寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

若坊守学習会のお知らせ

2009-01-31 00:37:12 | 
前回の学習会では
第22願(還相回向の願)について学びましたが
会員より
聞き足りない所が有る
もう少し先生にお聞きしてたいことがあるということで
お願いして
次回二月の学習会もこの22願についてもう少し時間をとっていただくことになりました。

前回配られた
法語カレンダー随想集 今日の言葉 2009より


より

念仏に遇わせた縁は念仏に遇いえたあとも行き続ける。苦悩や欠乏感・不安感はおのずから安心や豊かさを希求するが、これが消えることは無い。それがあり続けるからこそ念仏も働き続ける。この法語の前の句は「無上涅槃を期すること」だが、わたしたちの切実な願望を否定してあるのではなかろう。もちろん延長線上にもない。ささやかだが切実な願望のその際(きわ)、瀬戸際か臨界、また願望の極まるその一寸先にある。
 念仏ひとつの身になる(往相)ということは念仏へと背中を押した縁に、わずかでも是非を超えた確かな「すすめ」(還相)がいただかれるところに証がある。親鸞聖人は送られてきたお布施を「念仏のすすめのもの」といただいている。
 念仏へと促した縁に向き直っての対面は迷いとの対面である。それは自分との出会いであり、ひととの出会いである。また格闘でもある。いずれにしても初めて草の根へ還っていける自由な道である。ただし、「すすめのもの」を本尊にしてしまうのはわたしたちのつねである。だから聖人は還相回向を浄土に還って来た時のことにしている。意味深いものがある。思慮を超えているが道筋はつけられてある。



これを手がかりに還相回向について学びます


それから
前回の講義録音
最近すっかり滞りがちですが
来週中には若坊守HPにアップしますので
もう一度お聞きになりたい方はアクセスしてください
ネットで聞けない方はCDにコピーも出来ますので連絡してください

『子どものホ・ン・ネ辞典』

2009-01-30 00:08:39 | 絵本・読み聞かせ
本日K小学校高学年読み聞かせ会


写真絵本「ゆき」
中国の伝説「ニューワと九頭の水牛」

雪に関しては素敵な写真絵本が沢山ありますね
読み聞かせはそれぞれに得意分野だとか声質に合った本ってのがあるけど
私は結構科学絵本系が気に入ってるし、合ってるような気がする
でも、写真が主体で文字が少ししかないのって難しい
声に自分の感動を乗せて伝えたい、表情をつけたいって思うけど
読み手の解釈で暴走したり、演出過剰では聞き手の邪魔になるし
かといって、自分の感動(如是我聞)が無ければ伝わらない
作品(作者の言いたいこと)を伝えるってのはそういうことなのかなぁって思う
お聖教もそうだよなぁ



さて、
読み聞かせから帰って部屋を掃除してたら
懐かしい絵本がポンって置いてあった

『子どものホ・ン・ネ辞典』




Pが母さんに見せるためにわざわざ引っ張り出してきたのかと思った

だって・・・・




受験生Pはあとひとつ数学の点が伸び悩んでる
数学さえもうワンランクアップするといいのにね
・・・・って母の気持ち


見抜かれたか!

と思ったらPは関係なくて娘の読みかけだった

人生、時にこういう粋な偶然が起こったりするね

お留守番

2009-01-27 10:36:40 | 日々徒然
本日

予定通り義両親は某温泉所へお出かけしております

留守中
特別なことは何ひとつしてなくて
普段の日常生活まんまなんだけど
なんかこう気持ちが解き放たれるというか
買い物に出ても、夕飯作ってても、追い立てられる感が無いと言うか・・・・・
昨日は授業参観だったんだけど
参観後の下駄箱でのママ友達との立ち話もゆうに30分はやってたかな

で、あまりにも緩みすぎた私は
10時頃にはすでに酔っ払いになっていて
予想通り朝は寝過ごしてしまいましたが
こういう時は子ども達も心得ていていてくれて
母の手を煩わせることなく
それぞれに登校して行きました
みんなありがとうね♪

娘などは
『母さん、爺ちゃん婆ちゃんが居ない時にすき焼きしたってわかったら
 なんか悪いから、ちゃんと片付けといた方がいいよ』
って大人なアドバイスを言い置いて出かけました
確かにね
ちゃんと昼ごはんで食べ片付けしときます

さて、今から歯医者に出かけます

ぶろぐ

2009-01-26 00:53:21 | ちょっと感じたこと
一夜明けて
体の具合は特になんともなくてホッとしたものの
どうも気持ちが上がってこない
今朝も路面は濡れてる程度だけど
湿った雪が相変わらず降っていて
Pの塾の送迎はマッちゃんちにお願いしたし
月に一度のゴミの分別収集は来月に繰り越すことにして
家から出ずにじっとしてます



さて、
明日は義父母が義姉さん夫婦と一緒に一泊温泉地に出かける予定なんだけど
この雪、寒さ・・・・
どうなるかしら?


