寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

なつかしい便り(追記)

2009-03-30 14:06:24 | 日々徒然
あ、そうだ
彼岸中にKさんから電話が入ってたんだ
ある冊子に教区の行事レポを書いたら、『読んだよ~』って電話をくださったのでした
Kさんは同派他教区の坊守さんで、あれはまだ私が独身だった頃
インド・ネパールへの団体ツアーでご一緒させていただいた素敵な先輩
以来、お会いする機会は無かったんだけど
年賀状のやりとりだけは続いていていたのです
電話をいただけるなんて思ってもみなかった
しかも、来月の研修会にもし私が出席するのなら出かけてみようかと思う
・・・・・って夫に伝言があったらしい
あのツアーからすっかり歳をとって、恰幅も良くなってしまって
怠惰な生活がにじみ出てる自分を見られるのはちょっと恥ずかしい気がするけど
それ以上にお会いできることが嬉しい
くしくもこの春、彼岸会のお客僧さんはそのツアーで一緒だったご住職の息子さん

そういえば、これまたそのツアーで知り合った年下のKちゃんから
『今年は児連とハンセン氏病の関係で九州に行くよ~遊んで~』って年賀状が来てたんだった!!


『人間関係サボらないように』
satoちゃんの言葉
思い出しながら
早速連絡取ることにします!!





・・・・二人とも留守だった・・・・・
夜に又お電話することを約束・・・・

そうそうsatoちゃんにも上山の連絡しとこうと思ってたんだ


追記
先ほどkさんより電話が入りました
挨拶もそこそこにあれこれ話すことがいっぱい!相変わらずパワフルで刺激的な内容にますますお会いできることがますます楽しみになりました!
言われて気がついたんだけど
今回の講師も一緒にツアーに行ったんだったわ

『現世をすぐべき様は』(彼岸法話より)

2009-03-30 10:42:51 | 
「現世をすぐべき様は、念仏の申されん様にすぐべし。念仏のさまたげなりぬべくば、なになりともよろづをいとひすてて、これをとどむべし。いはく、ひじりで申されずば目をまうけて申すべし。妻をまうけて申されずば、ひじりにて申すべし。住所にて申されずば、流行して申すべし。流行して申されずば、家にいて申すべし。自力の衣食ににて申されずば、他人にたすけられて申すべし。一人して申されずば、同朋とともに申すべし。共行して申されずば、一人籠居して申すべし。衣食住の三は念仏の助業也。これすなわち自身安穏にして念仏往生をとげんがたえmには、何事もみな念仏の助業也。三途へ返るべき事をする身をだにもすてがたければ、かへり見はぐくむぞかし。まして往生程の大事をはげみて、念物の序行とおもはずして身を貪求するは、三悪道の業となる。往生極楽の念仏申さんがために、自身を貪求するは、往生の助業となるべきなり、万事かくのごとしと」
                   『和語燈録』巻五 by 法然上人

今回のお客僧さんのご法話の中で使われていました

最近よく真宗のご法話のなかで出遇います
『法然上人ってやっぱり凄い方なんですね
 そして、親鸞聖人は師・法然聖人の一番言いたかったことを唯一つ選び
 それ以外は一切、どうでもいいこととと捨ててしまった
 何かを一つ選びとるというのは他のものをすべて捨てるという事です
 これも凄いことですね』・・・これは若坊守学習会でのN先生の言葉



大好きな言葉だけど
ちゃんと文意を受け止められているかどうか不安にもなる文章です




親鸞聖人は妻帯、あるいは家族をもつということを真宗寺院の・・・念仏者のあるべき姿として選んだのではなく
ひじり生活をどうでもいいこと・・・と捨てたんです・・・・よね

花まつり(おぼえがき)

2009-03-29 01:14:40 | 
彼岸会法要終了しました

実は今年から彼岸会二日目の午前中に花まつりをすることにしました

今まで単独一日行事だったはなまつりをこのようなですることになったのは
いくつか理由があります

◎地域の子どもさんが段々少なくなってきて、
 高齢過疎地のここでは今後増えてくる見込みが無いこと
◎子どもだけの行事で無くて年配のご門徒さんとともに勤めたかったこと
◎今までは新学期ギリギリの日程でしていたので、里帰り中の孫さん等参加しにくかった 
等です

さて、
例年のように地域の子ども達に花御堂の飾り付けをお願いしました



はなまつりには予想以上に沢山の方が参加してくれました

甘茶をかけて



ゲームを楽しんで・・・



そして、こどもお斎



お客僧さんと子ども達だけでおときをいただきました
みんなお行儀良くいただくことが出来ました
就学前の小さな子どもさんも大人と全く同じ、一人前としておときになおります
うちのおときには『おから』が鉢にたっぷりつくのですが
この『おから』を知らない子どもさんが多かった!
大人の人に『これは何?』って聞いてました
恐る恐る食べてた子ども達、案外お気に召したようで沢山食べてました
『お子様ランチ』的なものではなく、こういうものをきちんとした場でいただくのものもいいね・・・・って沢山の大人が感じていたようです。

