寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

読み聞かせ(1年生)

2010-03-05 00:17:56 | 絵本・読み聞かせ
今日はS小学校1年生のクラスに読み聞かせでした

本は「3びきのくま」です
3びきのくま (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
トルストイ
福音館書店

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これは我が子に読んであげたというより
自分が小さい頃に好きだった本と言う印象が強いのです

美味しそうなスープと
素敵なベッド
自分ちのそれではなくて、よそのお宅のそれは小さな子にとっては憧れです
どんな味で、どんなベッドなんだろう
いつか私も、よそでご馳走をよばれて、お泊りしたい
それはもしかしたら、いつ誰かに見つかるかるかもしれないという
スリリングな初体験になるのかもしれない
・・・・と、その時、私はまだ小さかったのではっきりとは思わなかっただろうけど
そんな人生の冒険への予感にワクワクしてたのかもしれない
いつか大きくなって冒険にでかけるその時、
「私の身の丈は一体どのぐらいなんだろう?」と
思いをめぐらせるのが、
大中小のスープ皿やスプーンや椅子やベッドなんだなぁ


やっぱり好きだなぁ~この本
と、親離れしたくて、家から出たく仕方が無かった女の子(私)は
大人になって、子供たちに読み聞かせながら思ったのでした



実は「3びきのくま」はいろんな作家のものが7冊ぐらいあるらしいです
読み比べてこれをチョイスしたのではなくて
これしか知らないのでこれにしました

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