水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
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異常気象など天変地異に係る記載(その16:中国、有害濃霧で高速鉄道停止 「閃光」発生に係る雑感)

2013-02-03 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連

'13-02-03投稿

 既報エアロゾルに係る記載(その20:中国、連日有害物質含んだ濃霧発生)で紹介した有害な濃霧に悩まされている中国で不思議な閃光現象が発生したという。

 話が少しそれますが、

 たまたま、個人的な関心で地震予兆としての異常発光現象がどのようなメカニズムなのか?を調べているので、このような意味不明な閃光異常気象など天変地異の一環として顕れる現象のひとつとして注目しています。


閃光現象と言えば、


既報(その13:関東の空の閃光と爆発音に係る雑感 )にて、
(2013-01-21)
関東地方東部で、閃光と爆発音を多数の方が視聴したという。広範囲を明るくするオーロラ現象*のような発光と推察される緑色、青色の発光現象で、落雷した時のような轟音とそれに伴なう震動があったようです。
*超新星爆発などで発生したプラズマから遊離した環境放射線(電子線いわゆるベータ線など)による励起発光。詳しくは

岐阜県でも4~5年前に発生したとも言われていますが、この現象は真因は不詳のようですが、平安時代の記録などから隕石の落下とも考えられていますが、はたして・・・どのような原因なのだろうか?と思っています。

「関東地方東部で、閃光と爆発音を観測」に記載されていた
閃光写真 本文を詳しく見る

 

個人的には、その他の閃光、轟音を発生させる原因として、
 既報(その14:スペースデブリ「宇宙のゴミ」について)の記載では「・・・ロケットは燃料に多少の余裕をもたせて打ち上げます。そのため衛星を放出した後、太陽光によって燃料タンクが加熱されて中が高圧になると、残っていた燃料によって爆発する可能性があるのです。また、衛星にも姿勢制御用の燃料が搭載されていますので、運用を終えた衛星の燃料タンクが太陽光で加熱され、同じように爆発することもあります。・・・」とも言われており、
また、超新星爆発によって発生した破砕粒子、宇宙線などが絡んで大気圏に突入した際に、摩擦による轟音と燃焼発光しているのか?と妄想しています。


話を戻して、

では中国ではいったいどのような閃光が発生したのだろうか?調べました。

47ニュース 本文を見る

中国、有害濃霧で高速鉄道停止 「閃光」発生か
(一部割愛しました。)
「【北京共同】北京と広東省広州を結ぶ高速鉄道(中国版新幹線)が30日、河南省信陽市の近辺で運行を一時停止した。有害物質を含んだ濃霧の影響とみられる。中国メディアが31日伝えた。

 乗客は列車の外で「閃光が発生した」などと証言。有害濃霧に含まれる帯電した微粒子が原因で、電気系統が故障したとの見方があるという。

 
このトラブルで上下14本の列車に最大約1時間の遅れが出た。北京―広州高速鉄道は昨年12月に全線開通したばかり。2013/01/31 23:02   【共同通信」という。

⇒何色なのだろうか?帯電粒子とは既報で紹介しましたエアロゾルの一種である黄砂、大気汚染粒子と思われます。

その他の情報を調べてみました。

MSN産経ニュース2013.1.31 23:02
有害濃霧で高速鉄道停止 中国、「閃光」発生か
(一部割愛しました。)
「・・・
有害濃霧に含まれる帯電した微粒子が原因で電気系統が故障し、火花などで強い光が発生したもようだ。現場周辺では有害濃霧が原因とみられる光がたびたび目撃されているという。・・・」という。

⇒花火での強い光。青白い光か?単なるスパーク現象か?

 さらに、どのような地域で発生しやすいのか調べました。


         (google画像検索から引用)



YAHOOニュース1月31日(木)18時12分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130131-00000034-xinhua-cn
高速鉄道に強烈な閃光、運行不能に 正体は有害濃霧に含まれる帯電粒子―中国
(一部割愛しました。)
「・・・中国・新浪公司が運営するミニブログサイト「新浪微博」(weibo.com)の利用者から寄せられた情報によれば、陜西省・西安北~湖北省・武漢市、山西省・太原市~湖北省・武漢市、北京市~湖北省・武漢市、湖北省・武漢市~北京市などの高速列車に相次ぎ遅延が出た。

京広高速列車は開通後、信陽などの河南省の南部地域で度々「強烈な閃光」が発生している。これは有害濃霧が続いたことによるものだ。有害濃霧には帯電粒子が多く含まれ、圧力が高まる状況下では、列車に取り付けられている絶縁子が破壊され、閃光が発生する。列車の絶縁用の碍子の表面を定期的に清掃すれば、これを避けることができるという。・・・」


以下に、記載し2ch News Watchに寄せられた一部の閃光に係るツイログのみを抽出しました。 

2ch News Watch
【中国】高速鉄道に強烈な閃光、運行不能に…原因は有害濃霧に含まれる帯電粒子
http://blog.livedoor.jp/katatsumuri2261/archives/23525881.html

「・実は大気汚染世界一は中国ではなくインドの都市だったりするのだぞ

酸性の霧だな
亜硫酸ガスが混じってるから、ガイシに付着すると
電気を通すんだろ

・台風のあと、沿岸地域で発生する塩害
同じ。 よく電線が燃えるやつ

・濃霧の中を飛行機が飛ぶと摩擦で帯電し要するに小さな雷が発生して発光する。
それと同じ原理だろ

・架線を支えている碍子に汚染物質のPM(すす)が堆積

・ある程度堆積したところで、碍子の表面のすすの中を大電流が流れる

・爆音と閃光が発生する。

・一般家庭で電源プラグに埃が溜まってショートすることがあり、
トラッキング現象と呼ばれているが、それの大型版じゃないかな。

・最近喉が痛くなるときと中国の大気汚染悪化のニュースのタイミングが一致してる
マスゴミは日本に流れて来てることを隠蔽してるから、ネットで九大のデータ見なかったら
中国の大気汚染が原因とは気づかなかった。」 という。


 ⇒九大のデータとは多分
エアロゾルに係る記載(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 )紹介した

  • 「大気汚染粒子」:すす(黒色炭素)・有機物・硫酸塩エアロゾルの合計
  • 「黄砂」:土壌粒子

    予測動画

    大気汚染粒子

    黄砂

と想われます。

 個人的には、上記以外のエアロゾルの成分として、地殻が風化して大気中に飛散して浮遊する黄砂(土砂微粒子)の影響も発光現象の一因として着目しているので、

河南省の南部地域で度々「強烈な閃光」周辺
の地質および中国の重金属レアアース産出地域および自然放射能の高い地域、過去の核実験地域について、環境放射能が地震予兆としての異常発光現象に影響しているのでは?と妄想しているので確認する予定。



参考関連投稿:エアロゾルに係る記載(その20:中国、連日有害物質含んだ濃霧発生)

「・・・中国のスモッグのような濃霧には多くの有害物質のほか病原菌も付着されているという専門家もいます。

有害物質を含んだ濃霧、黄砂などに介在している有害微粒子は越境し易く、空気や水の汚染を長い目でみれば、汚染諸悪の原因になり、汚染物質およびその発生源の究明と公開が重要かと個人的には想っています。

また、大気汚染の主な原因は、車の排ガスや工場の煙などから出る直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2.5」とも言われています。・・・」


 


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