単独ではなまつりを行っていた時に比べると
少し時間的に慌しい感じもしましたが
おおむね好評だったようです
家族の協力、子ども達の参加が年々少なくなっているように感じられて
先行き心配していたこのはなまつりですが
参加いてくれた子ども達や若いお母さん達、お孫さんを連れて参加してくださった方々に
はなまつりに対する気持ちを失っていたのは実は私だったんだと気づかされ
試行錯誤しながらこの集いを大切にしていきたいなぁと
改めて強く思ったことです

さて、
午後の法要も終了して、役員さんと反省会
その反省会の片付けも終わって、夕飯の準備をしたら
野球部の送別会へダッシュ!
明日は朝から子ども会の歓送迎会→引き続き子ども会打ち上げ(夜の部)です

それが終われば一息つけるはず・・・・・・

リサーチャー

2009-03-28 00:38:32 | ちょっと感じたこと
お彼岸一日目勤まりました

法座に座ってじっくり聴聞したいんだけど
自坊での法座は悲しいかな、本堂に入ったり退出したり
なんか落ち着いて聴けません
あそこと・・・ここと・・・・とかじり聴きです
お門徒のみなさんはどうかしら?
・・・・と御堂内を見渡してみる

最近男性の方が段々と増えてきたなぁ~って思う
よく、お寺参りは女仕事、お宮神事は男仕事と言って
当山でも女性の方が圧倒的に多かったんだけど
ここ4年ぐらい、男性の方が少しずつだけど、確実に増えてきている
丁度住職継承したあたりからなのでなんとか理由を探そうとしたけど
理由は実はよく判らない


それから、お斎のご加勢の方(主に女性)が歳をとって世代交代するとき
最近はその家のお嫁さんでなくてお嫁に行った実娘さんが加勢を引き継いでこられることが増えてきたように思う
理由は・・・・憶測の粋を出ないが・・・・。
 
いずれにしても法座デビューである
今までお寺にご縁の薄かった方が初めて法座につかれると
『どうか今日のご法話が、なんかこうグッとくる内容でありますように
 この、せっかくのご縁が『また、来よう』思うような内容でありますように
とドキドキしながらお客僧さんの話を、そういう視点で聴いてしまう
法座後、
『今日のお説教は良かったね、○○さんもうなずきながら聴いてたよ』って住職に報告すると
『結局、あなた自身はなにも聴けていないんだね』って・・・・・。


そうね、リサーチャーではいけないよね

明日は午前中は花まつり
午後は平常どおりのご法座が勤まります    合掌

家の手伝い

2009-03-26 02:20:07 | 日々徒然
桜の花が咲き始めています

去年痛んだ枝を思いっきり剪定したので今年当山で花見はできそうにありません
が、
気がつくと畑の豆たちの花が咲いていました
この時期花は桜と菜の花だけじゃないんですね
畑の野菜達も地味ながら(ホントに葉っぱの勢いに隠れてあまり目立たないの)
ちゃんと花を咲かせてます



一輪として名もない花など無くて
 色とりどりの名前にほこらしく咲く
 星だって鳥だってたとえ僕が知らなくても
 恋だって そう あなたが気づかなくても~

と歌いながら草を抜いている私です
雑草なんて名前の植物なんて無いのにね
これは花の芽、これは雑草・・・って選びながら・・・・。
『ホトケノザ』迷ったすえに全部抜いてしまいました・・・・。ゴメンネ・・・。

今日はこどもたちにも働いてもらいました




・・・・なんか娘ちゃんでっかく見えるわね・・・・
Pとは20センチぐらい身長違うんだけど

『家』の手伝い
こどもの長期休暇のしおりにはたいてい『家の手伝いをしましょう』って書いてある
最近子どもたちがお寺に生まれたから、手伝うことが多くて嫌だ・・・・って文句を言う
確かに本堂や広い境内の掃除や行事の手伝い、あれこれ
そんなにはさせてないやん・・・・って思いながら
お寺の手伝いが嫌なら、お寺の用事で忙しい家族の代わりに家事や畑仕事をして協力してくれたらいいんだよ
って言っている
実際、お兄ちゃんは信念をもってお寺の部分は絶対に手伝わない、そのかわりに家事の方限定で手伝ってくれる
それでいいよ・・・って思ってる
だいたいこちららがやらせたいと意図してる事には一通り反抗してくるよね
(・・・・って・・・・う、うちだけ?
それよりも意識しない親の無防備な後姿に影響される方が大きいらしい
親はそんな子どもの姿、生き様を見て自分の後姿・・・やってきたこと、生き様に気づかされるんだね・・・・きっと
『自己を知る』という大きな命題は
人や社会との関係性の中で気づかされる
・・・・去年の女性会議で感動したある方の言葉


ところで
『誕生した子どもは次期住職なるという僧侶の家族全員で宗教活動をしているというのが、真宗教団の特性・・・・』
ある方が書いておられた
そういう家族もおられると思うが・・・・それが真宗教団の特性・・って
だったら我が家は・・・・失格なの?




