

レアーアース(希土類)金属など重金属の中国からの輸出量は、代替材料の開発などから、激減していますが、古くはブラウン管テレビで使用されるイットリウム(Y)、ユーロピウム(Eu)など需要は多かったが、液晶テレビの普及によってその需要は尖閣漁船問題以来から、激減しているという。
最近では強磁性材料として、サマリウム(Sm),ネオジム(Nd)などの需要が多いと想われます。
参考関連投稿:
希土類(レアアース)輸出規制に係る記載を調べました。 - 水徒然
希土類金属の製造に係る記載を調べました。 - 水徒然

  • blog.goo.ne.jp/tetsu7191/.../1630f9b8d82d671266470d6b...2010/12/19 – 先に、投稿しました「希土類金属(レアアース)の用途」に引き続いて、希土類希土類金属の製造実態に係る記載を調べました。 磁石マグネット専門NeoMag ネオジム磁石の製造方法シリーズ(1) によれば、 (一部割愛しました。) 本文を読む ...

独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構
(一部抽出しました。)
世界のレアアース資源の分布
http://www.jogmec.go.jp/recommend_library/jnewsweb/contents5_03.html
(一部抽出しました。)

「・・・

 

 

 ・・・

2タイプのレアアース鉱床

レアアース鉱床は2つのタイプに大別されます。1つ目は、地下深くのマグマに含まれていたレアアースが数億年かけて地表に移動した「マグマ由来」の鉱床です。このタイプは世界の様々な地域に存在しますが、ウランなどの放射性物質を含み、処理工程にコストがかかるという欠点があります。

2つ目は、レアアースを比較的多く含む花崗岩が数百万年かけて粘土層になった「イオン吸着型」の鉱床です。このタイプは中国をはじめ一部の地域にしか存在しませんが(現在中国南部でのみ開発
レアアース生産の課題となる放射性元素を含まないため、製錬・処理が容易です。また、重希土類を豊富に含むことも大きなメリットです。このイオン吸着型鉱床の存在も、中国がレアアース生産大国となっている要因の1つといえます。

2タイプのレアアース鉱床 表

 ・・・

 

・・・」

 


         (google画像検索から引用)



 自然放射能の高い地域

 YAHOOブログ
中国の高自然放射線地域における住民の健康調査http://blogs.yahoo.co.jp/osakawsp/4963898.html

「・・・


       

 <概要>
中国広東省陽江市の高自然放射線地域の住民約80,000人の被ばく線量は約6mSv/年である。被ばく線量約2mSv/年の対照地域の恩平および台山市の住民約80,000人と比較すると、がん死亡率(全がん)は有意には増加しない。

 遺伝性疾患と先天性異常の頻度は同程度である。ダウン症は前者の方が高頻度(通常の範囲内)であるが、これは母親の出産年齢の差によると解釈される。・・・」
 
既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

⇒信陽などの河南省の南部地域にはレアアース鉱床が存在していることがわかります。
 
 
 また、中国広東省陽江市は河南省の南部地域。

 
過去の核実験地域
<世界の核実験実施状況>


 
引用:http://www.ctbto.org/specials/
1945-1998-by-isao-hashimoto/
(動画)

 ⇒引用動画から、中国での実験はゴビ、タクマラカン砂漠周辺のようですが、比較的、数は少ないが、最近行われていることと、砂漠からの風化塵の影響が大きいようです。

中国核実験からの日本への降下物http://m1se.blog.fc2.com/blog-entry-28.html

(一部抽出しました。) 「・・・1966年12月28日に実施された、中国の核実験についてみてみます。推定で、威力は300~500kt、高度は100~150mの、危険な地表核爆発です(なんで危険かは、私の論文の第3章に論じてあります)。ちなみに広島は、威力16kt、高度600mですから、20倍以上大きいです。記録をみると、Thermonuclearとなっているので、いわゆる水爆です。・・・」


 また、大気汚染粒子には引例に記載されているように、ウランなどの環境放射能(微粒子)も介在していることから、これらの電荷(+、-)次第では、汚染微粒子(スス?、海塩粒子?)、黄砂(SiO2なら-)にも吸着する可能性も考えられます。
 南からの巻き上げる砂風があるのかどうか?現状不詳ですが、最近の需要減から、休鉱・閉山した地域の風化した微粒子の飛散の可能性??もあるのだろうか?


異常気象など天変地異に係る記載(その16:中国、有害濃霧で高速鉄道停止 「閃光」発生に係る雑感)

2013-02-03 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-03投稿

 既報エアロゾルに係る記載(その20:中国、連日有害物質含んだ濃霧発生)で紹介した有害な濃霧に悩まされている中国で不思議な閃光現象が発生したという。

 話が少しそれますが、

 たまたま、個人的な関心で地震予兆としての異常発光現象がどのようなメカニズムなのか?を調べているので、このような意味不明な閃光異常気象など天変地異の一環として顕れる現象のひとつとして注目しています。


閃光現象と言えば、


既報(その13:関東の空の閃光と爆発音に係る雑感 )にて、
(2013-01-21)
関東地方東部で、閃光と爆発音を多数の方が視聴したという。広範囲を明るくするオーロラ現象*のような発光と推察される緑色、青色の発光現象で、落雷した時のような轟音とそれに伴なう震動があったようです。
*超新星爆発などで発生したプラズマから遊離した環境放射線(電子線いわゆるベータ線など)による励起発光。詳しくは

岐阜県でも4~5年前に発生したとも言われていますが、この現象は真因は不詳のようですが、平安時代の記録などから隕石の落下とも考えられていますが、はたして・・・どのような原因なのだろうか?と思っています。

「関東地方東部で、閃光と爆発音を観測」に記載されていた
閃光写真 本文を詳しく見る

 

個人的には、その他の閃光、轟音を発生させる原因として、
 既報(その14:スペースデブリ「宇宙のゴミ」について)の記載では「・・・ロケットは燃料に多少の余裕をもたせて打ち上げます。そのため衛星を放出した後、太陽光によって燃料タンクが加熱されて中が高圧になると、残っていた燃料によって爆発する可能性があるのです。また、衛星にも姿勢制御用の燃料が搭載されていますので、運用を終えた衛星の燃料タンクが太陽光で加熱され、同じように爆発することもあります。・・・」とも言われており、
また、超新星爆発によって発生した破砕粒子、宇宙線などが絡んで大気圏に突入した際に、摩擦による轟音と燃焼発光しているのか?と妄想しています。


話を戻して、

では中国ではいったいどのような閃光が発生したのだろうか?調べました。

47ニュース 本文を見る

中国、有害濃霧で高速鉄道停止 「閃光」発生か
(一部割愛しました。)
「【北京共同】北京と広東省広州を結ぶ高速鉄道(中国版新幹線)が30日、河南省信陽市の近辺で運行を一時停止した。有害物質を含んだ濃霧の影響とみられる。中国メディアが31日伝えた。

 乗客は列車の外で「閃光が発生した」などと証言。有害濃霧に含まれる帯電した微粒子が原因で、電気系統が故障したとの見方があるという。

 
このトラブルで上下14本の列車に最大約1時間の遅れが出た。北京―広州高速鉄道は昨年12月に全線開通したばかり。2013/01/31 23:02   【共同通信」という。

⇒何色なのだろうか?帯電粒子とは既報で紹介しましたエアロゾルの一種である黄砂、大気汚染粒子と思われます。

その他の情報を調べてみました。

MSN産経ニュース2013.1.31 23:02
有害濃霧で高速鉄道停止 中国、「閃光」発生か
(一部割愛しました。)
「・・・
有害濃霧に含まれる帯電した微粒子が原因で電気系統が故障し、火花などで強い光が発生したもようだ。現場周辺では有害濃霧が原因とみられる光がたびたび目撃されているという。・・・」という。

⇒花火での強い光。青白い光か?単なるスパーク現象か?

 さらに、どのような地域で発生しやすいのか調べました。


         (google画像検索から引用)



YAHOOニュース1月31日(木)18時12分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130131-00000034-xinhua-cn
高速鉄道に強烈な閃光、運行不能に 正体は有害濃霧に含まれる帯電粒子―中国
(一部割愛しました。)
「・・・中国・新浪公司が運営するミニブログサイト「新浪微博」(weibo.com)の利用者から寄せられた情報によれば、陜西省・西安北~湖北省・武漢市、山西省・太原市~湖北省・武漢市、北京市~湖北省・武漢市、湖北省・武漢市~北京市などの高速列車に相次ぎ遅延が出た。

京広高速列車は開通後、信陽などの河南省の南部地域で度々「強烈な閃光」が発生している。これは有害濃霧が続いたことによるものだ。有害濃霧には帯電粒子が多く含まれ、圧力が高まる状況下では、列車に取り付けられている絶縁子が破壊され、閃光が発生する。列車の絶縁用の碍子の表面を定期的に清掃すれば、これを避けることができるという。・・・」


以下に、記載し2ch News Watchに寄せられた一部の閃光に係るツイログのみを抽出しました。 

2ch News Watch
【中国】高速鉄道に強烈な閃光、運行不能に…原因は有害濃霧に含まれる帯電粒子
http://blog.livedoor.jp/katatsumuri2261/archives/23525881.html

「・実は大気汚染世界一は中国ではなくインドの都市だったりするのだぞ

酸性の霧だな
亜硫酸ガスが混じってるから、ガイシに付着すると
電気を通すんだろ

・台風のあと、沿岸地域で発生する塩害
同じ。 よく電線が燃えるやつ

・濃霧の中を飛行機が飛ぶと摩擦で帯電し要するに小さな雷が発生して発光する。
それと同じ原理だろ

・架線を支えている碍子に汚染物質のPM(すす)が堆積

・ある程度堆積したところで、碍子の表面のすすの中を大電流が流れる

・爆音と閃光が発生する。

・一般家庭で電源プラグに埃が溜まってショートすることがあり、
トラッキング現象と呼ばれているが、それの大型版じゃないかな。

・最近喉が痛くなるときと中国の大気汚染悪化のニュースのタイミングが一致してる
マスゴミは日本に流れて来てることを隠蔽してるから、ネットで九大のデータ見なかったら
中国の大気汚染が原因とは気づかなかった。」 という。


 ⇒九大のデータとは多分
エアロゾルに係る記載(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 )紹介した

  • 「大気汚染粒子」:すす(黒色炭素)・有機物・硫酸塩エアロゾルの合計
  • 「黄砂」:土壌粒子

    予測動画

    大気汚染粒子

    黄砂

と想われます。

 個人的には、上記以外のエアロゾルの成分として、地殻が風化して大気中に飛散して浮遊する黄砂(土砂微粒子)の影響も発光現象の一因として着目しているので、

河南省の南部地域で度々「強烈な閃光」周辺
の地質および中国の重金属レアアース産出地域および自然放射能の高い地域、過去の核実験地域について、環境放射能が地震予兆としての異常発光現象に影響しているのでは?と妄想しているので確認する予定。



参考関連投稿:エアロゾルに係る記載(その20:中国、連日有害物質含んだ濃霧発生)

「・・・中国のスモッグのような濃霧には多くの有害物質のほか病原菌も付着されているという専門家もいます。

有害物質を含んだ濃霧、黄砂などに介在している有害微粒子は越境し易く、空気や水の汚染を長い目でみれば、汚染諸悪の原因になり、汚染物質およびその発生源の究明と公開が重要かと個人的には想っています。

また、大気汚染の主な原因は、車の排ガスや工場の煙などから出る直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2.5」とも言われています。・・・」


 


エアロゾルに係る記載を調べました。(その25:気候の寒暖に大気中の汚染粒子は関係するのか?)  

