アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

悪戦苦闘の建築士さん

2008年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム

2007年、一人の○歯建築士の耐震偽装設計の建物が全国で見付かり国政を巻き込む大社会問題に成った。資力の無い建築士は何も賠償できず建主は泣きの涙。この事件がきっかけでザル法と言われた建築基準法は急に蟻も逃さぬ厳格運用で今まで一ヶ月程度で許可が降りた建築確認申請は物によっては四ヶ月経っても降りて来ない。当然工事の着工ができず建築オーナはカンカンに怒り、建築士はウロウロしてノイローゼになり、建設会社は倒産に追いこまれる。

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9月25日、国土交通省所管の「管理建築士の講習」が津市の総合文化センターでびっちり一日掛けて行われた。何と最後の1時間はテスト、当然合格出来なければ「管理建築士」の資格は無い。管理建築士は建物の全責任を負う事になり今までの様な無責任な対応は罰則が課せられる。当然其れに伴う権限と報酬が得られますが社会は急にこの変化を認めてくれるでしょうか。先進国でも最低であった建築士の権威、これで少しは向上するでしょうか、犠牲も伴うがこれは○歯建築士のお陰。国民の財産を守るにはお医者さんや弁護士さんクラスの権威が必要でしょう、当然其れに伴う人格が要求されますが。

何れ誤魔化しがバレルと判っていながらだまし続ける社会保険庁の年金改ざん問題、食品業界の日付改ざん、肉やうなぎの産地偽造、一流料亭の客の食べ残し付回し、汚染米の販売、乳製品のメラミン混入等の誤魔化しが何時まで続くのでしょうか。答えは人類が続く限りでした。

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お彼岸さん

2008年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

9月23日はお彼岸さん。朝5時50に起きて久し振りにお墓参りに出かける。たまのお参りにご先祖さんも渋いお顔、何とかご機嫌を取って大量に線香を焚いて先祖さんを偲ぶ。

此岸(しがん、迷いの世界)の世界から彼岸(ひがん、悟りの世界)に行くのが彼岸の言われ、この日は地獄の釜も休みとの事ですが。

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この季節になると真っ赤な彼岸花が田圃のあぜに咲き乱れます。地獄の釜の残り火が地上に吹き上げてきたのでしょうか、葉も無い花だけの彼岸花に秋の深まりを感じます。

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炎か、花火か、彼岸花は真っ赤です。

お釈迦さんの説かれた仏教の教は総てが因果の法則、原因が有るから結果がある、今苦しいのは苦しまなければ成らない原因があり、今幸せなのは多くの方(先祖さんを含めて)のご縁のお陰。幸せに成れる方程式は既に2500年前にお釈迦さんによって完成されたが凡人はその方程式を解こうとせずお金儲けで忙しい、忙しい、で此岸でもがく。人間は賢いのかアホなのか、やっぱりアホでした。

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世界文化遺産 比叡山

2008年09月21日 | インポート

台風13号が去ったが気圧配置が安定せず今日は一日中、そんな中、京都の比叡山に行く。

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目的は比叡山東塔にある大黒堂参拝。9月21日はこの堂に祀られている三面出世大黒天さんの甲子会(きのえねの日)の祈祷の法要の日です。この三面出世大黒天さんは簡単に言うと商売を守護される仏さんです。つまり商売繁盛かな

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道中は一時激しい雨に降られましたが駐車場に着くやいなや不思議とは上がりに成った。この比叡山延暦寺は最澄(伝教大師)が785年、19歳の若さで開山された、そして日本の仏教界を代表する法然上人、親鸞聖人、栄西禅師、道元禅師、日蓮上人などの名僧が修行された一大仏教大学のお山です。

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1987年、世界各国から宗教者がこの比叡山に集まって「比叡山宗教サミット」が開催され世界平和が宣言された。しかし残念ながら未だ世界各地で紛争は止まず、その根底には経済戦争、宗教や思想から生ずる争いが多い。ある方は言った、「この世から宗教が無くならない限り争いは絶えない」と。そうとも言えるかな。難しい問題だ。

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この大きな鐘楼は大講堂まえに有る「開運平和の鐘」とも呼ばれる大鐘で除夜の鐘のメーンステージだそうです。平和は人類永遠の課題です。世界平和はともかく家庭平和が一番大事なのではないでしょうか。

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新しい友達 PART2 自転車

2008年09月12日 | 日記・エッセイ・コラム

先日皆さんにお願いしましたベトナムのハン君の自転車は無事に手に入りました。私の知人の市の方にお願いしましたら駅などで乗り捨てられた自転車は一定の期間、市で預かり持ち主が現れない時は廃棄処分にするとの事です。ご覧の通りの新車に近い自転車を市の方は私の家までわざわざ届けて下さった。自転車も新しい主人の所で頑張ってくれるでしょう。

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当然ハン君は大変喜んでくれた。

「たまには神戸に居るお母さんに電話を入れてあげなよ、喜ぶと思うよ」

「ほとんど電話はしない、話す事も無いし」

「そうかな~、心配していると思うよ」

「お父さんとお母さんは何時も喧嘩をしていたから嫌いだ」

何処の国も中々夫婦間は難しいな~

「ハン君はどれだけ給料もらえるの

「八月は残業も多かったので24万円ほど貰えると思うよ」

「えっ、随分貰えるね、普通は18万程度だよ」

「もっと欲しいよ、30万程度はね、」

「そら多い程よいが、どうしてそんなにお金がいるの」

「今、母親に15万円程度仕送りしているし、出来たら20万程度は仕送りしたいよ」

「偉いね~、ハン君、頑張れ応援するよ、困った事が有ったら電話をして」

彼は親の事を余り好いていない様な事を言っていたが本当は思いやりの深い優しい子なのだ。

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自然の脅威

2008年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム

八月二日に三重県北勢地方は記録的な豪雨でした、一時間当たり100mm程度の集中で各地は災害に見舞われました。あらためて自然の脅威にただ唖然。

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この写真は桑名市多度町の某ゴルフ練習所の擁壁が崩壊し下の民家を直撃。民家のご主人の話「虫の知らせで飛び起きて部屋から出たら寝室に土砂とコンクリートが流れ込んだ、危機一髪だ」と震えて話してくれました。これは天災ではなくずさん工事の人災では

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被害が集中したのが三重郡菰野町、この写真は湯ノ山の水産センターに面した川の石垣です。根元が現れ崩壊寸前。復旧には莫大な予算が必要でしょう。

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壊滅状態の湯ノ山水産センターです。清涼を利用して鱒やアマゴの養殖で湯ノ山の観光スポットでしたがご覧の有様です。車が流れ込んだ所は鱒の釣堀池でした。養殖の約7000匹は流れ出したり埋まったりして全滅でした。

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「危機一髪」 これも湯ノ山です。民家の住宅の足元が流木と濁流で流され崩壊寸前の危機一髪。命は助かった事と思いますが何とも痛ましい姿です。

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向こう岸には「湯ノ山ロッジ」が有ります。増水が減った川ですが、向こう岸に立っている男性とこちらの川岸に立っている男性との間には本来橋が架かっていたのですが跡形も無く流れてしまいました。

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山が荒れ、倒木が散乱していた処に記録的な集中豪雨、木が流れ出し、流木が橋にひかかり、水の流れを変え、被害が拡大した、自然の営みに目を向けなくなった私達の生活にバランスが崩れた自然に被害が増大してしまった。

コメント (2)
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