なんてあれこれ考えながら
子ども達と一緒に一通り庫裏の掃除もやり終えてほっとしたと思ったら



あちこちにサラ砂がこぼれてるやん


Pちゃん、午前中中学の部活に行った格好のまんま掃除してたのね
動く度にグラウンドでくっつけてきた砂がサラサラと・・・・・・・。



スリリングな出来事

2009-03-25 00:50:50 | 日々徒然
今日は彼岸法要の買出しに行って来ました

ちょっと足を伸ばして『安売王』に


砂糖10㎏に茶菓子、ビールにビニール・ガゼット袋に割り箸、紙コップ、半紙、その他もろもろもろもろもろ・・・・・・
子供たちに荷物持ち頼んだけどあっさり断られた・・・・
以前はついでにカートに自分用のお菓子をこっそり放りこんだり出来るので
喜んでついてきてたんだけど
大量にお菓子の入ったカート押してたら
『まぁお菓子こんなに買って・・・・体に悪いのに・・・』ってオバサンにコソコソ言われたらしく
それが嫌で同伴してくれなくなったのだ
・・・オバチャン・・・恨むぜ・・・・



って事で
今日は1人でカート二台に籠4個積んで、駐車場3往復は覚悟で買い物始めたら

お金を財布に入れ足してくるのを忘れてたことに気がついた!
確認したら8000円と小銭がほんのちょっとしか無い

で、一旦籠に入れたものを
他の店で買ってもあまり値段の変わらないものをから戻しつつ
8000円以内で買えるものを頭でイメージしながらお買い物
ここ、郊外の店でキャッシュカード使えるとこが近くに無いんだもの


で、
レジに到着
ドキドキしながらお会計
8000円を超えた時にはドキドキマックス!


そして、結果は・・・・・・


合計金額と財布に残った小銭

ハァああ~やばかったぁ~、
そういえば若い人は知らないかもだけど
昔テレビで、会場に並べられた商品(値段は隠してある)を出来るだけ手持ち金額一杯一杯で買って、一番限度額に近い人が全商品を貰えるって番組があったなぁ~って思い出したり


WBC決勝戦といい、今日はドキドキハラハラのち快感~な一日でありました



きゃべたま

2009-03-24 01:45:23 | 料理
うちの冬キャベツはとうに食べつくされ

よそ様からもわずかに畑に残る冬キャベツをいただいたりするのですが


そろそろ市場では春キャベツも出回ってるのかな?



いつもお世話になってるcookpadさん
他にお気に入りのレシピブログもあるけど
家にある食材で、簡単・早い・手間いらず・・・なレシピを探そうとおもったらここ!


で、こんなレシピを見つけました

キャベツ半玉使ってきゃべたま


フライパンで荒めのきゃべつの千切りを蒸し焼きにして卵をまわしかけだけなんだけど
今日の夕飯に出したら大好評でした!
きゃべつと卵ってもともと相性良いけど

ローカロリー
きゃべつの消費
大人数分の惣菜がほったらかしで一気に出来る
調理器具が汚れない
野菜嫌いのこどもでも大量摂取!


ってことでポイント高いです!

我が家では豚肉を間に挟んで
調味料は塩コショウのみで作ってみましたが
goodでしたよ

最近夕飯を写真に撮る余裕が無くて・・・・
写真無しですが・・・・

春彼岸

2009-03-23 07:43:31 | 日々徒然
金・土・日と世の中3連休だったんですね

サラリーマン居ない・・・・・
卒業したこども2人
学生だけど春休み中のこども1人
の我が家の曜日感覚はゼロでございます


さて、
3連休とお彼岸が重なって例年以上にお忙しかった寺嫁様も多かったかと思います
お疲れ様でした
我寺は墓地がありません
納骨堂があるのですが、これは村の共同墓地のようなもので、運営、管理は一切加入者組合があたってますので、お寺は納骨堂に敷地を提供しているだけ(ちょっとした掃除や花立て、鍵や照明の管理なんかはしてますけどね)
ここ数日は一日中誰かの話し声や車のドアのバタンバタンという音が絶えずしてましたが、こちらはマイペースで月末の彼岸会法要の準備をやってました
墓参は
年寄りから子どもさんまで一家で足を運んでいただけるのでいいですね
納骨堂に加入されている方の所属寺もそれぞれですが、
当寺のご門徒さんは本堂の方にお参りされたり、庫裏の方に声をかけていただいたり
ご近所の方が多いこともあって、身も心も普段着でご挨拶
こどもさんにも『はなまつりおいでねぇ~』って声をかける

・・・・てなふうで
オープンテンプルとでもいうんでしょうか
彼岸中は誰でも、何処にでもご自由にお参りください
・・・・って感じで

ある意味、お彼岸中なのに()非常にお気楽な寺嫁です


塾通いで生活リズムを遅夜型にする受験生も居なくなったし
ここんとこ
兄ちゃんもPも遊び歩いて夕飯外で済ませてくること多かったし
彼岸法要準備は別として
母としても楽させてもらってるわね

そろそろ気合入れてく?