難産に難産を重ね、死産に近い状態で今日を迎えましたトヨタ系の某運送会社の「いなべ荷捌き場」の地鎮祭が行われました。
建設予定地
この仕事を私が受けたのは平成19年、丁度建築士法が変り建築基準法が厳格運用になり建築許可が大変遅れ社会問題になった時でした。私共の不手際もあり役所から許可を頂いたのはやっと今年(平成21年)になってからでした。
昨年の九月までは景気も良く何ら問題も無かったのですがご承知の様に昨年末から未曾有の世界同時大不況に突入しました。世界一のトヨタでさえ大赤字のピンチです。この荷捌き場も当然こんなご時勢ですから中止になって当然です、会社の役員会でも中止の話があったと今日はじめて運送会社の役員さんから聞いた。
しかしお蔭様でこの施設は必要な物と判断されてやっと今日地鎮祭になりました。完成は四月30日、二ヵ月半しかありません、難産に難産はもうしばらく続きますがもう先は見えてきました、二ヵ月半は死に物狂いで現場と格闘でしょう。世の中相次いで仕事が中断される中、お蔭様でここまで来れました事に感謝、感謝です。