寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

読み聞かせ(7月・図書館定例会)

2010-07-11 02:06:16 | 絵本・読み聞かせ
毎月一回、土曜の午後からやってる読み聞かせ
私は、土曜は動きにくいからあまり参加できないんだけど
今日は、急遽ピンチヒッターで行ってきました


担当は桃太郎の紙芝居


これやだぁ・・・・・・

紙芝居は本の読み聞かせと違って、声色で演技しなきゃいけない
登場人物(動物も)多いので
結構大変!
それにさ
桃太郎って侵略戦争を髣髴とさせない?


桃太郎の姿が、日の丸の鉢巻に陣羽織、幟を立てた姿になり、犬や鳥、猿が「家来」になったのも明治時代からである。それまでは戦装束などしておらず、動物達も道連れであって、上下関係などはない。明治の国家体制に伴い、周辺国を従えた勇ましい日本国の象徴にされたのである(桃太郎-wikipediaより引用)


そういう見方に気づかなければ
よくある勧善懲悪な日本の昔話なんだけど
一度、そういう事が気になってしまうと
無邪気に読むことが出来なくなってしまう

子ども達はこれからそれぞれが自分自身で考え、気づき、受け止めていくのだろうけど


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6 コメント

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本当に自分で考えるかな? (らん)
2010-07-11 10:02:51
私としては読まないほうがいいと思うんですけど。
悪い奴はやっつけるということを刷り込まれるような気がする。
鬼の存在をどのようにとらえるか、難しいと思う。
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どうして…? (koba)
2010-07-11 16:04:23
どうして日本の昔話とかってアメリカみたいな明るさがなくて根っこに暗さがあるんですかね~
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らんさんへ (寺嫁)
2010-07-13 02:23:17
「ももたろう」
これまでどれだけ多くの子どもたちに愛され、読み語り継がれてきたのかと思います
やはり「刷り込み」になっているのでしょうか
ももたろうに限らず、昔話や子ども達が見るテレビも
「悪い奴をやっつける」パターンがとても多いですよね
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kobaさんへ (寺嫁)
2010-07-13 02:34:14
日本の昔話って暗いかな?
確かにやっつけられる「鬼」や隣のいじわる婆さんやいじわる爺さんは
どこか滑稽で、悲哀が漂いますよね
そして一方で成敗する側は
水戸黄門的なすっきり感が有る!
日本人って、水戸黄門好きだよね~(笑)
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昔話 (らん)
2010-07-13 09:42:32
日本は「勧善懲悪」
鬼を被差別の人たちに見立てて、という見方もあるらしい。

アメリカのいわゆるお話は、王子様が現れてハッピーエンド、というのが多い。
ここジェンダー突っ込みするところ。
若桑みどりさんの「お姫様とジェンダー」に詳しい。
ディズニーの功罪も大きいですよ。
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らんさんへ (寺嫁)
2010-07-13 23:38:03
>鬼を被差別の人たちに見立てて・・・・
そういう見たてもあるんですね
なんか鬼=外国人ってイメージだったんですが
お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に・・・ってのもいジェンダー的に「突っ込みどころみたいですよ

「お姫様とジェンダー」・・・・
友達に借りて手元まで届いてたんですが
結局読み遂せずのまま返却してしまいました。残念!
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