今年も恒例の出雲さん参拝、みろく苑の方々と二泊三日の行程で今年一年のお礼参りに出掛けました。出雲地方の神さんは国作りの神さんで日本の歴史の源となる神々様の故郷で有ります。
出雲と云えば先ずは出雲大社(大国主尊)です。平成25年の遷宮に合わせて工事中の為、本殿でのお参りは出来ず仮殿での参拝でした。お伊勢さんも平成25年の遷宮に合わせて総ての社が建て替わるのですが、出雲大社も60年に一度の遷宮ですがここは建て替えではなく大修理がおこなわれています。
恵比寿、大国とよく言われますが大国さんは出雲大社、恵比寿さんは美保神社です。今年話題になった「ゲゲゲの・・・・・・・・」故郷、境港の入り口付近です。本殿は国の重要文化財です。わら畳の上に座って冬の寒風に吹かれてのお参りは身が引き締まり心が洗われます。
今年からお出ましになったのか、備前焼の狛犬さん、鼻の穴が大きくユーモラスな格好で私達を迎えて下さった。
全部で9社の神社を参拝しましたが私が特にお気に入りの神社を紹介しています。ここは大変古い神社で神の魂と書いて神魂神社(カモスジンジャ)と云います。神殿は典型的な大社造りで国宝です。お伊勢さんの神社の建て方は唯一神明造りと云って日本の神社建築の二大工法の一つです。
この洞穴や竹組み、榊の垣、何なのでしょうか。古代信仰の面影なのでしょうか。木も山も岩も水も総ての物に神の魂が宿ると云う神道の原点の考え、総てのものを受け入れる神道の精神は争いの無い平和な世の中の源ではないでしょうか。
未だ少し早すぎるかもしれませんが私にとっては本当に素晴らしい一年で有り感謝が絶えませんでした。