『いつも仕事にばかりして、めったに出かける訳でも無し
 私ばかり外に出させてもらって申し訳ないし
 せっかくお姉さん達と出かけるの楽しみにしてるのに、
 雪で行けなくなるなんてかわいそう
 なんとか天気が回復して予定通り行けるといいね』

『いつも仕事仕事って、こちらがたまには遊んだら?って言っても
 仕事しないで外に出かけるなんて出来ないわ・・っていう感じで
 頑なに拒否するのに
 お義姉さんが誘えば素直に遊びに行くのね
 私ばっかり出かけてるって引け目ももちろん有るから
 どうぞ、どんどん出かけてくださいね
 せっかく爺婆出かけて
 久しぶりに家でのんびり自分ペースで過ごせるって言うのに
 雪で中止にでもなったら・・・・困るよ・・・・・私が・・・・
 なんとしても予定通りにお出かけしてもらわなくっちゃ!』


多分どっちもホントの気持ち
そして
相手とその場の状況とで更に上手く言葉を組み合わせて使い分ける事だって出来る
もちろんブログに書き込む事だって有る
どんな風に書くかはその時の気分しだい

言葉は身から離れた途端に自分の意図とは一切無関係に
無防備に他人の面前にさらされる
ましてブログの性格上
書き込まれた言葉が誰にどんな風に受け止められたとしても
説明も言い訳も出来ないわけで・・・・・

そういう話を
この間の懇親会の二次会でY子先輩と話した

特にリアルに近しい人の目に触れた時
書き込まれた言葉が相手を不用意に傷つけていないことを願う

traffic accident

2009-01-24 14:08:17 | 日々徒然
慣れない凍結した雪道

普段なら絶対車でなんて出かけないんだけど
どうしても行かなきゃ間に合わない事情があって

とりあえず無事に帰り着いて
ホッとっした
・・・・と同時に「凍結してても大丈夫やん」
って気の緩みが出たのだと思う


少し日が差してきて
これぐらいなら歯医者にぐらい行けるだろうと再び車道に出たとたん
スリップ!
慌ててブレーキ
更にスリップ

そして
私の車を避けようとブレーキを踏んだ後続車がスリップして
追突される・・・・・・・・・・。

車後部大破
幸い誰も怪我のなかったのが救いです


保険会社の判断ではどうなるか判らないけど
「凍結道路では車は乗らない」という
私の判断で防げる事故でした


自動車販売店の方から
いつもの軽自動車だったら大怪我してたね・・と言われました
今更ながら
ゾッとしています

真宗サンガ

2009-01-23 14:04:46 | 日々徒然
お受験保護者のコメントを書きながらですが・・・

今夜は楽しい若坊守懇親会です


「寺嫁さんに誘われた・・・・」と言う風に一部情報が流れてるみたいですが
私、若坊守懇親会の連絡係りやっただけですから
「○○寺の坊守さんたら、うちの嫁を遊び事に誘惑して・・・・
なんてあらぬ嫌疑をかけられないようにちゃんと会の趣旨を説明して参加してくださいね


会の趣旨は
そう、
「真宗サンガ
  -寄り合い談義して座談力・物申す力を高めよ深めよ!」ですっ!
恥ずかしがりやさんな私達はお酒の力もちょっぴり借りて
大いに談合してまいりましょう!・・・なんちて



・・・・って事で
冬のお出かけメニューの定番おでんをコトコト煮込んでます
そろそろおでんにも飽きてて
シーズン初めのような
「おっ!おでんやん!やったね」的な反応は期待できませんが
時間差帰宅のお兄ちゃん達にも
いつでも暖か美味しいおでんは
お出かけ主婦の強い見方です!!


心配なのは今夜は予報が出てるって事

では、お出かけ準備をもうひと頑張りしてきます!