2013-02-02 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-02投稿

 既報
大気エアロゾル粒子と寒冷化現象にて、わが国も含めてインド、ベトナムなどの亜熱帯地域で心配していた寒冷化現象はわが国では、昨日あたりから弱まってきたかと個人的には感じていました。

 既報にて紹介しましたSPRINTARS(大気1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション)の大気汚染粒子(詳しくは動画参照2月1日~8日)との対応調べてみると、やはり大陸からのわが国への飛来は少ないようです。

 
NHKニュース WEB

気温上昇 浸水や雪崩に注意を2013年(平成25年)2月2日[土曜日
(一部割愛しました。)

低気圧と前線の影響で、2日は全国的にこの時期としては気温が高くなり、積雪の多い北日本や北陸などでは、急に雪どけが進む見込みで、気象庁は低い土地の浸水や川の増水、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。

 気象庁によりますと、北海道付近にある前線を伴った低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、2日朝は各地で気温が高めで、東日本や北日本などでは雨が降っています。
午前6時の気温は東京の都心で13度3分と1日の同じ時間と比べると10度余り高いほか、大阪市で10度1分、札幌市で3度4分、仙台市で2度8分などとこの時期としては珍しい、暖かい朝となりました。
2日は低気圧から延びる前線が各地を通過するまでは、南寄りの風が吹いて気温が上がる見込みで、日中の最高気温は静岡市で20度、東京の都心で18度、大阪市で17度、広島市で15度、福岡市で14度、仙台市で12度、札幌市で5度などと、各地で3月中旬から4月下旬並みの暖かさが予想されています。
積雪の多い北日本や北陸などでは急に雪どけが進むため、低い土地の浸水や川の増水、それに雪崩のおそれがあります。
さらに、前線が通過したあとは次第に冬型の気圧配置になって、ほぼ全国的に北寄りの風が強まり、北海道では昼すぎから吹雪になる見込みです。
気象庁は強風や高波、浸水や川の増水、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。」

⇒わが国の暦で言う大寒(1月20日ころ)が過ぎたので当たり前のことですが、程度の問題ですが、2月2日は一転した温暖化予報

 低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるためという。

気圧配置、前線と暖気流の影響より、気流(風)向きや強さがなぜ一転して変化するのか?科学的には興味ある現象です。とにかく、わが国を含めて、メリハリのある季節変化がここ4、5年来から崩れ始めた?原因が何か気になるところです。原因がわかれば、対策も打てると思われます。

 有害物質を含んだ濃霧、黄砂などエアロゾルに介在している有害微粒子は越境し易く、空気や水の汚染を誘起して、長い目でみれば、汚染諸悪の原因になり、汚染物質およびその発生源の究明と公開が重要かと個人的には想っています。
参考関連投稿:
エアロゾルに係る投稿 ( '11-03ー23~ '12-07ー14)

 

 エアロゾルは単に気象変化のみでなく、ノロ、インフル、加えてひどい場合には肺がんをも引き起こす呼吸器系疾患の可能性もあるともいう。

 また、環境放射能(微粒子)も電荷(+、-)次第では、汚染微粒子(スス?、海塩粒子?)、黄砂(SiO2なら-)にも吸着する可能性も考えられます。

各物質の電荷について調べてみる価値はありそうと個人的には思われます。

 大気中の黄砂、エアロゾル予測のシミュレーションの一層の発展を期待したい。

参考関連投稿:
エアロゾルに係る記載を調べました。(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 )  

 


エアロゾルに係る記載を調べました。(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 )  

2013-01-23 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-01-23投稿

エアロゾルに係る記載(その20:中国、連日有害物質含んだ濃霧発生)にて、

中国のスモッグのような濃霧には多くの有害物質のほか病原菌も付着されているという専門家もいます。

有害物質を含んだ濃霧、黄砂などに介在している有害微粒子は越境し易く、空気や水の汚染を長い目でみれば、汚染諸悪の原因になり、汚染物質およびその発生源の究明と公開が重要かと個人的には想っています。

また、大気汚染の主な原因は、車の排ガスや工場の煙などから出る直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2.5」とも言われています。

 今回は昨日のツイログで記載されていた

17分
◆「大気汚染粒子と黄砂」の影響が動画で見れる!→九大応用力学研究所の「大気エアロゾル予測」 ◆大気汚染の状況を数値で表示。1時間更新で詳細に把握できる!→「大気汚染物質広域監視システム・そらまめ君」

を参考にして、大気エアロゾル(微粒子)予測データを調べました。


九州大学 http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/index.html
SPRINTARSエアロゾル予測(簡易版)
予測詳しく観る
(一部割愛しました。)
「SPRINTARS (Spectral Radiation-Transport Model for Aerosol Species) は,大気浮遊粒子状物質(エアロゾル)による気候システムへの影響及び大気汚染の状況を地球規模でシミュレートするために開発された数値モデルです。

一般向けの大気微粒子(エアロゾル)週間予測です。毎日午前9時頃に更新されます

SPRINTARS は東京大学大気海洋研究所(気候システム研究系)国立環境研究所海洋研究開発機構(地球環境変動領域)が開発している大気海洋結合モデルMIROCをベースとしており、対流圏に存在する自然起源・人為起源の主要エアロゾルを取り扱います(黒色炭素・有機物・硫酸塩・土壌粒子・海塩粒子)。これらは、いわゆるPM10, PM2.5としても分類されます。SPRINTARSでは、エアロゾルの輸送過程が計算されます(発生・移流・拡散・湿性沈着・乾性沈着・重力落下)。また、エアロゾル直接効果(エアロゾルによる太陽・赤外放射の散乱・吸収)およびエアロゾル間接効果(エアロゾルの雲に対する凝結核・氷晶核の機能)も計算に含まれます。SPRINTARSは、気候変動に関する政府間パネル (IPCC) 第4次評価報告書 (AR4) のエアロゾルによる気候への影響評価において、アジアから唯一採用された国際的に認められたエアロゾルモデルです。・・・

