アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

観音さんと自分

2010年12月14日 | 宗教、信仰

私どもに一番馴染みの深い仏さんと言えば観音さんでは無いでしょうか。観音さんも沢山みえますが千手千眼観音さんは手が千本有りその手には小道具と目が有って私達の悩みに対応されています。本当に仏像には千本の手が有るかと申しますと一般的には42本だそうです。

目で見るものも有れば、風呂加減をみて、と云う時は目で見るのではなく一般的には手でみます。料理の味をみて、と云う時は舌で味をみます。つまりみるとは五感で感ずるものです。

Photo

本来の観音さんの意味とは違うのですが自分が車を運転している姿は一種の観音さんの様に思われた。目で前方の景色や道路状況を見て、手はハンドルを握り無意識のうちに道路状況に合わせてハンドルをきる。耳はラジオやCDを聴き、口は音楽を口ずさみ、又ブツブツと文句を云い。足はアクセルやブレーキを微妙な感覚で踏み安全運転に気を使っている。観音さんの手の様に自分の五感で意識している様で、そして無意識に情報を処理して運転をしている。

Photo_2

京都の三十三間堂の観音さん(国宝 湛慶作)

本当の観音さんは私どもの苦悩を取る為に有りとあらゆる方法で無意識のうちに意識して見守ってみえる。観音さんのは見るでは無く感じる観で有って何事も心でみる事の大事さを教えてみえる様な気がした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする