一週間ほど前は静岡や横浜で26度になる初夏の陽気でしたが先日から日本列島は又冬将軍に占領されてしまいました。
我が故郷、多度山403m も雪化粧です、私が今、一番神経を尖らしている工事現場は以前にもお知らせした某運送会社の集配施設ですが、御覧の通り泥んこ状態です。
これは杭を打つ機械です、地面にスクリュウで穴を開け、セメントをドロドロにした物(セメントミルク)を穴に入れコンクリートパイルをその穴に挿入して基礎の土台を作る事から仕事は始まるのです。皮肉なもの工事期間が80日しか無いのに工事が始まった途端に雨や雪で工事現場は泥んこ状態です。
杭は直径30cm、長さ4mの高圧コンクリート製です。
世の中不景気のため限界まで削られる工事予算、短い工期、厳格な工事管理、気ままな天候との戦い、気の抜く暇が無い緊張感、しかし条件が厳しければ厳しいほどやりがいがフツフツと沸いてくるものです。