エアロゾル(大気浮遊粒子状物質)は大気の霞みの原因となる物質です。呼吸器系などに影響を及ぼすと言われています。

このページのエアロゾル予測は数値モデルSPRINTARSによるシミュレーションをもとに行われています。SPRINTARSの簡単な解説はこちら

  • 「大気汚染粒子」:すす(黒色炭素)・有機物・硫酸塩エアロゾルの合計
  • 「黄砂」:土壌粒子

それぞれ地表付近から高度約1kmまでの平均質量濃度から算出しています。

シミュレーションは水平方向約50km格子で行われているため,それ以下のエアロゾル濃度の変動は予測されていません。各地方全般の高濃度や他の地方・国からの越境汚染が予測されています。

予測動画

大気汚染粒子

黄砂

週間予測を以下に記載します。
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html

大気エアロゾル(微粒子)週間予測2013年1月22日 発表

各地域の上側は大気汚染粒子の指標,下側は黄砂の指標

 

 1月22日1月23日1月24日1月25日1月26日1月27日1月28日
 
北海道汚染少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
東北北部汚染少ない少ないやや多いやや多い少ない少ない少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
東北南部汚染少ない少ない少ないやや多い少ない少ない少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
首都圏汚染少ない少ない少ないやや多い少ない少ない少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
北陸信越汚染少ない少ないやや多いやや多い少ない少ない少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
東海汚染多い少ないやや多い多い少ない少ない少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
近畿汚染多い少ない多い多い少ないやや多い少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
中国汚染多い少ない多いやや多いやや多いやや多い少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
四国汚染多い少ない多い多いやや多い多い少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
九州北部汚染多い少ない多いやや多い多い多い少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
九州南部汚染多い多い非常に多い多い多い多い少ない
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
沖縄汚染多い多い多い多いやや多いやや多いやや多い
黄砂少ない少ない少ない少ない少ない少ない少ない
 
 1月22日1月23日1月24日1月25日1月26日1月27日1月28日

(転載終了)

高度約1kmまでの平均質量濃度から算出値ですが、一般的には春になると黄砂は多くなると言われていますが、年中発生していていることがわかります。

既報その5:(火山灰の温室効果)
山噴火で甚大な被害を与えている「火山灰」の影響に係る引用によれば、

白のエアロゾルを火山灰のモデルと考えれば、巨大な火山が噴火した際の地球冷却化を説明できる。 一方、黒のエアロゾルを二酸化炭素のような熱を吸収するものと考えれば、地球温暖化を説明できる。・・・」と言われており、
続きを読む>>

「大気汚染粒子」中で
・すす(黒色炭素)など黒色のものは太陽光を吸収しやすい
・硫酸塩エアロゾルなどは白色のものは太陽光を反射しやすい
傾向になることが推測されます。

 また、下記の引用記載によれば、本データは地表付近から高度約1kmまでの平均質量濃度から算出していますが、実際には黄砂などはもっと上空に存在していると思われます。

SHIMADZU 粉博士のやさしい粉講座 環境分野と粉体測定http://www.shimadzu.co.jp/powder/lecture/
beginner/b03.html

イラク(中東)からの黄砂

・「・・ 上図に示すように、2003年3月26日に大気中の浮遊粒子を捕集し、測定した粒度分布データでは、1μm付近に、イラク(中東)からの黄砂によるピークがあり、また、30μm付近にスギ花粉によるピークが現れています。一方、2002年4月11日の粒度分布データでは、5~10μm付近に中国からの黄砂のピークが現れています。 イラク(中東)から日本までの距離は約8,000kmもあり、このような長距離を運ばれる間に、粗大粒子は徐々に沈降・落下し、微小粒子だけが日本まで到達するため、イラク(中東)からの黄砂のほうが、比較的距離の短い中国からの黄砂に比べて、かなり小さくなっていることがわかります。  ・・・実際、イラク(中東)で発生した砂嵐が、遠く離れた日本の大気に影響を与えるという事実には驚きを感じます。発生地点の違いによって生じる粒子径の差についても、今後、充分な検討を必要とするかもしれません。・・・ 黄砂は、春の雪解けの後、ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などで、強い風のために多量の砂塵が空中に吹き上げられ、比較的低い高度(約3,000m)で移動して中国、韓国、日本等に降り注ぐことになります。大きな粒子は比較的近距離で落ちてしまい、小さな粒子が遠くまで運ばれていきます。・・・」という。

 いずれにしても、天然、人工を含めて対流圏における汚染粒子、黄砂、および電磁圏のスペースデブリ?、隕石の破砕粒子?、火山灰などを含めた太陽光を反射する物質の分布状態が昨今の寒冷現象に影響していると推測されます。

(図拡大クリック)

    (google画像検索から引用)

 

 

 

 


エアロゾルに係る記載(その21ー2:(追記)エアロゾルの組成と色調との関係に係る雑感)  

2013-01-19 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-01-19投稿

 既報(その21)にて、エアロゾル
の化学組成(成分)によってどのような色調になるか類推するために顔料組成と色調に係る記載(ウィキペディア顔料詳しく見る))を調べました。

 結果として
弁柄酸化鉄(III)、Fe2O3)、鉛丹  (Pb3O4) 、辰砂硫化水銀 HgS
が赤色の色調を示すことがわかりました。

既報に引き続いて、結果の考察を追記しました。

(個人的な雑感)
鉄の酸化物が赤色の色調を呈することに対して

 報(その1)にて、わが国において頻発する震度5前後の地震環境放射能が比較的高く、砂鉄鉱床(鉄鉱石)が多い地域で発生し易い(→詳しくは)ことと、地震前の予兆爆縮現象環境放射能の低下現象)が発生する過程において、雲底が赤く染まる現象と何らかの関連があるのだろうか?ということです。

 また、雲底が赤く染まるためには、マグマ水蒸気などの駆動力によって3000m以上まで舞い上がって、静電気的にマイナス(-)に分極しているという雲の下部に対してプラス(+)の電荷をもつ赤色の微粒子が必要か?