受験・・・君は何と戦っているのか

2009-01-22 09:20:49 | 子育て
味噌を作ったり、甘酒作ったりしてるうちに
我が家の受験生Pにもいよいよ本番が近づいてきましたよ~

去年の今頃はお兄ちゃんが受験生で
『母と兄ちゃんは近寄るとすぐ科学反応しはじめるから危険だ
とPが言うぐらい
寄ると触ると親子バトルをしてたなぁ~

今年はどうかというと・・・・。
やっぱり科学反応起こしてます


ただし相手は受験生Pではなくてやっぱりお兄ちゃん

勉強してるPの横で
「そんなん勉強せんでも受かるやろ~
 なんで勉強するん?
 数学がお前の人生に必要か?」等等々・・・・

おいおい、兄ちゃんよぉ~
ごちゃごちゃごちゃごちゃ煩~い
しかも相変わらず兄さんは
「受験勉強が人生に何の意味が有るんか」なんて挑んでくるから
ついつい母も熱く反応してしまうやろ


思えば兄ちゃんの受験は徹底した俺様マイペース
やらなければならないことは何もなかった
やろうと自分で決めた事はやる、やりたくなければやらない
出来ても、出来なくてもかまわない
結果にも頓着しない
ただそれだけ
有る意味達観してたのかも
お兄ちゃんの受験は
「あんたのやり方、考え方はそりゃ違うだろ」・・・って
彼のペース、考え方、やり方を乱そうとする者・・・σ(・・;) me?
との戦いだった


一方、Pの受験は自分との戦い
遊びたい自分、やりたくない自分、問題が解けない自分との戦い
勉強しながら一人でイライラ段々熱く発火してる
やらなきゃいけないと思ってる自分やりたくない自分


それぞれだねぇ~

いずれにしても親の口出しはあまり意味は無さそう
それどころかかえってに火を注ぐことが多い気がする

好物でも作って応援してやっかぁ~
お腹すかせて待ってろ息子達!


来年は娘も中学生
彼女がこれから何と戦わんとするかはまだわからない

読み聞かせ

2009-01-21 10:06:31 | 日々徒然
今年初のY小学校高学年での読み聞かせ

『のはら歌Ⅰ』から「いのち」
それと丑年にちなんで『わらの牛』

「いのち」
ちょっと難しいかなぁ?って思いながら選んだこの詩だけど
この短い詩からどんなこと感じてくれたかなぁ
超シンプルなメッセージは想像力、感受力を刺激して
どんなに沢山の言葉を尽くしても伝え切れないものを
簡単に相手に届けてしまう
そういう力を持ってると思う
何が届いているのかは読み手にも謎
読み手も又子どもと共に届けられてる一人だから

読み聞かせは「児童教化(子ども達に南無阿弥陀仏を伝えること)は難しい」
と感じる自分の立ち位置をちょっと考え直すきっかけになった


読み聞かせは楽しい
私自身がのびのびと楽しめている
子ども達は読み手である私が
「誰か」とか「どんな人であるか」ということを問わない
そんな余計なことには心とらわれず
本からのメッセージを受けとってるって感じられるから

Y小学校に知ってる子が殆ど居ない…ってのもあるかな
これがわが子の通う小学校で
「あっ!○○ちゃんのおばちゃん!」「お寺のおばちゃん!」ってコトになると
なんとなくそういう衣を着てしまいがち
読み聞かせが始まると、子ども達は読んでるおばちゃんのことなんか関係なくなって
本をまっすぐに見つめてくれるけどね

そんなん気にしなけりゃいいやん!
って・・・・ホントそう思ってるんだけど
結構自分はそういうのに弱いらしい・・・

どんな場面でも
立場や肩書きを意識すると
いらん気負いや緊張が出てきて
それはなんとなく周りに伝わってしまうし
自分自身が楽しめなくなってしまう

私自身がいきいきとお寺ライフを楽しむ為にも
『坊守』という肩書きを心の枷にしないように
・・・・・と思います


ところで
昨日は仏教婦人会の新年会に参加してきました
別院参拝して、のち食事&温泉のバスツアーです

殆どが80歳~70歳の役員会の方々と一緒に坊守も数名参加
もちろん私が最年少
帰ったらドット疲れが出て夕飯の用意だけすませて
後は休ませてもらいました
楽しかったんだけど
「最年少&坊守」っていう立場を勝手に自分に課して立ち振る舞って疲れてしまったような・・・・・
まだまだですなぁ~