アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

三尺三寸箸の話

2009年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

旅人が地獄の世界を旅していまして、その地獄の光景を覗いてみますと。

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三尺三寸(約1m)も有る長い箸を使って食事をしています。しかし箸が長いので中々上手に自分の口に食べ物が運べません。

「お前の肘がつかえて食事が出来ん、もっとあっちへ行け

「何を云っているか、お前が邪魔で上手く箸が使えん

食事をしながら地獄の餓鬼達は相手が邪魔で食事が出来ないと喧嘩が始まりました。相手を邪魔にし、ののしり、自分の事だけを考えて地獄に来てまで又喧嘩です。

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旅人は今度は極楽の世界を覗いてみました、やはり三尺三寸も有る長い箸で食事をしていました。

「お前さんはこのエビが好きだから取ってあげよう」と云って自分の前にいる人の大好きなエビを長い箸で相手の口元に持って行きました。

「有難う、貴方は鶏の唐揚げが好きだから取ってあげよう」と云ってエビを取ってくれた人に同じく長い箸で相手の好きそうな物を取ってあげていました。長い箸なので自分の口に食べ物を運ぶ事は大変ですが相手の口に運ぶ事は簡単です。

相手に物(心)に施すと不思議と自分に返ってきます。相手の物(心)を取ろうとすると不思議と自分の物も取られてしまいます、と云うお話でした。地獄も極楽も死後の話ではなく今の生活なのです。ここで問題です、日頃はどちらの事を私はしているでしょうか

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北村 勲 展

2009年09月24日 | アート・文化

今日は三重県屈指の観光都市、志摩市に来ています。

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志摩市は浜島町、大王町、阿児町、志摩町、磯部町、が2004年に合併した55000人程度の市です。真珠産業で有名な温暖な地域で海と島が入り組んだリアス式の地形で魚貝類の美味しい所で、志摩スペイン村が有り観光リゾート都市です。

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そこの阿児アリーナで地元の画家、故 北村勲(結婚されて山川に改姓)の遺作展が催しされたのでお手伝いをする。昨年東京ビックサイドでの出展に次いで二回目です。

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地元の三重テレビやケーブルテレビ、伊勢新聞、中日新聞などの取材も有り地元の画家と云う事で一般の入場者も連休明けの平日にも関わらず沢山の方が少し変わった前衛画を鑑賞された。

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北村(旧姓)画伯は北海道産まれ、1960年~1978年頃まで東京に在住、当時30歳代の前衛画家でした。その当時の大作を25点程残されてから、奥さんの生まれ故郷の志摩に移住された。その後は絵画の活動を辞められ66歳の若さで永眠されました。これらの作品は余り人目に出る事も無く30数年間山川家の倉庫に眠っていましたが画伯の永眠をきっかけにこの世に出展される事も感慨深いものを感じます。フランスのゴーギャンもそうでしたが芸術家は不思議と亡くなられると作品の価値が上がるものです。芸術の秋です、24、25、26日の三日間、阿児アリーナのロビーに展示されていますので時間が有れば見て下さい。

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彼岸の入り

2009年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は彼岸の入り、この季節になると我が家の近くには真っ赤な彼岸花が咲き乱れます。

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快晴の青い空と真っ赤な彼岸花がとても綺麗です。この赤い色はあの世(彼岸)の地獄の炎の色なのか、それても極楽浄土の輝きの色なのか、一度あの世に行って確かめたいものです。しかしあの世に行って帰って来た人って聞いたことが無いのでうかつにあの世にも行けず。

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近所の庭先に白い彼岸花が有ると云うので撮影に行く、確かに有りました。ラジオの放送で黄色の彼岸花が有ると云っていましたが未だ黄色の彼岸花は見たことが有りません。

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青い空と白い彼岸花、如何ですか。日本の国旗、白地に赤く。平家の白に源治の赤、運動会の白組、紅組、年末の紅白歌合戦などと日本人は白色や赤色が好きな民族なのでしょうか。

秋の彼岸(23日)、ご先祖さんを偲び今の幸せに感謝、感謝。

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アンコールワット展を見る

2009年09月19日 | アート・文化

菰野町に有るパラミタ美術館にアンコールワット展を見に行く。

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アンコール王朝は6世紀頃からカンボジア(クメール民族)によってヒンドゥー教と仏教の宗教を発展させ、アンコール遺跡群として1992年にユネスコの世界遺産に登録された。

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特に有名なこの遺跡「アンコール・ワット」は寺院の有る町と云う意味で12世紀ごろに建造された石の寺院です。しかしカンボジアの内戦でポルポト派によって大きく破壊されましたが今では随分復旧したそうです。

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ヒンドゥー教の神、ガネーシャです、頭は象の顔です。ガネーシャは王さんの子として産まれましたが父である王さんの顔をよく知りませんでした。王様が宮殿に帰ってきた時、無礼をはたらき首を切られてしまいました。母である王妃はこの子は王の息子である事を明かし、宮殿の側を通った最初の生き物の首をシヴァ神が息子の身体につないだのでこの様に象の頭になったそうです。智慧と幸運を呼ぶ神さんです。

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これは仏陀坐像です。仏陀が涅槃(悟り)の境地に入るため7週間にわたる禅定の間、滝のような雨が一週間も降り続いた。ナーガ(蛇神)は七つの頭を大きく広げて仏陀を守った。光背が七つの蛇の頭で仏陀はとぐろを巻いたナーガの上に座っています。

日本は神道の国でしたが仏教が渡来し神仏混同の宗教文化が栄えた。カンボジア(東南アジア地方)はヒンドゥー教の地に仏教が入り込み共に栄えた、何処かよく似ている感じです。

神像、仏像などの顔を拝顔していると信仰の歴史、奥深さが時空を超えて感じられる。そして科学が進歩しても人間の本質で有り永遠のテーマである「私は何処から来て、何処へ行くのか」をフト頭の中を横切った。

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何でも炭にしちゃう

2009年09月12日 | 日記・エッセイ・コラム

私が所属とていますNPO法人 環境改善技術推進機構ではユニークな炭化装置の紹介が先日有りました。

木炭や竹炭は燃料、土壌改良剤、消臭剤、水質浄化材、調湿材、生活健康資材として多方面に使用されている事は皆さん既に御承知の事と思います。しかし昔からの炭焼きは技術的にも熟練が必要ですし労働力も大変です。

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この奇妙な機械が何でも炭(炭化)にしてしまう優れものだそうです。木材や竹はお手の物、汚泥や食品残飯、家畜の糞までOKだそうです。プラスティク関係は炭には成りませんがダイオキシン等の有害物質は一切出ないそうです。

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或るコーヒメーカは今までコーヒの搾りかすを産業廃棄業者に委託して処理したり、肥料に加工していましたが処理費に多大な費用を掛けていたそうですが、この炭化装置を導入してコーヒの搾りかすを炭化して土壌改良剤や水質浄化剤とした処、経費の節約に大きく貢献したそうです。

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或る会社の方は生のパイナップルを炭化装置に入れパイナップルを炭にしたそうです、何に使うの。インテリアとして、空気清浄器として土産物にしたそうです、随分売れているそうです。皆さんこの炭化装置を使って何か良いアイディアは無いでしょうか。

このNPOに興味のある方は  http://www.eita.or.jp を見て下さい。

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