 もうひとつ、既報地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事の紹介の引用によれば、 「・・・M6を超える大地震の直前5日間で、電離層の電子数が有意に増加していることがわかりましたというように、電離層とは、簡単に言うと地球と宇宙の境目。太陽の紫外線を受け、分子や原子から電子が分離して漂っている場所だ。
 ではなぜ、大地震の前に電離層が乱れるのか。・・・」という。

 電離層が乱れる原因が天変(超新星爆発などによる宇宙からの電荷をもった粒子放射線の異変)なのか?、地異(プラスの電荷をもつ微粒子エアロゾルの増加)によるものなのか?個人的には気になります。

 天変・地異のいずれが支配的であるか個人的には不詳ですが、電荷的な交互作用の大きさが地震規模に影響していることが推察されます。

下記に各種酸化物表面の電荷を個人的なメモとして記載しました。

 同じ金属でも酸化物、水酸化物などの違いによって電荷は違うようです。現実的には地殻を構成しているのは珪酸塩(SiOx)を主体複合の金属酸化物ですが、一旦溶解した後、コロイド状になって、純度の高い鉄などの酸化物を再析出しているのか?とも妄想されます。

 現象的には大地震が起こり易いのは砂鉄鉱床周辺地域と個人的には思われますので、微粒子状の弁柄(酸化鉄(III)、Fe2O3)などが天然合成されて、火山帯周辺の地下マグマの水蒸気圧によって巻き上げられて雲底に集まってゆくこともありえるのだろうか???

表面電荷: 既報引用文献「ゼータ電位の測定」 

等電点が7より大きい物質は正(+)、小さい物質は負(-)を示します。
基本的には水中/非水、空気中系でも正負(+-)の判断は可能な指標と想われる。
「・・・
表1 各種酸化物表面の電荷零点(または等電点)
物質名  pH 測定法
Al2O3 9.1~9.2 sp
Al2O3 7.4~8.6 〃
AlOOH(ベーマイト)7.7 〃9.4 mep
AlOOH(ジアスボア) 5.5~7.5 〃
Al(OH)3(ギブサイト) 5.0~5.2 〃
Al(OH)3(バイヤライト) 9.3 〃
BeO 10.2 eo
CdO 10.4 mep
Cd(OH)2 >10.5 〃
Co(OH)2 11.4 〃
Cu(OH)2(水和物) 7.7 〃
CuO 9.5 〃
Cr2O3(水和物) 6.5~7.4 〃
Fe(OH)2 12.0 eo
Fe3O4 6.5 〃
FeO3(赤鉄鋼) 8.3 mep
FeO3 6.7~8.0 〃
Mg(OH)2 12.4 eo
Mn(OH)2 12.0 mep
HgO 7.3 〃
NiO 10.3 〃
Ni(OH)2 11.1 〃
PuO2 9.0 〃
SiO2(石英) 1.8~2.5 〃
2.2~2.8 sp
SiO2(ゾル) 1~1.5 mep
ThO2 9.0~9.3 〃
SnO2 6.6~7.3 〃
TiO2(合成ルチル) 6.7 sp
TiO2(天然ルチル) 5.5 〃
TiO2(天然ルチル) 4.8 mep
TiO2(合成アナターゼ) 6.0 〃
WO3(水和物) 0.5 〃
V3O8 4 sp
Y2O3(水和物) 9.3 mep 」

次報⇒大気中に共存しているどのような自然蛍光性鉱物のエアロゾルなどが環境放射線であるべ-タ線(電子線)、ミューオン、ニュートリノ、紫外線などによって放射化もしくは励起されて、異常赤色発光を発生させている可能性がありえるのか?調べる予定です。(もともと赤い色の体色を有していて、赤色などの蛍光発光する物質もあるかもしれないことにも留意して)
関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その6:地震予兆としての異常発光現象のメカニズムの仮説)
(用語の説明など詳しくは↑)

 

 


エアロゾルに係る記載を調べました。(その21:エアロゾルの組成と色調との関係)  

2013-01-18 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-01-18投稿

 既報中国の有害物質含んだ濃霧オーストラリア西部の赤い砂嵐、濃霧が原因というインドの寒波など大気圏にはさまざまな有害なエアロゾルが発生して、大気圏を汚染する異常気象が年初来多発しています。
 濃霧といえば、一般的には水だけから成るような印象を受けますが、個人的には、既報エアロゾルに係る投稿 」の記載から、水滴以外にさまざまな火山灰微粒子、ウィルス、黄砂など地殻由来の微粒子、環境放射能能塵など混在していると思っています。

 これらは生態系、異常気象などに悪影響しています。

話が少し外れますが、

 その14:(空気中の塵埃の種類と粒子径)によれば、
・・・意外と生活環境の空気中の塵埃の種類、特に個数についてはよく知られていません。環境中に混在している塵埃に係る記載から、・・・屋外の雑踏では優に数百万個/ft3(空気28リットル)以上であり、ウィルスなど加えれば、とてつもない数の有害物質の混在が推察されます。びっくりするような環境で日常生活していることです。

 具体的には、ハウスダスト 概ね0.5μm以上(一般的な塵埃、含むカビ、ダニ、フケ)の他に花粉、酵母、環境放射性塵 自動車オイル、 燃焼煤など。 詳しくは>>

 既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

  一般的には、大気中に長期間浮遊している微粒子は光の波長より短く、光を吸収せずに透過させているため、これらの火山灰、黄砂などのエアロゾルの色調は通常何気なく生活している環境において肉眼では感知できないと思われます。

 黄砂などの砂嵐は突風によって舞い上がった当初、現地では濃度が高く、かつ粒子径が大きいため肉眼でみることができますが、これらは沈静後でも大気中に存在してさまざまな地域の大気を汚染していると思われます。

 粒子径の大きな砂粒が沈静化後、透明に見える空気中に浮遊している超微粒子は大陸からのさまざまな物質の影響の引用記載のように、黄砂などは東アジア、中国などから遠路はるばる飛来しているようです。これらは大気中のその他の上記に記載したエアロゾルを吸着して越境してさまざまな異常気象など天変地異を引き起こす可能性もあり、目に見えないだけに厄介な存在と思われます。

世界の黄砂濃度分布 (google画像検索から引用)

