寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

第29回 大経の会ご案内

2015-03-30 16:57:08 | Weblog

第29回「大経の会」ご案内 

テキスト「大経」は前回で読み終えたということになりますが、「行信一念」や「三不信」についてもう少し聞きたいというリクエストがありましたので、今回は大経全体についての「おさらい」ということで先生にお願いしています。他にも「ここが聞きたい!」等ございましたらお知らせ下さい。当日でも結構です。

  日時  4月10日(木)10時~15時
  会所  当山

前回は、となえるは「称える」か「唱える」か? その違いを「念声是一」を手がかりに考えてみた。18願で「十念」というが、それはもともと口で称えるのではなくて、行を積みかさね、心を整えて、仏を思い浮かべる(観想)心の働きのこと。それを善導大師が口で称えること「十声」だと言い換えた。普通は心で思う方(努力が必要)が、口で称える方(誰でも出来る)より重いと考えるが、やり易いから称えなさいというわけではない。口先だけで唱えているようだけどそうではない。「称」にはものの程度をはかり定めるという意味がある。南無阿弥陀仏と称(とな)えることと、名号の徳(本願利益)によって浄土に往生できることは天秤の重さが吊り合うように等号であり、御名を称することは、そのまま本願名号に称(かな)ったものと読み取ったということ。法然、親鸞もその教えを受け継がれ、故に真宗では通常「称える」を使用してきたが、その土台となる「念」も「声」も一つであるか否かというのは、現在も継続の課題なのである。

 また、大経の結語(237P~239P)では、「難」について考えた。我々は仏や法に遇い難く、もし遇えても行ずることも、信を得ることも困難である。最後まで煩悩の自分を離れないそれでも信心を開こうとするところに「難」がある。と、同時に出遇い難きものに出遇えた、その歓びを「難」と表現し、それ程に優れた教えと称(たた)えている。信心を知らない者には信心を得ることの難しさも喜びももわからない。「難」とは、お念仏に出遇えた者だからこそ感じる深い感情なのである。(講義より)

 


3月19日(木)のつぶやき

2015-03-20 01:37:54 | Weblog

友達のお寺でやってる体操教室に通い始めた。まだ何回かしか行けてないんだけど、昨日草取り3時間やって、いつもなら股関節がめっちゃ痛くなるんだけど、全く痛くない!普段の生活では全く効果なんて感じてなかったけど、やれば何かが確実に変わってくるってことか!願わくば減量とシェイプアップを!



お聴聞

2015-03-16 08:26:11 | Weblog

昨夜
友達のとこの彼岸会に参らせてもらった

19時半からの夜席 

他所のお寺さんでお聴聞させていただくて
いいもんですなぁ
聴聞することだけが、唯一自分に与えられた居場所

電話がなっても
チャイムが鳴っても
どこかで人がザワザワってしても
心振り向けなくていいし

夜の法座ってのが
その後の用事に心急かされなくて
またいいんだなぁ~

昔、田舎のお嫁さん達は
仕事漬け、気遣いの日常から離れ
こういう時間が欲しくて、お寺の座に足を運んだということを
聞いたことがある

現実には、年配の方々が「夜はもう出きらん 」って言われて
当山なんかは次々と夜の行事を昼に移動、もしくは消滅させているだけどね(^_^;)

あ~久しぶりに
嬉しい法座でした 

 


3月14日(土)のつぶやき

2015-03-15 01:36:31 | Weblog

春ジャガイモ・・・・二十日までに植えるのが農家暦。今日お月忌に伺ったSさんから途中の土寄せと堆肥の入れ方等ちょっとしたコツも教わった。じゃがいもはあんまり手を取らないから我が家の畑向きです。ちょっと急がなきゃな。


@ffoomi 昨日の画像ではわかんなかったけど、草履の鼻緒の花模様が可愛いね!これで3000円とは!買い物上手だわ!



役割分担

2015-03-13 22:43:49 | Weblog

細かいことまで言い出すと諸々不満はあれど
我が家は
これは女の仕事、これは男の仕事ってのはあまりこだわらず
結構家事も、家業も夫婦でうまいこといってるのではないかと思っていた

夫はかなりのイクメンだったし
掃除は嫁より完璧にこなせるし
炊事とその片付けだって、あたしができない時はほぼ当たり前にやってくれる
最近では同居の年寄りの介護や通院、薬の管理まで
夫婦どちらが居なくても まぁ大丈夫かな・・・・ってな具合

妻に関していうなら
自分で言うのもあれだけど
僧分の資格的にできないこと以外は
必要があれば法務も引き受けている
前住職がやってた仕事も、事務仕事やると蕁麻疹が出るという住職に変わってやってるし

今んとこ
取り立てて大騒ぎする問題はなくない?なんて思っていた

そう、思っていたのだ
義母がその仕事が出来なくなるまでは・・・・

その仕事とは、アイロンがけとお裁縫 
どっちも苦手・・・嫌い分野(^_^;)
・・・・だし、
今まで母の仕事だったから当然女の仕事だよね!
って押し付けてくるのに反発があったのです

今御飯作ってるし
炊事終わったら、事務仕事あるし
あなたテレビ見て、寛いでるやん?
アイロン・・・・真四角のハンカチにかけるだけだよ?
繕い物・・・あたしだって苦手だよ
以前は家庭科は女子の選択科目だったけど 
今は男子も女子もやってるやん

 

しかも先ほど、住職が爆弾発言
「ハンカチがしわくちゃで、法衣が破れたら
 坊守の評価が下がるよ」だってさ
ゔ~ん・・・そこかぁ~・・・・・世間の評価ってやつね

しかし
大抵のことはうまく行ってるつもりになってたけど
たまたまお互いの都合や、好き嫌いがうまく噛み合ってるだけで
今回のような些細な対立に
実はどうしても相容れないお互いの本質がでてるんかもしれんな
まぁいいか・・・・ってどっちかがやっちゃえば
事はいつもどおりすんなり収まるんだろうけど
面倒くさいこと覚悟で、根っこのとこ話し合うってのが
なまじ上手くいってるだけに、
私達夫婦に欠けてるとこなのかもしれないな(^_^;)