突然のピンチヒッターで読み聞かせに入ることになった
渡された本を、予定通りに読む
「ガラスめだまと金のつののやぎ」
ガラスめだまときんのつののヤギ―白ロシア民話 (日本傑作絵本シリーズ) | |
クリエーター情報なし | |
福音館書店 |
おばあさんが大事に育てて見事に実った麦畑を
食い散らして暴れまわるヤギ
彼はガラス目玉と金のツノで
おばあさんを助けようとやってきた動物たちを次々威圧し、追い返していく
くまに、
オオカミ、
キツネ、
うさぎ・・・・・。
最後にハチがやってきて
ヤギの鼻先をちくりと刺す
それで、ヤギは泣きながらどこかへ行ってしまい
おばあさんは末永くしあわせにくらしましたとさ
・・・・・という童話の王道!
くまも、オオカミも、キツネも、ウサギもダメで
最後にヤギを追い出すオチは
誰がどうやってつけるんだろうと、ワクワク想像力をかきたてる本だ
私は、
『なにか小動物がとんちの効いた小技を使ってヤギを騙し
畑から追い出すんじゃないかなぁ~』って思いながら
早く結果が知りたくて猛烈なスピードで加速して読んだ
読み聞かせを練習してるの聞いたPは
『猟師が鉄砲で撃ち殺すんじゃないか』と思ったらしい
それを聞いて
もしかしたらこれは問題解決にどういう手段を使うかを知る心理テストになるんじゃないか
・・・・と思い
夫や娘にもそういう下心ありありで読んでみた
夫は
別にどうでもいい・・・・・らしかった
危機感、想像力のない人だわ・・・・・
娘は
『ガラス目玉や金のつのという、力を誇示するものを
何かが壊して力を失う・・・』って思ったらしい
何かってのも生物ではなくて、自然の脅威というか、天の意思みたいなものが
壊すみたいな
ふ~ん、面白いね
当日
2年生の反応はとても良く
どうなるどうなる!?と言う気持ちが伝わってきた
「いちころさ」「おいぼればあさん」「もじゃげのクマめ」「おんぼろおっぽのオオカミめ」
「もぐもぐうさぎめ」ということで毎回歓声が上がっていた
こういうことば、好きよね
この本は裏表紙の絵もとてもいい、ここまで含めて本編だね
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