 発生源は既報オーストラリア西部の赤い砂嵐の引用記載(乾燥地域で起こる砂嵐、「 ハブーブ - Wikipedia」)によっても飛来しているかもしれません。

 要するに、これらエアロゾルの発生源はどこで、どのような組成なのか知ることによって、その対策ができるわけです。例えば砂漠からの砂嵐が主因ならば、国際的に協力して緑化するとか。また、一般的には砂漠地域は渇水環境なので大規模な海水淡水化装置を設置して供給するとか。・・・杞憂しています。

 まえがきが長くなりましたが、話を戻して、

 今回は上記の黄砂などのエアロゾル化学組成(成分)によってどのような色調を呈するかを類推するために、顔料組成と色調に係る記載を調べました。

 主目的は
 地震前の爆縮現象
環境放射能の低下現象)が発生する過程において、大気圏で観察される様々な異常発光現象。竜巻・突風も随伴して、雲底が赤く染まるメカニズム

 環境放射能の励起作用によって、大気中に共存している自然蛍光性鉱物のエアロゾルなどを放射化もしくは励起して、オーロラ現象のように、紫外光(波長約380nm)~赤色光(波長約700nm)を発生させているのか?
 
または、砂風によって大気中に舞い上がった環境放射能を含んだ?風化したエアロゾルの色なのか?
 どちらが主因なのか?発光現象と引用文献には記載されていますが、個人的には不詳なためです。
関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その6:地震予兆としての異常発光現象のメカニズムの仮説)

 今まではオーロラ現象の類か?と思っていましたが、地震雲の発生には個人的には、正体不詳の雲粒核が必要ともいわれています。また、赤系の体色をもつエアロゾルが励起発光していることも妄想されます。

オーロラ現象とは?
大気中の酸素原子や窒素原子などの物質に高速で電子が衝突して発光しているという。

 

                                    (google画像検索から引用)

 ウィキペディア
顔料 詳しく見る
(一部抽出しました。)
顔料(がんりょう)は、着色に用いる粉末でに不溶のものの総称。着色に用いる粉末で水や油に溶けるものは染料と呼ばれる。

 波長を選択的に吸収することで、反射または透過するを変化させる。蛍光染料の加工品である蛍光顔料を除く、ほぼ全ての顔料の呈色プロセスは、自ら光を発する蛍光燐光などのルミネセンスとは物理的に異なるプロセスである。・・・

顔料の世界市場規模は2006年時点で740万トンだった。生産および需要の中心はアジア中国インド)に移りつつある。2006年の生産額は176億USドル(130億ユーロ)で、ヨーロッパが首位であり、それに北米アジアが続いている。

呈色の物理学的原理

顔料は特定の波長の光を選択的に反射または吸収するため、色があるように見える。白色光は可視光スペクトル全体をほぼ均等に含んでいる。この光が顔料に当たると、一部の波長は顔料に吸収され、他の波長は反射される。この反射された光のスペクトルが人の目に入るととして感じられる。単純に言えば、青い顔料は青い光を反射し、他の光を吸収する。顔料は蛍光物質や燐光物質とは異なり、光源の波長の一部を吸収して除去するだけであり、新たな波長の光を追加することはない。・・・

色の濃さや明るさといった属性は、顔料と混ぜ合わせた別の物質によっても変わってくる。顔料に加える展色剤や充填剤もそれぞれに光の波長の反射・吸収のパターンを持ち、最終的なスペクトルに影響を与える。同様に顔料を混ぜる量によっては、個々の光線が顔料粒子に当たらずに反射されることもある。このような光線が色の濃さに影響する。純粋な顔料は白色光をそのまま反射することはほとんどなく、見た目の色は非常に濃いものとなる。しかし大量の白い展色剤などと少量の顔料を混ぜると、色は薄くなる。

顔料の化学的分類

顔料にはその組成から、無機顔料と有機顔料の2種類に大別される。無機顔料は、有史以前から使われていた鉱物の加工品である天然無機顔料と、化学的に合成された合成無機顔料に区別可能である。・・・

無機顔料

 無機顔料は大別して天然鉱物顔料と合成無機顔料に分類される。有機顔料に比べてはるかに生産量が多いため、日本工業規格(JIS)では特に生産量の多い12品目を統一規格の対象として規定している。

 

古来、顔料は油脂類を燃やした際のを使用した黒色以外は自然の鉱物を粉砕したものが主体であった。黒色の煤は現在カーボンブラックと呼ばれ、非常に多様な用途に使用されている。・・・

 ラピスラズリを使ったウルトラマリン青孔雀石を使った緑青などは高価であり、高級な絵画や装飾物に使用された。赤色弁柄天然酸化鉄赤)や辰砂(硫化水銀)が使われた。

現在工業的に使用されているものは、アンバーシェンナといった天然土由来の褐色顔料や、炭酸カルシウム)、カオリン(粘土、淡色)などが多い。・・・

 

 化学的に合成された純然たる合成無機顔料は、1704年にドイツで合成された紺青(プロシア青)以来、数多くの品種がある。
 白色顔料は今日ではチタン白(二酸化チタン)や亜鉛華(酸化亜鉛)が使われており、古くから白粉に多用され中毒を起こして問題になっていた鉛白油絵具以外には使われなくなった。

 代表的な合成無機顔料としては他に合成酸化鉄赤カドミウムニッケルチタンストロンチウム含水酸化クロム酸化クロムアルミ酸コバルト、合成ウルトラマリン青等がある。・・・

 日本工業規格で規定されている顔料 

合成顔料の発展

 初期の顔料には天然の鉱物が使われていた。天然の酸化鉄は様々な色を発色するもので、旧石器時代および新石器時代の洞窟壁画によく使われている。

 例えば、無水のFe2O3のレッドオーカー、含水のFe2O3.H2Oのイエローオーカーがある。炭またはカーボンブラックも先史時代以来ずっと黒色の顔料として使われている

 最初期の合成顔料として、鉛白(エンパク。炭酸鉛の一種。(PbCO3)2Pb(OH)2)と青フリット(エジプシャンブルー)がある。鉛白は鉛と食酢(酢酸、CH3COOH)を混ぜ、そこにCO2を加えて作る。青フリットはカルシウム銅珪酸塩であり、孔雀石などの銅鉱石で着色したガラスを砕いて作る。これらの顔料は紀元前2千年紀には使われ始めている。・・・

  最初の青の合成顔料として登場したのが紺青で、1704年のことである。19世紀初めごろには青の合成顔料や金属顔料がさらに登場した。合成ウルトラマリンコバルト青セルリアンブルーなどである。」

 (転載終了)

⇒上記の結果から、
無機顔料には、白色顔料、赤色顔料、黄色顔料、青色顔料、黒色顔料などあるようですが、生産および需要の中心はアジア中国インド)に移りつつある。2006年の生産額は176億USドル(130億ユーロ)で、ヨーロッパが首位であり、それに北米アジアが続いているという。

爆縮現象(環境放射能の低下現象)が発生する過程において、大気圏で観察される様々な異常発光現象。竜巻・突風も随伴して、雲底が赤く染まるメカニズムの解明?という観点から、黄色~赤色系の色調を呈する可能性のある顔料に着目して、その組成を整理すると、

赤色弁柄天然酸化鉄)や辰砂硫化水銀

 弁柄もしくは紅殻(べんがら、オランダ語:Bengala )は、赤色顔料・研磨剤のひとつ。酸化第二鉄(赤色酸化鉄、酸化鉄(III)、Fe2O3)を主要発色成分とする。別名、酸化鉄赤(英語:Red Iron Oxide)。

鉛丹

酸化鉄赤鉛丹(えんたん)は、四酸化三鉛 (Pb3O4) を主成分とする赤色の無機顔料

アンバーシェンナといった天然土由来の褐色顔料

 

アンバー(umber)は、水酸化鉄を主成分とし、二酸化マンガンMnO2)を含む土に由来する褐色無機顔料

シェンナ (sienna) は、水和酸化鉄を主成分とし、ケイ酸コロイドと少量のマンガンを含む天然の土を原料とする、やや黒味を帯びた黄褐色顔料

 

 があるという。

赤色系の顔料と青色系の顔料が混在すれば、黄色系の色調が得られるので、補記すると、

 

合成ウルトラマリンコバルト青セルリアンブルー

ウルトラマリンは無機顔料の一種である。構成成分はアルミニウムナトリウムケイ酸塩に硫化物イオンや硫酸イオンが混じったものである。天然にはラピスラズリの主成分として存在する。

コバルト青はコバルトブルーとも呼ばれる、耐光性・耐候性・耐酸性・耐アルカリ性のいずれも優れた非常に安定した顔料として知られている。Colour Index Generic Nameは、Pigment Blue 28である。

組成式はCoAl2O4(アルミン酸コバルト)或いはCoO・Al2O3酸化コバルト酸化アルミニウムスピネル)で表される。

 


エアロゾルに係る記載を調べました。(その20:中国、連日有害物質含んだ濃霧発生)  

2013-01-14 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-01-13投稿、01-14追加

 別報、異常気象に係る記載(インドの寒波)によれば、寒波の原因はインド政府などによると、近年、冬期間に激しい大気汚染のせいなどで濃霧がひどく、気温が上がらない傾向があるという。

 隣国の中国でも濃霧が発生しているようです。

 既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

わが国でも高度成長の過程でスモッグに悩まされた時期がありましたが、濃霧、スモッグともにエアロゾルの一種であり、有害物質を含んだ濃霧、黄砂などに介在している有害微粒子は越境し易く、異常気象、喘息、インフルエンザなどの原因になり、汚染物質およびその発生源の究明と公開が重要かと個人的には想っています。

 47ニュース
中国、連日有害物質含んだ濃霧 深刻な大気汚染

「【北京共同】中国各都市で連日、有害物質を含んだ霧が立ち込めている。12日付の中国紙によると、北京市の大気汚染を調べる全ての観測地点で、6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」を記録した。病院では呼吸器系疾患の外来患者が急増、市当局は住民に外出を控えるよう呼び掛けた。

北京市は12日も朝から濃霧となり、数百メートル先のビルがかすんで見えない状態。

 中国メディアによると、河北、河南、湖北3省や天津市でも霧が立ち込め、深刻な大気汚染が続いている。
 
専門家によると、霧には多くの有害物質のほか病原菌も付着。2013/01/12 19:34   【共同通信】」という。本文詳しく見る

⇒専門家の見解を待つまでもなく、霧には多くの有害物質のほか病原菌の混入が問題となります。
 
仮に、例えば、放射能微粒子が吸着して介在しておれば?内部被曝の可能性もあり、有害物質の究明とその発生源の駆除が問題となると想われます。
 

PS:01-14
gooニュース
各地で有害物質含む濃霧=呼吸器疾患急増、交通まひ―中国

 時事通信2013年1月13日16:59

 

「【北京時事】中国各地で1月上旬から連日、有害物質を含んだ霧が立ち込め、中国メディアによると、北京など33都市で12日、6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」を記録し、13日も続いている。呼吸器系疾患の患者が急増し、高速道路の通行止めや航空便の欠航が相次ぐなど、市民生活にも大きな影響が出ている。

 

 大気汚染の主な原因は、車の排ガスや工場の煙などから出る直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2.5」。北京では12日、この物質の観測値が1立方メートル当たり75マイクログラム以下としている基準を市内全域で超え、半数の観測点で基準の10倍近くまで上昇。900マイクログラムを突破したところもあった。

 

 北京市政府は屋外での運動をやめるよう通達を出しているほか、外出をできるだけ控え、外出の際はマスクを着用して公共交通機関を利用するよう呼び掛けている。 [時事通信社]」という。

47ニュース
中国大気汚染、最も強い警報発令 北京市当局
「【北京共同】中国各都市で連日、有害物質を含んだ濃霧が発生し、大気汚染が深刻化している問題で、北京市当局は13日、住民にできる限り外出を控えてもらうため、最も警告の度合いが強い「オレンジ警報」を発令した。同日付の法制晩報などの中国メディアが伝えた。

 警報は濃霧に対して出されるが、事実上、大気の汚染度の目安となっている。中国メディアによると、黄色とオレンジの2段階あり、オレンジを発したことはこれまでなかったという。

 北京市の大気を調べる観測地点では、6段階の汚染指数で最悪の「深刻な汚染」を10日から記録しており、4日連続となるのは記録上、初めてという。2013/01/13 20:29   【共同通信】」本文詳しく見る


 

主な原因は、車の排ガスや工場の煙などからという。

 下記の引用日本海学講座によれば、以前から問題となっています
「日本海を越える大気汚染と黄砂」大陸からさまざまな物質が運ばれてくる概念を図1に示す。SO(二酸化硫黄)や、通常、ノックスと呼ばれるNO(窒素酸化物)は、工場や車の排気ガスなどから発生する大気汚染物質の代表的なものである。」ことから、
その他の原因として
黄砂の飛来は一般的には、春先に激しくなると言われていますが、今回、問題視している濃霧は広範囲の都市にわたっていることから、個人的には、黄砂混入の可能性もあるのでは???と誤解して、参考のため、既報までの黄砂に係る記載を示しましたが、黄砂特有のオレンジ色を呈していませんが、光の波長より極細かい微粒子で、かつ、少量の場合、光を吸収しないで透過することも妄想して敢えて紹介しました。

 
中国タクマラカンでの光景   (google画像検索から引用)  

 この黄砂に対する警報は6段階の汚染指数で何色なのだろうか?

SHIMADZU 粉博士のやさしい粉講座 環境分野と粉体測定http://www.shimadzu.co.jp/powder/lecture/
beginner/b03.html

イラク(中東)からの黄砂によれば
(一部割愛しました。)
「通常の黄砂は、中国大陸で巻き上げられた砂塵が偏西風に乗って飛来します。ところが、この時期、中国大陸では大規模な砂嵐の発生がなく、イラク(中東)で大規模な砂嵐が発生しており、これによって巻き上げられた砂塵が日本まで運ばれてきたものだと考えられています。


            →  ←          
             光の波長

 

 既報、エアロゾルに係る投稿から関連記載を抜粋すると

 その2:(黄砂の影響)
「黄砂」の発生メカニズムとその影響・・・
続きを読む>>

世界の黄砂濃度分布 (google画像検索から引用)

 中国は偏西風に乗って飛来する黄砂の影響を受けやすいようです。

関連投稿:大陸からのさまざまな物質の影響によれば、黄砂、海塩粒子など有害物質が混在しているのでは?と想われます。
日本海学講座2008年2月2日
第4回 「日本海を越える大気汚染と黄砂」大陸からさまざまな物質が運ばれてくる概念を図1に示す。SO(二酸化硫黄)や、通常、ノックスと呼ばれるNO(窒素酸化物)は、工場や車の排気ガスなどから発生する大気汚染物質の代表的なものである。これらの汚染物質は、風に乗って運ばれてくる過程で酸化反応が起き、主として二酸化硫黄は硫酸や硫酸塩へと変化する。また窒素酸化物は硝酸や硝酸塩へ変化する。これらの物質は、雲や酸性雨のもととなる。

 空気中に浮かんでいる小さな微粒子は「エアロゾル粒子」と呼ばれ、酸性雨や雲をつくる過程に大きな影響を及ぼしている。特に硫酸塩は、大気中で粒子化しやすく、エアロゾル粒子を形成することになる。また、窒素酸化物は、運ばれてくる間に複雑な化学反応を経て、オゾンという物質を形成する。 ・・・」という。本文詳しく見る>>

関連投稿:・変に影響する要因に係る記載(中国吉林省での黄砂によれば、
2011-08-14

Searchina 2011/05/12(木)
吉林で今年最大の黄砂現象を観測…視界100メートル

吉林省の広い範囲で12日、黄砂現象が発生した。2011年になってからさ最大規模という。写真は12日午前中の省都・長春市内の様子。中国新聞社が報じた。

  省都の長春市では、夜が明けても空が暗い状態が続いた。気象部門によると、吉林省から見て西にある内モンゴル自治区やモンゴル国で上空に巻き上げられた黄砂が、12日午前5時ごろまでに吉林省の中西部に達した。・・・」という。


         (google画像検索から引用)


黄砂および黄砂に付着しやすい有害物質は北京市、河北、河南、湖北3省や天津市の濃霧中にも混入しているのだろうか??

 その4:(インフルエンザウィルス対策)
・・・今年のインフルエンザ対策によれば
http://www.wakando.jp/kaze3.htm
出典:オムロン 健康作り講座
インフルエンザの予防に最も有効な対策はワクチンの接種です。インフルエンザが流行ってからではワクチンの製造、検定に時間がかかるので間に合いません。 その年の冬にどんなタイプのインフルエンザが流行するかは、夏の終わり頃に中国奥地の家畜のウイルスを調べて推定し、流行期に間に合うようにワクチンの製造をするわけです。・・・
」という。続きを読む>>

その7:(黄砂中の微小粒子)
「・・・岐阜県保健環境研究所報 第15号(2007)
「黄砂中の陰イオン・陽イオン成分濃度とその粒径分布について」によればhttp://www.cc.rd.pref.gifu.jp/health/public/no15/oohira15.pdf
・・・日本に飛来する黄砂の物理的,化学的な性状やその広域的な分布を明らかにするため,福井・岐阜・三重・滋賀の四県が連携して調査を実施し,岐阜県では陰イオン・陽イオン成分濃度とその粒径分布に関する検討を行った. 平成17年4月15日~18日にかけて飛来した黄砂における調査の結果・・・」続きを読む>>

その9-1:(放射能などエアロゾルの形状)
・・・環境に悪影響を与えている放射性物質(死の灰)、火山灰、ウイルス、花粉などエアロゾルの形がどのようなものか・・・続きを読む>>